バングラデシュのニュース(2013/04/11)

■見出し(2013年04月11日) No2013-19
◯KSB瀬戸内海放送 シリーズ 世界のためにできること
◯イスラミ・チャットロ・シビルによるハルタルの実施に関する注意喚起
◯草の根・人間の安全保障無償資金協力 署名式  -「カグラチョリ丘陵地区灌漑整備計画」-
◯ベンガル語で歌うバングラデシュOBたち~ラジオ番組で「第二の故郷への愛」を現地語で表現
◯バングラデシュ・パキスタンの投資環境及び中小企業進出実態
◯青年海外協力隊としてバングラデシュへ 大和市在住の川島さんが出発前に市長を表敬訪問
◯バングラデシュ短信 : 2013年 3月上旬
◯バングラデシュ : ボリシャル管区視察記
◯【アジアの目】バングラデシュで雨水ビジネス
◯バングラデシュ成長加速の兆し ~ 輸出増で生産増へ ~
◯アライアンス・フォーラム財団 バングラデシュ BRAC大学
 マイクロファイナンス【顔の見える金融】1週間入門コース2013年9月コース

■KSB瀬戸内海放送 シリーズ 世界のためにできること
 http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=11
 (KSB瀬戸内海放送)

岡山県・香川県出身のボランティアを紹介。
「バングラデシュ報告 肌で感じた国際協力」
 http://www.ksb.co.jp/newsweb/meta/ko13032001.asx

「芸術祭で伝えたい…バングラデシュの魅力」
 http://www.ksb.co.jp/newsweb/meta/ko13032001.asx

■イスラミ・チャットロ・シビルによるハルタルの実施に関する注意喚起
 http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/safety/anzen090413.html
 (在バングラデシュ日本大使館 平成25年4月9日)

1.報道によれば、イスラミ・チャットロ・シビル(ICS:ジャマティ・イスラミ党
の学生組織)は、同党幹部の釈放を要求し、11日、全国規模のハルタルを終日実施す
る旨発表しました。
 現在までに政党等から発表されたハルタル及び抗議集会は以下のとおり。

  9~10日 BNP率いる野党18党連合による全国規模のハルタル
(9日朝6時から36時間)
    11日 ICSによる全国規模のハルタル
11~30日 ヘファジャテ・イスラムによる抗議集会
(※以下のとおり、各地において実施予定)
11日 シレット
12日 ブラフモンバリア
    13日 マイメンシン
    18日 ボリシャル
    19日 ファリドプール
    20日 クルナ
    26日 チッタゴン
    29日 ラジシャヒ
    30日 ボグラ
  5月 5日 ヘファジャテ・イスラムによるダッカ封鎖
        (イスラム教を中傷した者らに対する極刑の導入等、政府に対する
13項目の要求が認められない場合に実施)

2.累次、「大使館からのお知らせ」にてお知らせしておりますが、現在までにダッカ
市内のグルシャン・アベニューに面した建物に対し、火炎瓶が投下される被害が発生し
たほか、同地区やボナニ地区等において手製小型爆弾が使用される事件もたびたび発生
していますので、移動に際しては十分な注意が必要です。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、被害の未然防止の観点から、不
用不急の外出は避け、引き続き細心の注意を払って行動頂けますようお願いします。ま
た、ハルタルや抗議集会の実施が予定されている地区や政党関連施設周辺に限らず、「
いつでも、どこでも被害に遭う危険性がある」ということを改めて認識の上、不測の事
態に巻き込まれないよう、常に周囲の状況を注意深く察知し、仮に異常を感じた場合に
はすぐにその場から避難するよう心掛けてください。

万一、緊急事態に遭遇した場合は、大使館までご一報ください。

■草の根・人間の安全保障無償資金協力 署名式  -「カグラチョリ丘陵地区灌漑整備計画」-
 http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/gghsp/20130329pr.html
 (在バングラデシュ日本大使館 平成25年3月29日)

