◆イベント情報◆
・JATA旅博 2013 9/14~15 東京ビックサイト
・Chiku Chiku 展 9/14~9/22 恵比寿
・バングラデシュ絵画の精髄 東京展 9/24~9/29 代官山
・TV放送:日曜ビックバラエティ 9/15
・TV放送:地球ドラマチック 9/21
・グローバルフェスタ 10/5~10/6 日比谷公園
■見出し(2013年09月14日) No2013-48
〇書籍:バングラデシュ唐辛子紀行
〇雑誌:『新建築2013年9月号』
〇イベント:JATA旅博 2013 -バングラデシュ政府観光局-
〇イベント:Chiku Chiku 展 ~バングラデシュの縫う暮らし~
〇展覧会:バングラデシュ絵画の精髄 東京展
〇6割の男性がレイプ認める国も:6カ国の国連調査
〇バングラデシュに小学校 22年間、46校を寄贈し閉幕
〇株式会社ユーグレナ 「バングラデシュ事務所」を開設します
〇平和賞受賞者が脱税? ユヌス氏に法的措置へ
〇エアテル、バングラデシュにて3Gインターネット5Mhz帯落札
〇富国生命、バングラデシュ進出へ 貧困層向け小口保険の事業化調査
〇JCB、バングラデシュの商業銀行BRAC Bankと提携 (2013年09月)
〇【創刊特集】多様な国土、地方が狙い目:再進出する小島衣料の戦略[経済]
〇【創刊特集】周囲が大国という“強み”:国境を超えるインフラの行方[公益]
〇「もうけより困っている人助けたい」と雨水博士に 雨水利用の普及に努める元保健所職員
〇TV放送:我が家は国際結婚家族2 ~ファミリー・ザ・ワールド~
〇TV放送:地球ドラマチック「バングラデシュ“船の学校”で村を救え!」
■書籍:バングラデシュ唐辛子紀行
http://7seastr.com/item1/#category_4
http://www.amazon.co.jp/dp/4990394844
(七海交易 竹内 僚 著)
内容紹介
バングラデシュで、2006年に世界一辛い唐辛子としてギネス登録された「ブット・ジョ
ロキア」を栽培・加工。 そのジョロキア事業の始まりから現在までを綴った紀行文です。
著者について
2004年、バングラデシュに旅で踏み入れ、その後企業の駐在員を経て独立。
◆七海交易
http://7seastr.com/
■雑誌:『新建築2013年9月号』
http://www.japan-architect.co.jp/jp/backnumber/book.php?book_cd=101309&x_book_search=1&x_keyword_search&book_name=SK&book_year&keyword&magazine&special&book&x_page=1
(新建築社 2013年09月)
『全て返却可能な素材での施工と状況に応じたセルフビルド』
高松港・アート工房 ―ベンガル島―/吹しまづくりラボ=みかんぐみ+岡昇平+神奈川
大学曽我部研究室
解説:そこに存在するものからつくり出す=みかんぐみ
※全3ページ
■イベント:JATA旅博 2013 -バングラデシュ政府観光局-
http://www.tabihaku.jp/
http://www.tabihaku.jp/exhibitors_staging/search-details.php?num=98
出展者名/Company Name:バングラデシュ政府観光局/Bangladesh Tourism Board
ブースNo/Booth No. F-29
URL:http://www.tourismboard.gov.bd/
キャッチコピー/Catch Phrase:Beautiful Bangladesh
PR
Bangladesh is the land of green countryside, Serpentine River, natural wonders
and colorful cultural life. It is a dream destination for any kind of tourist
s as it has some mind boggling sites to die for. That’s why travel destination
s in Bangladesh are creating much focus around the world.
Bangladesh has some incredible travel destinations which has mesmerized travel
ers for centuries. Theses travel destinations of Bangladesh are very unique in
nature and visited by huge amount of tourists every year.
■イベント:Chiku Chiku 展 ~バングラデシュの縫う暮らし~
http://galleryyamagoya.blogspot.com/2013/09/chiku-chiku.html
(ギャラリー山小屋 2013年09月14日~9月22日)
2013年9月14日(土)~9月22日(日)
OPEN:13:00~19:00 (最終日22日は17:00まで)
CLOSE:月・火
バングラデシュの農村で生まれた「ノクシカタ」という刺繍の品々。
日々縫う暮らしから紡がれる「物語」を、山小屋に集めてみました。
布を広げれば、そこには膨大な時間の集積が、
エネルギーとなって伝わって来ます。
手仕事がもたらしてくれる特別な空気に包まれながら、
ほっとするひとときをぜひ山小屋で。
クッションカバーやポーチ、ブックカバーなど、
日常に寄り添う品々をお届けします。
共同企画:特定非営利活動法人シャプラニール クラフトリンク/MOVE Art Management
★特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 とは
1972年に設立された、特定の宗教、政治、企業、団体には属さない、日本の国際協力NG
Oです。南北問題に象徴される現代社会のさまざまな問題、とりわけ南アジアの貧しい人
々の生活上の問題解決に向けた活動を、現地と日本国内で行い、「すべての人々がもつ
豊かな可能性が開花する社会の実現」を目指して、活動しています。シャプラニールは、
1974年からバングラデシュの手工芸品の生産と販売活動をはじめ、「クラフトリンク」
というフェアトレード活動を行っています。今回の展示では、この「クラフトリンク」
の商品を展示いたします。
詳しくは→http://www.shaplaneer.org/
■展覧会:バングラデシュ絵画の精髄 東京展
http://www.artfront.co.jp/jp/news/20130903/#20130903
(ヒルサイドフォーラム 2013年09月24日~29日)
瀬戸内国際芸術祭で大きな話題を呼んだバングラデシュ・プロジェクト。
その粋を集めた絵画展が東京へ巡回いたします。バングラデシュの現代美術家たちの近
作33点に加え、東京展でのみ展示されるインスタレーション作品2点を一堂に展観。
バングラデシュ美術の多様な表現世界を開示します。
会期:2013年9 月24 日(火)~29 日(日) 11:00-19:00.
会場:ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟).
料金:無料
主催:在日バングラデシュ大使館
プレスリリース [pdf]:http://www.artfront.co.jp/dat/news/20130903/3.pdf
雄大な河と緑に囲まれるバングラデシュ。その文化は遥か有史以前に起源をもち、アジ
アで2 番目に古い 国際展「バングラデシュ・ビエンナーレ」は30 年以上にわたって開
催されています。生活と芸術文化が深く 結びついたバングラデシュにおける美術は、農
村に受け継がれてきた手仕事や造形表現、広くベンガル地域 に共通する多様な表現に基
づき、変化する時代と柔軟に向き合いながら、豊かな魅力を開花させてきました。 本
展は、今夏の瀬戸内国際芸術祭で大きな話題を呼んだ「バングラデシュ・プロジェクト」
の一環として 高松市美術館で開催された「バングラデシュ絵画の精髄」の東京巡回展で
す。1960 年代より現在まで第一線 で活躍する現代美術家たちの近作33 点に加え、東京
展でのみ展示されるインスタレーション作品2 点を一堂 に展観。バングラデシュ美術の
多様な表現世界を開示します。 バングラデシュ現代美術の多様性と遥かなる 自然を感
じていただければ幸いです。
■6割の男性がレイプ認める国も:6カ国の国連調査
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/11/rape-in-asia-pacific-survey-prevalence_n_3905888.html
(ハフポスト 2013年09月12日)
アジア太平洋地域6カ国において、性暴力の実態について初の調査が行われ、驚くべき数
値が発表された。
バングラデシュ、中国、カンボジア、インドネシア、パプアニューギニア、スリランカ
の6ヵ国における1万人の男性を対象に行った調査結果によれば、約10人に1人の男性(1
1%)が、パートナー以外の女性をレイプしたことがあると認めた。自分のパートナーも
含めた場合、その割合は24%まで上昇する。
「レイプをしたことがある」と答えた者の割合が最も多いのはパプアニューギニアで、
60.7%という結果になった。ただし、性暴力の蔓延の度合いは、国のなかでも地域によ
って大きく異なっている(例えば、インドネシアの首都ジャカルタでは26%、同国パプ
ア州では49%)。
今回の調査は国連の支援を受けて実施され、9月10日付けの医学雑誌『ランセット』内の
記事として発表された。
調査の対象となったのは、6カ国における18~49歳の男性。チームが1対1の聞き取り調査
を行って回答を集めた。
調査内容には、性的暴行の動機に関する詳細も含まれている。回答者のおよそ4分の3(