 2013年3月29日、バングラデシュ人民共和国の首都ダッカ市の日本大使館において、草
の根・人間の安全保障無償資金協力に関する贈与契約の署名式が行われました。佐渡島
志郎駐バングラデシュ特命全権大使は、当地地方公共団体である「カグラチョリ県丘陵
評議会」代表と122,961米ドルを限度とする「カグラチョリ丘陵地区灌漑整備計画」に関
する贈与契約を結びました。

 カグラチョリ県丘陵評議会(Khagrachari Hill District Council(KHDC))は、1997年
のチッタゴン丘陵和平協定に従い、カグラチョリ県の一般行政・法秩序・開発・県評議
会を「監督・調整」する自治機関として改組され、農業支援、教育、公衆衛生等の活動
を通じて、同地域の開発に貢献してきました。

 日本政府はチッタゴン丘陵地帯において、これまで草の根・人間の安全保障無償資金
協力を通じ、国連開発計画による「チッタゴン丘陵地帯における多目的コミュニティセ
ンター建設計画」、ブラック(バングラデシュ農村振興委員会)による「チッタゴン丘
陵地帯コミュニティーベース・ヘルスケア・プログラム強化計画」を支援することによ
り、同地域住民の生活向上及びそれを通じた「平和の定着」に貢献してきました。

 カグラチョリの住民の生計はほとんどが農林水産業に依存しているものの、灌漑整備
が進んでいないことから、農業の生産性が課題となってきました。草の根・人間の安全
保障無償資金協力による「カグラチョリ丘陵地区灌漑整備計画」により灌漑設備を整備
することにより、農産物の生産量と生産性の安定・向上、ひいては同地域の平和定着に
貢献することが期待されます。また、同計画が地域行政機関であるKHDCにより実施され
るものであることから、地方(local)ガバナンスの強化にも貢献するものとなります。

■ベンガル語で歌うバングラデシュOBたち~ラジオ番組で「第二の故郷への愛」を現地語で表現
 https://netcom.joca.or.jp/modules/contents/2013/04/bangradeshob/
 (青年海外協力協会)

「故郷から遠く離れたこの日本で、愛するバングラデシュをこんなにも近く感じること
ができるとは。自分が生まれ育ったあの美しい村の風景が、すぐ目の前に浮かびました。
本当に感動しました。ありがとう」

バングラデシュの美しい村を歌ったフォーク・ソングを聞き終わり、インタビューを求
められたバングラデシュ人の観覧者は、興奮気味にそう答えた。2013年3月2日、東京都
渋谷にあるNHKホールで、ベンガル語のみで進められるラジオ歌番組の公開収録が行われ
ていた。

司会がベンガル語で歌い手を呼ぶ、バングラデシュの民族衣装に身を包んだ参加者がや
や緊張気味にステージへと上がる。ベンガル語で自己紹介をし、そして声高らかにベン
ガルソングを歌い上げる。歌っているのはバングラデシュ人ではない、次々と登場する
歌い手の全員が日本人である。

ベンガル語でGANGAN歌いまshow! ~Gane Gane Bangla~
(※「GAN(ガン)」はベンガル語で「歌おう」)

このなんとも珍しい催しを企画したのは、NHKワールドラジオのベンガル語班に勤務する、
乾(旧姓三橋)愛子OG(平成17年度3次隊/バングラデシュ/村落開発普及員)。自身も
深くバングラデシュの文化を愛し、ベンガル語の持ち歌も多くある乾OG、更なるバング
ラデシュと日本の友好のきっかけになればと、今回のイベントを計画した。

<ベンガル語で歌える日本人募集!>

対象がかなり限られてしまうこの呼びかけに、果たしてどれだけの人が集まってくれる
のか、愛情を持って送り出した企画であったが、当初は番組として成立するのかどうか、
乾OGは非常に不安だったという。

だが最終的には、協力隊のバングラデシュ経験者はもちろん、企業の現地駐在経験者、
ベンガル人を友人や家族に持つ方、ベンガル語を学ぶ学生など、色々な立 場から参加者
が集まった。また、この番組に興味を示す在日ベンガル人、日本人も多かったため収録
模様は公開される運びとなり、多くの観覧者が集まった。来 賓として在日バングラデシュ
特命全権大使も出席され、番組の収録が始まった。

はじめに登場したのは東京外国語大学でベンガル語を専攻する学生たち。バングラデシュ
独立時の様子についての記念碑的唱歌「アマル・バイール・ロクテ」を堂々と歌い上げ
た。バングラデシュは自らの母国語を守る運動の盛り上がりが独立のきっかけとなった
国であり、ベンガル語に特別な想いを抱いている。ベンガル語を真剣に学ぶ日本人学生
たちの歌に、観覧者たちは静かに聞き入っていた。

その後も多くの出場者が登場していく。須田綾OG(平成17年度3次隊・バングラデシュ・
村落開発普及員)は自己紹介として自身の任地であった村の名産の「非常に甘い」お菓
子についての逸話を披露し、会場の笑いを誘う。同時期に赴任されていた隊員OBたちと
チームで登場した佐藤利哉OB(昭和56年度1次隊・バングラデシュ・農業協同組合)は当
時の隊員時代から「持ち歌」であったという伝統的な映画音楽をしっとりと聞かせた。

大トリとして最後に登場したのは鵜澤威夫OB(平成21年度4次隊・バングラデシュ・日本
語教師)。流暢なベンガル語で、歌についての説明をはじめる。
「バングラデシュと日本の友情が、これからもずっと続くよう、ベンガル人と日本人が
一緒に歌える歌をつくりました」

鵜澤OBがバングラデシュでの活動期間中、まわりのベンガル人や日本人など多くの人を
巻き込んで作り上げた「友好ソング」、タイトルは「アミ ラル ショブジェル デシュ・
トゥミ シュルジョドエル デシュ(日本語タイトル:「きみは緑におひさまの国 わた
しはおひさまののぼる国」)」

バングラデシュと日本、これからも本当の友人としての関係を続けていきたい・・・、
国同士の友情をベンガル語と日本語のそれぞれで歌ったこの歌は、昨年2012年の日バ国
交40周年のテーマソングとしても採用され、これまで既に多くの機会で歌われ、インタ
ーネットを通してシェアされ今も拡がり続けている。

「ひとつの種から生まれたわたしたち、シャプラとサクラ・・・」(※「シャプラ」は
バングラデシュの国花である睡蓮)という歌いだしではじまるこの友好ソングは、あら
かじめ来場者にも歌詞のカードが配られ、その場の全員による大合唱となった。

かつての任地、第二の故郷への愛を、その国の文化への敬意として表現する。協力隊経
験者発のこの非常に珍しい企画は大成功に終わった。

昨年の国交40周年に続き、今年2013年は、バングラデシュへの協力隊派遣40周年の年(
累計派遣人数は1,100人を超える)である。これからも協力隊経験者が仕掛ける多くの催
しが開催される予定のようだ。

番組は3月23日・30日と2回に分け、バングラデシュとインドで短波放送された。またNH
K world Radio Bengaliのウェブサイトでも放送日から1週間のあいだ、放送内容を聞く
ことができる。

▼NHK world Radio Bengaliウェブサイト(ベンガル語ページ)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/bengali/top/index.html
(※ページ内、「3月30日」の欄にあるスピーカーのボタンをクリックすると再生されま
す。4月上旬まで)

◆鵜澤OBの歌う「アミ ラル ショブジェル デシュ・トゥミ シュルジョドエル デシュ(
日本語タイトル:「きみは緑におひさまの国 わたしはおひさまののぼる国」)」を以
下のURLで聞くことができます。
https://soundcloud.com/takeo-2/ami-lal-sobjer-desh-tumi-1
(※画面上部中央の黒い部分「Click to play」をクリックすると再生されます)

■バングラデシュ・パキスタンの投資環境及び中小企業進出実態
 http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2013/03/20130325140701.html
 (神戸市アジア進出支援センター 2013年4月26日)