73%)が「自分には性的な欲求を満たす資格がある」という考え方を示し、半数以上(
59%)は「娯楽」としてレイプを行ったと説明している。また、回答者の38%は、「女
性を罰する目的」だったとしている。
今回の調査は、国連の4つの機関が合同で取り組む「パートナーズ・フォー・プリベンショ
ン」の一環として行われた。アジア太平洋における、ジェンダーに基づいた暴力行為を
防止するためのプロジェクトだ。
調査を主導したレイチェル・ジュークス氏は、「われわれは性暴力暴力が起こらないよ
うな文化を育てるよう努力する必要がある」と述べている。
なお、こうした数値は、援助団体の「国境なき医師団」が最近発表した推測とも一致す
る。同団体の推測では、パプアニューギニア国内の女性の7割が、性的または身体的な暴
力を受けた経験があるとされている。
また、今年6月には、世界保健機構(WHO)が、世界の3人に1人の女性が性的または身体
的な暴力を受けていると報告している(日本語版記事)。
□男性の半数近く「女性に暴力」=アジア6カ国で国連調査
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013091000728
(時事通信 2013年09月10日)
【バンコク時事】国連は10日、バンコクで記者会見し、女性に対する暴力に関してア
ジア・太平洋地域の6カ国で実施した調査結果を発表した。妻らパートナーの女性に身
体的・性的暴力を振るったことがある男性が全体で半数近くに達するなど、深刻な実態
が浮かび上がった。
調査は2010~13年にバングラデシュ、カンボジア、中国、インドネシア、パプ
アニューギニア、スリランカで18~49歳の男性1万178人と女性3106人を対
象に実施。妻や交際相手の女性を殴ったり性交を強制したりしたことがあると回答した
男性は、パプアニューギニアの80.4%を筆頭に全体で45.6%に上った。(2013
/09/10-17:08)
■バングラデシュに小学校 22年間、46校を寄贈し閉幕
http://town-np.jp/2013/09/12/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%AB%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1-22%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%80%8146%E6%A0%A1%E3%82%92%E5%AF%84%E8%B4%88%E3%81%97%E9%96%89%E5%B9%95/
(横浜タウン新聞 2013年09月12日)
バングラデシュに小学校をつくる会
22年前、バングラデシュの実情を見た浜市民有志が「貧困の根本的な解決は教育」と、
小学校を建設する活動を開始した「バングラデシュに小学校をつくる会」が小学校を46
校建設して寄贈、今年5月で活動の幕を閉じた。同会が寄贈した第1号校を卒業した子
どもが東京大学へ入学、アメリカで医者になり、自身で再びバングラデシュに学校建設
を始めた。着実に根付いた同会の活動の軌跡を、原田俊一前会長に聞いた。
1991年6月、発展途上国の支援団体「国際開発救援財団」理事だった故・岡幸男氏
がバングラデシュを訪問。校舎が無い子どもたちが地面に座って勉強している姿を見て
衝撃を受けた。当時バングラデシュは財政難から小学校の数が少なく、子どもたちの半
数しか学校へ通えなかった。通っている子どもたちも5人に1人位しか卒業できていな
い状況だったという。
「貧困の根本解決にはモノの援助だけではダメだ。国づくりの基本は教育が必要」、と
岡氏は小学校の建設を決意。仲間を募り、原田俊一氏、吉田登氏、高杉治興氏の4人が
中心となって「バングラデシュに小学校をつくる会」を同年6月29日に発足させた。
バングラデシュでは1校を建設するのに必要な費用は土地代、人件費などで約300万
円。寄付を募って1年1校のペースで小学校を建設する計画を立てた。これがマスコミ
に取り上げられたこともあり、22年間で46校を建てることになった。
建設された小学校は、夜は大人の識字教室に活用されたり、洪水時のシェルターにも利
用され、村の発展に大きく寄与した。
建設された小学校の寄贈式には必ずメンバーの何人かが出席。学校に行き着くまでに数
時間、未舗装の道を車で走ったり、汗がしみこんでネクタイがしぼれる程の酷暑だった
り、首都ダッカのデモでバングラデシュに入国できないなど、トラブルもあった。しか
し、村をあげての盛大な歓迎と感謝の踊り、校舎で勉強する子どもの笑顔が、活動を続
ける力の源となった、と原田さんは語る。
バングラデシュはガンジスなどの巨大河川が流れ込む最下流部に位置し、毎年雨季には
洪水の被害に見舞われる。同会が発足した1991年にも死者13万人とも言われる大き
な被害を記録した。
現在でも洪水などの自然災害、政治的不安定さで未だに貧困は脱し切れてはいない。し
かし活動を始めた22年前に比べると、電気などのライフラインは着実に整備されつつあ
るという。近年は労働力の豊富さ、労働コストの低さに注目した多国籍製造業の進出が
著しく、これからの発展を見守っていきたいと原田さんは語っている。
■株式会社ユーグレナ 「バングラデシュ事務所」を開設します
http://www.euglena.jp/news/2013/0910.html
(株式会社ユーグレナ 2013年09月10日)
10月1日、初の海外拠点として「バングラデシュ事務所」を開設します
~創業のきっかけの地・バングラデシュの首都ダッカに活動拠点を設置~
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は、バングラデシュ人民
共和国(以下、バングラデシュ)に10月1日(火)、初の海外拠点である『バングラデシュ
事務所』を開設いたします。事務所は、バングラデシュの首都・ダッカでも各国の大使
館等が集まる中心地・グルシャン地域に位置します。
◆開設の経緯
当社の創業者である社長の出雲は、東京大学1年生の夏(1998年)にバングラデシュへ
訪れた際に、「お米はあるがそのほかの食べ物が少なく、栄養が偏っていて栄養失調が
発生している」という栄養問題に直面しました。帰国後、そのような貧困国における栄
養問題を解決するために栄養豊富 かつ輸送が簡易な食材を大学内で探し求め、農学部で
出会ったのが動物と植物両方の豊富な栄養素(59種類)を持つ「微細藻類ユーグレナ(
和名:ミドリムシ)」でした。その後、2005年8月に 「人と地球を健康にする」を経営
理念としてユーグレナ社を設立し、同年12月に世界で初めて微細藻類ユーグレナの屋外
大量培養に成功、現在は国内にてサプリメントや食品として販売しています。
2012年12月から2013年3月に外務省予算により実施したバングラデシュでのODA案件化
調査の実施により可能性が示唆され、バングラデシュ事務所の開設に至りました。今後
は経営理念実現の第一歩として、バングラデシュでの栄養問題の解決に関する取り組み
を現地の企業やNGOと協力体制を築きながら進めていく予定です。
◆バングラデシュ事務所開設の目的
1.バングラデシュにて栄養問題の解決を目指した微細藻類ユーグレナ入り食品の普及
を行うための基点として活動します。
2.将来の市場性を想定し、バングラデシュ国内の企業やNGOとの連携構築を行います。
◆事務所概要
【名称】 euglena Co.,Ltd. Bangladesh Office
【所在地】 Flat #2-B, House # 3, Block # C, Road # 7,
Niketon Housing Society, Gulshan-1 Dhaka-1212, Bangladesh
【建物構造】 鉄筋コンクリート造
【延床面積】 150 m2
<株式会社ユーグレナについて>
本店・研究所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ 7階
売上高:1,585百万円
<外観>
従業員数:45名(単体、2013年8月31日時点)
事業内容:2005年に世界で初めてCO2固定能力に優れる微細藻類であるユーグレナ(和名
:ミドリムシ)の大量培養技術の開発に成功。そのユーグレナを利用し、機能性食品、
化粧品等の開発・販売を行うとともに、CO2固定化、水質浄化やバイオ燃料の生産に向け
た研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。2012年3月、八重山殖産株式会
社を完全子会社化。
以上
■平和賞受賞者が脱税? ユヌス氏に法的措置へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/38757
(西日本新聞 2013年09月11日)
【ニューデリー共同】貧困層に無担保で少額融資を行うグラミン銀行を創設し、200
6年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのムハマド・ユヌス氏(73)に対し、
同国政府は11日までに、脱税の疑いがあるとして関係当局に法的措置を取るよう指示
した。地元メディアが報じた。
法的措置の内容は明らかにされていない。一方、ユヌス氏は脱税を全面否定している。
当局者によると、ユヌス氏はグラミン銀行の総裁だった05~11年、外国から得た
講演料や印税などの収入について、政府の適正な手続きを経ずに公務員に適用される課
税免除を受けていた。グラミン銀行総裁は公務員に当たる。
■エアテル、バングラデシュにて3Gインターネット5Mhz帯落札
http://response.jp/article/2013/09/11/206162.html
(レスポンス 2013年9月11日)
エアテルはバングラデシュにおける3Gインターネット周波数5Mhz帯を1億0500万Rsで落札
した事を現地ニュースサイト、ビジネス・トゥデイが報じた。
バングラデシュ通信管理局は3Gインターネットの25Mhz帯をエアテル含む 4つの通信会社
に既に販売した。
バングラデシュ最大の通信会社グラミーンフォンは10Mhz帯を2億1000万Rsで保持してい
る。
エアテルは今後も南アジア全体でビジネスの拡大に力を入れていくとしている。
■富国生命、バングラデシュ進出へ 貧困層向け小口保険の事業化調査