神戸市アジア進出支援センター顧問である甲南大学 経営学部教授 安積敏政氏及び当セ
ンターシニアマネージャー八伏俊彰氏が、本年2月16日から24日にバングラデシュ ダッ
カ及びパキスタン カラチを訪問し、同地進出した日本中小企業などへのヒアリングや各
種市場調査を実施しました。

バングラデシュでは人口は1.5億人、日本の4割ほどの国土の中、1人当たりGDPは1,000
ドル以下ですが、首都ダッカは急速に発展しつつあり、国全体が縫製産業をベースに成
り立つ中、日系縫製関係企業や果敢に挑戦する日系エレクトロニクス企業があります。

パキスタンでは人口1.8億人、日本の約2倍の国土を持ち、治安不安はぬぐいきれない中、
地道に活動している中小企業や既進出大手企業から見た中小企業進出課題点などを中心
に、両国の中小企業進出実態をお話しいたします。

さらにバングラデシュにおいて、日系企業の誘致にご尽力されているJapan Friendship
Eco Energy City(工業団地)代表のM.M.ラジャ氏を講師に招き同国の投資環境の実態
をお話しいただきます。

概要
1.日時:2013年4月 26日(金)14:00~16:30(受付開始13:30~)
2.場所:神戸国際会館802・803会議室(神戸市中央区御幸通8丁目1番6号)
3.定員:50名(先着順)
4.参加費:無料
5.主催:神戸市、ジェトロ神戸
6.内容:講演(1) 「バングラデシュ、パキスタンへの中小企業の進出実態と今後の展望-
           7社の事例研究を中心に-」
     講演(2) 「バングラデシュで初めての日本工業団地進出計画」
7.申込締切:2013 年 4月 25日(木)17:00必着
8.申込方法:参加ご希望の方は、企業名・参加者名・所属・役職・住所・連絡先(TE
L・FAX・メール)を記載のうえ、FAXかメールにて当センターあてにご送付下さい。

お申込み・お問合せ:神戸市アジア進出支援センター(担当:檀特、西野、八伏)
Tel:078-231-0222
Fax:078-231-0256
Email:asia-biz@office.city.kobe.lg.jp

■青年海外協力隊としてバングラデシュへ 大和市在住の川島さんが出発前に市長を表敬訪問
 http://www.city.yamato.lg.jp/web/kouhou/n20130319.html
 (大和市 2013年3月19日)

独立行政法人国際協力機構(JICA)の「青年海外協力隊平成24年度4次隊」として、バン
グラデシュに赴任する川島史織さん(大和市中央林間・27歳)が19日、出発を前に、大
木哲・大和市長を表敬訪問した。

 旅行会社に勤務経験のある川島さんは、外国の魅力を現地からPRしたいと思い、青年
海外協力隊に応募。約2か月間の研修を受けた。

 赴任するバングラデシュでは、首都ダッカのバングラデシュ観光公社に配属され、さ
まざまな情報手段を利用して現地の魅力を発信したり、観光客誘致のための支援をした
りする。派遣期間は2013年3月~2015年3月。

 大木市長は、「健康に気をつけながら、多くのことを吸収してきてください」と川島
さんを激励。川島さんは、「現地で使うベンガル語をたくさん練習してきました。今は、
現地へ早く行きたいという気持ちが大きいです。観光開発の協力ができればうれしいで
す」と話していた。

 川島さんは3月28日、バングラデシュに向けて出発する。

■バングラデシュ短信 : 2013年 3月上旬
 http://www.aap-net.com/docs/bg2013-3a.pdf
 (アジアアパレルものづくりネットワーク 2013年4月12日)