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130905/bse1309050502000-n1.htm
(SankeiBiz 2013年09月05日)
富国生命保険がバングラデシュへの進出を検討していることが4日、分かった。現地
のマイクロファイナンス(小口融資)機関と提携、貧困層向けに保険料が安い小口保険
を提供する。高い成長が見込まれる東南アジアへの進出は大手生保4社が先行している
が、海外に新たな販路を見いだす動きが中堅生保にも広がってきた。
10月から2年半かけて現地調査を行い、死亡保険や医療保険など需要が見込める保
険の種類や、長期契約が可能な保険料の水準などを把握する。実際の保険販売は現地の
マイクロファイナンス機関が担い、富国生命は商品設計や資産運用、財務管理のノウハ
ウを提供する。
現地調査の費用は、国際協力機構(JICA)が途上国の課題解決に向けた企業のビ
ジネスを支援する「BOPビジネス連携促進事業」から最大5000万円が充てられる。
バングラデシュではグラミン銀行など1000以上の機関がマイクロファイナンスを
展開し、約3000万人の貧困層が利用している。しかし、保険については、中間層向
けは地元の保険会社が手がけるが、貧困層向けはほとんど販売されておらず、今後、需
要が高まる可能性がある。
富国生命は、現時点でバングラデシュに営業拠点を開設する予定はないが、貧困層向
け保険に対する現地情報をいち早く収集して大手生保などとの差別化を図る。海外事業
を強化する狙いもある。
国内生保の東南アジア進出をめぐっては、明治安田生命保険が7月、タイ大手生保に
約700億円を出資すると発表するなど大手4社が競って強化している。中堅生保でも、
太陽生命保険が昨年4月、ミャンマーに駐在員事務所を開設した。
フィッチ・レーティングス・ジャパンの森永輝樹・主任アナリストは、国内生保の海
外戦略について「10年、20年後を見据え、成長地域に布石を打つ流れはさらに強ま
る」と予想している。
■JCB、バングラデシュの商業銀行BRAC Bankと提携 (2013年09月)
http://www.jcbcorporate.com/news/seq_1903.html
(JCB 2013年09月05日)
日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー(以
下:JCB)の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル(以下
:JCBI)は、バングラデシュの大手商業銀行であるBRAC Bank Limited (以下:BRAC Bank)
と、JCBカードの加盟店業務(加盟店との契約の締結やJCBカードの取扱い端末の設置、売
上精算など)およびJCBカードの発行について提携しました。本日2013年9月5日(木)より
BRAC Bankは、同行と取引を行う全国のカード加盟店約3,400店舗で、順次、JCBカードの
取扱いを開始します。
BRAC Bankは、世界有数のNGOであるBRACが2001年に設立した大手商業銀行で、近年、モ
バイル決済などの先進技術を積極的に導入し、バングラデシュの銀行業界を牽引してい
ます。カード事業に関しても、質の高いサービスを個人・法人向けに提供することに定
評があり、加盟店業務やカード発行についても積極的に推進しています。
経済成長が著しいインド、ミャンマーの間に位置するバングラデシュは、近年の高い経
済成長が今後も継続すると予測されています。アパレルメーカー等による製造拠点とし
ての進出のみでなく、拡大する内需の取り込みを狙った外資企業、特に日本、中国、韓
国などアジア企業の進出が増えてきており、国外からの渡航者数も増加傾向にあります。
また、同国は約1億6千万人の人口を有し、将来的に中間所得層の増加が見込まれること
から、カード発行市場拡大の可能性も高く、JCBにとって加盟店網の拡充が急務となって
います。
本提携により、現在、約1,200店の同国のJCB加盟店網は2倍以上に拡大し、観光客やビ
ジネス客の利便性が大幅に向上します。今後、JCB、JCBI、BRACの3者は、現地での利用
促進を目的にJCB会員向けの優待などを検討していきます。また、現地消費者へのJCBカ
ードの発行を、2013年度中に開始することを目指し、両社でカードサービスの開発を進
めています。
今後も、JCBおよびJCBIは、世界の金融機関と提携を強化・拡大し、JCBカードの発行や
加盟店網の拡大に努めてまいります。
■【創刊特集】多様な国土、地方が狙い目:再進出する小島衣料の戦略[経済]
http://news.nna.jp/free/news/20130912mmk001A.html
(NNA.ASIA 2013年09月12日)
フォーマル婦人服などを生産する小島衣料(岐阜市)の小島正憲オーナーと言えば、知
る人ぞ知るアジアの目利きだ。他産業に先駆けて海外に出た縫製業。小島衣料は天安門
事件の記憶がまだ残っていた1991年に中国の湖北省に進出し、2010年からはバングラデ
シュのダッカに工場を構えた。現在はダッカと日本を軸にアジア各地を飛び回る小島氏