1.バングラデシュの社会不安・政治的混乱、既製服輸出に暗雲
2.昨年度、社会不安・政治的混乱のため、既製服部門は350億タカの追加生産コス
トを支出
3.バングラデシュの社会不安・政治的混乱を避け、輸出業者、国外に事務所開設
4.通貨タカ高、輸出業者を圧迫
5.C&F、徹底した火災安全監査の実施
6.BGMEA、ウットラに新事務所開設
7.ニットウェア輸出、日本市場に明るい見通し
8.ラーマン・バングラ大統領死去
9.6月から、香港にバングラデシュ人のメード誕生
10.マレーシア、パドマブリッジ建設事業に参画提案
11.世界銀行、バングラデシュの新規プロジェクトに、12億ドル融資
12.外国為替貯蓄、140億ドル超え
13.新規則制定で、バングラデシュ保険市場に外国直接投資(FDI)が流入
14.各種プロジェクト進行
15.ダッカ-チッタゴン高速道路建設決定

※詳細はリンク先をご確認下さい。

■バングラデシュ : ボリシャル管区視察記
 http://www.aap-net.com/docs/bgshisatsu.pdf
 (アジアアパレルものづくりネットワーク 2013年4月12日)

3月初旬、私は世界の最貧国バングラデシュの中でも、さらに貧困地域とされているボ
リシャル管区に工場適地調査を兼ねて、足を運んでみた。
人件費は70~75%ほどで、工員の定着率はよい。土地は安い。物流事情は悪くはな
い。反面、意外に年間の昇給率が高い。
縫製経験者は皆無。電力供給が不安定、ガス供給がないため、エネルギーコストが高く
つく。
結論 : ボリシャル管区に工場進出しても、大きな利益が見込めるということはない。

1.ボリシャル管区の位置および交通機関など
2.ボリシャル管区の人口・面積・人口密度
3.ボリシャル市の様子
4.ボリシャル工業団地(BSCIC)の概要と様子
5.視察工場報告
6.工場立地調査 結論
7.ボリシャル空港の現状

※詳細はリンク先をご確認下さい。

■【アジアの目】バングラデシュで雨水ビジネス
 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130404/mcb1304040503016-n1.htm
 (SankeiBiz 2013年04月04日)

「バングラデシュの雨水は東京の水道水よりも不純物が少なく、純水に近い。十分に飲
み水と料理に使うことができます」

 そう話すのは、30年以上にわたり雨水を研究し、近くバングラデシュで雨水利用シ
ステムの会社を立ち上げる「天水(あまみず)研究所」社長の村瀬誠氏だ。水ビジネス
関係者の間では「ドクター・スカイウォーター」として知られる。

 ◆BOPが対象

 「初期雨水を避けて貯(た)めれば、有機物がないため、菌は繁殖せず、水も腐らな
い。蚊が入らないようにすれば、ボウフラも湧くことはありません」と村瀬氏。

 2000年にバングラデシュを初めて訪れて以来、同地の水事情の悪さを解消するた
め、自ら立ち上げたNGO(非政府組織)を通じ、雨水利用システムの普及に取り組ん
できた。NGOでは現地の人々の生活を支えるほどの金を稼ぐことができず、システム
の普及に限界がある。そこで、BOP(人口ピラミッドの下に位置する人々、年間30
00ドル=約28万円未満で暮らしている貧困層)を対象とするビジネスとして取り組
むことにした。国際協力機構(JICA)のBOPビジネス連携推進プロジェクトの一
つとして事業可能性調査を進めてきた。

 もともとバングラデシュでは、他の国際NGOが雨水タンクを無料で供与していたが、
管理維持する仕組みがなく、1、2年で使われなくなっていた。

 それを現地の人々が管理し、運用する仕組みを作った。まず、タイ東北部で使われて
いた漆喰(しっくい)製の大きな壺(つぼ)作りをバングラデシュの左官職人に学ばせ、
技術を持ち帰らせた。

 壺は高さが約1.2メートル、直径が約1.8メートルで、新しい会社では設置代を
含め1つ6000タカ(約7000円)程度で売る予定だ。現地の所得水準では高いが、
分割で買えるため、従来の水くみ費用などを考えると、2年程度でもとがとれる金額だ。

新会社「スカイウォーター・バングラデシュ」は3年後に黒字を目指す。

 「雨水は無料でも、管理には金がかかる。BOPビジネスとすることで、長く続けら
れる仕組みを手頃な価格で実現できる。また現地の人がもうかるとわかれば、自分たち
で仕組みを広げていくようになる」(村瀬氏)

 ◆費用かけず長く

 もともと村瀬氏は、大学で薬学を学び、東京都墨田区の職員となった。保健所での勤
務当時、墨田区が洪水に見舞われた際、防疫や消毒指導にあたったのがきっかけで、雨
水をいかにコントロールするかについて研究を始めた。その後、雨水利用に行き着いた。

 「バングラデシュでは池の水を『雨の水』と呼び、降る雨を『空の水』と呼んでいま
す。大事に取っておいて友人が来たときに振る舞うのが『空の水』。だから、私も天水
と書いてアマミズと呼ぶようにしました」

 国連の統計では、世界中で安全な水を手に入れることができない人は11億人に上る。

 日本も、最近は自治体が水道システムの輸出に力を入れ始めている。逆浸透膜を使っ
た海水の淡水化など多額の費用がかかる仕組みは、どこの国でもできるわけではない。
大規模な水プラントを作り、そこからパイプを引いて水を配り、確実に料金を徴収する
システムを導入できる国はアジアでは少ない。

 「いかに費用をかけず、長く行えるかが重要です。天水プロジェクトは、雨の多いア
ジアにあったシステムだと思う」と村瀬氏。

 昨年、静岡の御殿場に転居し、手に入れた住宅を改造、18トンの雨水を貯められる
貯水槽を設置した。これでほとんどの生活水をまかなっている。「妻も私も雨が降るの
が楽しみです。直接取った雨水で入れる紅茶の味は格別ですから」。確かに、御殿場の
雨水はおいしかった。(編集委員 宮野弘之)

■バングラデシュ成長加速の兆し ~ 輸出増で生産増へ ~
 http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/fujii/pdf/6694.pdf
 (日本総研 2013年04月05日)

(1)本年に入り、バングラデシュ経済が再び成長加速に向かう兆し。同国の場合、四
半期QEが公表されないため、名目ベースながら、直近の動向を整理する観点から、季
節調整を施して税収動向をみると、昨年初来一進一退の推移が続いたものの、本年1月に
大幅増(図表1)。税目別には、まず所得税が昨秋から底堅い増勢に復帰。さらに、付
加価値税が昨春来の一進一退から本年1月、大幅増へ。

(2)原動力は輸出。実質輸出は2011年9月をピークとして趨勢的に減少した後、昨年8
月を底に増勢回復(図表2)。品目別には衣類や履物など軽工業品が牽引。豊富な低賃
金の労働力に着目した外資の生産拠点化が本格化。国別にはアメリカ向けが際立って増
加。次いで日本やカナダ向け、さらに韓国や中国、ロシア向けも増加。新興国間でも生
産シフトが進行。一方、実質輸入は、季節調整に伴う月次変動が大きいものの、総じて
みれば景気持ち直しを映じて昨年央から増勢。品目別には、衣類や履物の原材料である
生地・繊維や染料、ガソリンなど石油製品が増加。

(3)輸出増に伴い昨年9月以降、生産動向に明るさ(図表3)。業種別生産に季節調整
を施し、昨年7~9月と10~11月を対比してみると、繊維製品のみならず、機械機器や金
属製品、化学や食料品など、幅広い分野で生産増。資本財や部品を中心に輸入依存度は
依然高いものの、次第に国内の供給力強化。輸出や生産の増加が所得雇用環境の改善を
通じて消費増に波及。

(4)外資動向をみると、2009年を底にほぼ期を追って直接投資が増加(図表4)。昨
年下期は既往最大に。直接投資対比、証券投資は低調ながら、11年下期から資本流出か
ら流入に転換。インフラ整備を含め設備投資盛り上がりへ。同国経済は実質6%台の高成
長持続の公算大。

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アライアンス・フォーラム財団 バングラデシュ BRAC大学
マイクロファイナンス【顔の見える金融】1週間入門コース2013年9月コース