が、ミャンマー事業に再挑戦するという。投資先としてのミャンマーの可能性をどう捉
えているのか、聞いてみた。【遠藤堂太】
「バングラデシュやカンボジアに比べると、ミャンマーは広大な国土と多様な文化を持
っている。地方を探せば、労働集約型産業の進出先として、お得感のある穴場がみつか
ります」。
そう語る小島氏だが、実は1997年にミャンマーへ進出した経験がある。その時は事業環
境の改善が見込めず、3年で撤退した。
ミャンマーでは2007年以降、欧米の経済制裁が強化されたことで逆に、日本向けの縫製
品輸出が加速。ヤンゴン近郊に進出した数少ない縫製業者は、制裁下で競争のないメリ
ットを享受していた。
たが民主化が進み、今年7月からは欧州連合(EU)がミャンマー製品に対し、一般特
恵関税(GSP)制度を再適用することになった。欧州向けの価格競争力は高まったが、
今後は新規参入が増え競争が激化するほか、経済成長に伴い地価・労賃の高騰や労働争
議も起きている。
小島衣料はなぜ、日系縫製業にとってこれから厳しくなりそうなミャンマーへの再進出
を決めたのだろうか。
◆地方の企業誘致競争が始まる
小島氏の判断には、中国での経験が大きいようだ。
「90年代の中国での仕事は楽でした」。土地や建物はすでに用意され、タダ同然。労働
集約型で雇用が多い縫製業は「すぐに外貨が手に入る」と地方政府に歓迎された。小島
衣料も最初に進出した湖北省で、3年連続して外貨獲得1位の企業になったことがある。
同じような現象が広大な国土で地域差も大きいミャンマーの地方でも起きると言うのだ。
民政移管後の今のミャンマーは、工業団地の開発に伴う土地補償など住民視線を気にす
るようになってきたが、経済発展のベースとするのは、いわゆる開発独裁に近い。その
ため90年代の中国のように、地方政府による企業の誘致競争が本格化するのだという。
そう語る小島氏だが、自社がミャンマーのどこに進出するかは「1年後には明らかにし
ますよ」と笑みを浮かべるだけで教えてくれない。
ただ日系企業にアドバイスはくれた。いまのミャンマーの場合、ヤンゴン圏から完全に
離れた地方が狙い目だという。
特に注目しているのがテイン・セイン大統領の出身地、イラワジ管区のパテインだ。ヤ
ンゴンからは車で西へ5時間はかかる。デルタ地帯で人口密度が高く、労働力は豊富。
かつて小島氏が共同出資していた工場のミャンマー人オーナーも、ここに縫製工業団地
を立ち上げているという。大統領の出身地という、有形無形のメリットもある。
一方で「東部と南部は、労働集約型の産業には向かない」。
人口が少ないうえ、タイに出稼ぎに行くミャンマー人が多く、人件費が割高なためだと
いう。
◆ミャンマーの優位性、10年続かない
もっともミャンマーに対する小島氏の目はいたってクールだ。「ミャンマーの人口は中
国の20分の1の6,000万人程度。生産拠点としてメリットを享受できるのは、中国よりも
短く、10年もないかもしれない」。
91年に出た中国では、最盛期に10工場を持っていた。一方で03年当時に「中国は労働力
不足時代に突入した」と公言。その時は笑われたが数年後、現実のものとなった。衣類
を生産する縫製業は、まさに「肌感覚」で経済の動きをいち早く掴むことができるのだ。
リスク回避のため中国の工場を3つに減らす一方で、2010年にバングラデシュ・ダッカ
の近郊に工場を立ち上げた。いまはこの工場で毎月1週間ほど寝起きしながら、ミャン
マーをはじめチャイナプラスワンの候補地や日本との間を行き来している。
現在は中国と同程度のバングラデシュでの生産比率を、来年には6割まで引き上げる計
画だ。同時にミャンマーの生産拠点が立ち上がるため、いずれは3つの国の生産比率を
ほぼ3等分するという。
◆「勢いに乗れる国」
「チャイナプラスワン」の新興国としてバングラデシュ、ミャンマー、カンボジアが注
目されている。縫製業の立場として、それぞれの国と今後どう付き合うべきなのだろう
か。
「労賃の安さや労働力確保の有望性を勘案すると、最終的にはバングラデシュが主力生
産拠点として最後まで残るのは間違いない」。
ただ、バングラデシュは国土が狭く、地方でも地代は高い。日本人になじみの薄いイス
ラム社会ということもある。既得権益を持った業界団体から認可を得るのにも時間がか
かる。
その点、ミャンマーは、スピードという面ではバングラデシュやラオス、カンボジアよ
りはるかに早いと感じている。この勢いに乗って事業を広げ、中国リスクを回避するの
が小島衣料の戦略だ。カンボジアやベトナムに比べて、ミャンマーは手続きなどで支払
ういわゆる「アンダーテーブル」の金額が少ないことも業界関係者の間で言われており、
ミャンマーのアドバンテージだという。
◆中国なしでも可能な企業作りを
中国での生産はどうなるのか。「不動産市況の低迷が続くことや、政府首脳部の汚職問
題が、政治・経済の混乱の引き金になるリスクはある」。そのため中国なしでも生きて
いける企業作りが必要だと言い切る。
サプライチェーン(供給網)が充実しているので中国に残るという経営者もいるが、縫
製業で言えば、そもそも生地・素材で日本が最初に海外に求めた生産拠点は台湾・韓国
・香港といったアジア新興工業経済地域(NIEs)だった。それが、インドネシアや
タイなどの東南アジア諸国連合(ASEAN)に移っていった。さらに中国へと移った
のはアジア通貨・金融危機が起きた97年以降の話だ。
ASEANでも原料は調達できるし、難易度の高い素材・生地は日本で作っている。中
国でしか作れないものはなく、人件費が高騰し、チャイナリスクが浮上している今では、
中国で生産するメリットは小さいという。
10年前は中国への進出相談、いまは中国からの撤退相談やアジアではどこに進出すべき
か、という相談を多く受ける。「チャイナプラスワン」ではなく「ASEANプラスチャ
イナ」「バングラデシュプラスチャイナ」など、「●●プラスチャイナ」という中国の
生産を一部残すという戦略にシフトした企業しか生き残れない、と小島氏はアドバイス
する。
<プロフィル>
1947年、岐阜市生まれ
1969年、同志社大学経済学部卒、小島衣料入社、80年に社長就任。
現在は経営の第一線からは退いているが、オーナーとして引き続き海外生産の陣頭に立
つ。
2011年には「アジア・アパレルものづくりネットワーク」を設立し、代表理事に。
学生運動に身を投じていた経験から、「私は労働者を搾取しているかもしれない、とい
う負い目を感じ生きている。だから資本家のような大きな顔をせず、いつまでも労働者
とともに働く」と物静かに語る。「労使・民族・宗教間の対立や男女差別がない工場を
作るのが夢だ」という。
■【創刊特集】周囲が大国という“強み”:国境を超えるインフラの行方[公益]
http://news.nna.jp/free/news/20130910mmk001A.html
(NNA.ASIA 2013年09月10日)
中国、インドの両大国と東南アジアの心臓部タイに囲まれたミャンマー。各国とも「ア
ジア最後のフロンティア」を自国の影響圏に取り込もうと港湾整備や資源開発、道路建
設などを進めている。一見すると周辺国に利用されているかのようだが、インフラの現
場を歩くとミャンマー側もしたたかに立ち回っている様子がうかがえる。この国は周辺
国を活用しながら発展していく可能性も秘めている。【遠藤堂太】
◆インド国内輸送の手助けにチャンスうかがう
「インド各地から300人ぐらいが集まって働いている。ここは涼しくて、人口も少なくて
快適な街だよ」。バングラデシュとの国境に近い西部ラカイン州都のシットウェ。港湾
建設の現場で働くインド人エンジニアはそう言って笑った。
インドはいま、ベンガル湾に面したこの町を軸にインド北東部への輸送ルートの整備を
進めている。ミャンマーに55億ルピー(約78億円)を拠出して2011年にスタートした「
カラダン・マルチ輸送路計画」だ。来年末までの完成を目指す。
インド東部の中心都市コルカタから、カラダン川河口に位置するシットウェまでは海路
で539キロ。ここで内航船に積み替えカラダン川を遡行しカレワまで225キロ。さらに62
キロを陸路で運べばインド国境に到達する。このルートを実現するためシットウェ港の
整備やカラダン川の一部浚渫(しゅんせつ)、カレワ港の整備、国境までの道路建設を
進め、来年末の完成を予定している。インド国内でも国境からミゾラム州都アイザウル
までの434キロの道路を整備する。
ミャンマーと国境を接するインド北東部は貧困地域が多く、開発によるテコ入れが課題
となっている。だが、コルカタから「チキンネック(鳥の首)」と言われるバングラデ
シュ・中国・ネパールなどに囲まれた隘路(あいろ)、シリグリ回廊を通過する陸送で
はアイザウルまで約1,500キロを要する。しかし、ミャンマーのカラダン川経由ならコス
トを3分の1程度まで圧縮できるとの試算もあるという。
実はバングラデシュ・チッタゴン港を経由すればシリグリやシットウェ経由より短縮で
きるのだが、バングラデシュ政府は道路インフラ未整備を理由にこれを認めていない。
本来はインド国内間の貨物をミャンマー経由で運ぶといういささか虫の良い計画だが、
建設を請け負ったインドのエッサールの現地事務所幹部は、「在ヤンゴン・インド大使
館がミャンマー政府と通行料について交渉中だ」と語っており、「インド側の思惑通り
に実現できる」とは言い切れないようにも思えた。
ラカイン州の港湾局幹部は、「インドの通過地点だけで終わってしまうかもしれない。
だが、われわれにもチャンスはある。インドで需要の多いタマネギ生産など、農産品の
輸出も見込める。マイナスばかりではない」と期待する。
インドとタイは今年5月の首脳会談で、インド北東部マニプール州インパールとバンコ
クを結ぶアジアハイウェー1号線をなすミャンマー国内1,650キロのルートを2016年まで
に整備することで合意した。ミャンマーのマンダレー、ヤンゴン、メヤワディ、タイの
メソトを経由する。
カラダン計画は中国のパイプラインに対抗するためのインドの戦略だともいわれる。も
ともとミャンマー沖合シュエの天然ガスをパイプラインでバングラデシュ経由インド向
けにも供給する計画があったが、結局全量中国へ輸送することが決まってしまい、2010
年に着工された。
一方で、インド国境タムからモンユワまでの道路建設を支援するインドの動きは、「中
国やタイ商品のインド北東部への流入をもたらすだけでは」(日本外務省)との見方も
ある。