コース募集開始・コース説明会開催 (4/25, 5/16) のご案内
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/invitation.html
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「お金」は、すべての人々の暮らしの基盤であり、権利です。
途上国の貧困層の金融ニーズにこたえるため、バングラデシュではじまった
マイクロファイナンスは刻一刻と進化を続けてきましたが、今だ20億人を超える
人々がアクセスできず、生活改善や自立のチャンスを逃してしまっています。

こうした中、世界銀行グループCGAPが昨年末に立ち上げたClients at the Center Fina
ncial Inclusion Fund の理念にもあるように 最貧困層への金融サービスの提供のため
のますますのイノベーションが必要となってきています。

同時に、マイクロファイナンスは途上国/援助業界だけのものではなくなりつつあります。
グローバルビジネスの展開や、金融危機後の新しい国際金融法や金融機関の評価基準の
制定などのグローバル金融市場の整備とも密接に関わってきています。

アライアンス・フォーラム財団は、これからマイクロファイナンスが世界で担う役割に
ついて、一人でも多くの方々に考えて頂きたく、2009年にBRAC大学とMicrofinance Ins
titute を開設しました。本コースはマイクロファイナンスの専門家・教授から最先端の
講義を基礎から学び、フィールドで現場に触れることで、包括的な理解を促すことを目
的としています。
あらゆるバックグラウンドの方にご参加頂ける事を、心よりお待ちしています。

■■■ 募集要項 ■■■
アライアンスフォーラム財団・BRAC大学主催
9月28日(土)~10月6日(日)秋季コースのご案内

本コースは、このような方にお勧めです。
◆マイクロファイナンスの理解を基礎から深めたい方
◆マイクロファイナンスの様々な現場を肌で感じたい方
◆途上国のBoP(Base of Pyramid)層の家計やキャッシュフローの特徴を知りたい方
◆グローバル金融市場におけるマイクロファイナンス議論と課題について学びたい方
◆BoP(Base of Pyramid)ビジネス、ソーシャルエンタープライズに関心のある方
◆開発経済、開発援助、金融政策を学びたい方

【コース名】
マイクロファイナンス【顔の見える金融】1週間入門コース 
* Financial Services for the Poor Professional Course 修了証が授与されます

【コース期間】2013年9月28日(土)~10月6日(日)

【コース開催地】バングラデシュ(首都ダッカ・郊外)

【応募方法】
募集要項・申し込み方法は、下記をご確認ください。
 http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/invitation.html

【応募先】 アライアンス・フォーラム財団
 AFF-BRAC大学マイクロファイナンス コース担当
  tojokoku@allianceforum.org (野宮/村上)

【応募締切】2013年6月23日(日)

【参加費用】283,000 円 (往復航空券代金込み)
 費用に含まれるもの/含まれないもの詳細は、下記をご確認ください。
 http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/invitation.html

■ マイクロファイナンス説明会のご案内 ■
横浜、東京にて本コースの説明会を開催いたします。
詳しいプログラム内容について写真や映像を用いてご説明いたします。
また、過去のコース参加者による説明も予定されています。

【横浜】日時:2013年4月25日(木)19:30 – 20:45 
    会場:横浜三井ビルディング15F 横浜駅東口徒歩5分 (横浜市西区高島1-1-2)

    ※セキュリティゲートがありますので、遅れる方は事前にご連絡を頂くか、
     メールにご連絡をください。

【東京】日時:2013年5月16日(木)19:15 – 20:30 
    会場:三井別館1F 新日本橋駅及び三越前駅より徒歩5分 
    (東京都中央区日本橋室町3-1-20)
    ※三井別館裏口よりお入りください。

説明会お申込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/1g6f7zOB2vo-mKZbaQxn783QQA9wfO4OGp-FmgqWmRfc/viewform?sid=69a39ade7fd4e6b8&token=K7Smij0BAAA.xXqfYLVlg-xA34GJmLauIg.LtMpy0HxCGiKvnd8VQJVcA

※ 説明会は前日までにお申し込みください。

現地プログラム企画:
 一般財団法人アライアンス・フォーラム財団 
 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-4-20 
 三井第二別館 7階
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