もっともミャンマーにとっては悪い話ではない。日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコ
クセンターの助川成也主任調査研究員は、「ミャンマー独自の資金は限られている。そ
のため、海外からの協力を活用するのは当然。インフラ整備案件で、どの国に任せても
大きな違いはない事業には海外資金を充て、ミャンマー政府にとって戦略的に重要なも
のは自ら、または複数の国を絡ませることで、各国の利害や権益をうまくバランスが取
れるのではないか」と語る。
◆中国の資源安保を握るチャウピュー
シットウェからベンガル湾沿いに南に下ったラカイン州のチャウピュー。その沖合約10
0キロにあるシュエでは、天然ガスの採掘が開始。
ここから中国国境まで約800キロにわたり天然ガスを輸送するパイプラインがある。その
権益を持つのは中国石油天然ガス集団(CNPC)だ。チャウピューから中国国境まで
は原油のパイプラインも建設中。中東産原油をタンカーからパイプラインに積み替える
中継港はほぼ完成した。
こうした動きから、中国がミャンマーの資源を奪い取ろうとしているかのような報道も
見られるが、ガス田自体の権益を持つのは韓国・大宇グループとインドの石油ガス公社
などだ。ミャンマーには年間約35億米ドルのパイプライン輸送料が転がり込むし、見方
によっては中国に対するカードを握ったとも言える。
日本企業が参入するチャンスもあった。あるエンジニアリング会社は、パイプライン建
設が決まった際、ミャンマー側から見積もりを求められたという。価格が釣り合わなか
ったため受注には至らなかったが、大国間でパワーバランスを保とうと模索していたミャ
ンマー側のしたたかさがうかがえる。
そもそも中国へのパイプライン建設は、幻となった日本政府の計画を流用している。
円借款300億円を投じ、三菱重工業が1982年に完成させた中部マンダレーに近いタンバヤ
カン(マン)製油所向けにパイプラインを通そうという構想だ。内陸部の油田は英領時
代からの操業で枯渇しつつあり、同製油所は稼働率低迷に苦しんでいた。そこでマレー
シア産の原油を水深30メートルが確保できるチャウピューに陸揚げし、パイプラインで
同製油所に輸送して稼働率を上げようとしたのだ。
欧米の経済制裁強化により計画は頓挫したが、その着想に目を付けたのが中国だった。
パイプラインをマン製油所から先の中国まで伸ばす計画を立て、2010年6月に着工した。
天然ガスや原油は今のところマン製油所を素通りし、全量中国へ輸送される予定。電力
供給すらいまだ貧弱な現地には何の恩恵もない。住民の不満を和らげようと、地元政府
は100メガワット(MW)の火力発電所を計画中だ。「日立製作所も受注に向けて動いて
いる」とチャウピュー郡のアウン郡長は期待を込める。
チャウピューでは経済特区(SEZ)の開発構想もある。こちらはミャンマー政府の依
頼を受けて、日本開発政策研究所(JDI)が作成中だ。中国のテリトリーというイメ
ージが強いチャウピューだが、SEZでは中国色を排し、日本や欧州各国などを巻き込
んでバランスを取ろうとしているようだ。
◆タイ国境から開発進むか
ミャンマー南東部のタイ国境付近でも新たな動きがあった。ミャンマーでは現在、SE
Zとしてチャウピューのほか、日本が支援するヤンゴン近郊のティラワ、そして南部で
タイが開発するダウェー南部の3つを計画している。
ところがダウェー開発に参画するはずのタイの工業団地大手アマタが、タイ・ミャンマ
ー国境プーナムロンからダウェーに至るルート上の国境から10キロ地点のティキに工業
団地の建設を決めたのだ。しかも電力や港などのインフラはタイのものを利用するとい
う。
アマタはダウェーでの工業団地運営を10年来計画していたが、それを突如放棄したため、
両国政府関係者を驚かせた。アマタはさらにダウェーSEZ法をティキにも拡大適用す
るよう求めたが、ミャンマー側は猛反発し、これを却下。タイのインフラを活用して素
早く団地運営を行いたいというタイ開発業者の商魂を感じさせる出来事だが、タイだけ
メリットを享受しようという動きに、ミャンマー側も首をたてに振らなくなっている。
ティキの工業団地は「欧州連合(EU)のタイ製品に対する一般特恵関税(GSP)が
適用されなくなる2015年までに、ミャンマーへ生産移管したい」というタイ企業のニー
ズを受けたものだ。EUは今年7月、ミャンマーに対するGSP適用を再開している。
もっとも前述の助川氏は、「ミャンマーで、企業投資が本格化するには、投資できる程
度のインフラの改善も含めて時間がかかる」としたうえで、「東南アジア最大の産業集
積地バンコクと結ばれ、インフラもタイ側のものを利用できるミャンマー側での生産拠
点進出は、欧州のGSP再適用とともにチャンスだ」と指摘する。
◆タイ主導SEZ、日本を引き込め
ミャンマーに3つあるSEZ計画のうち、着工済みなのはダウェーだけだ。タイ・レム
チャバン港の代替となるインド向けのコンテナターミナルや火力発電所、製鉄所などを
建設しミャンマー唯一の重化学工業地帯を形成する意図がある。
ただミャンマーはタイとの2カ国のみでダウェー開発を望んでいるわけではない。タイ
政府は早期完成を目指しているが、ミャンマー政府は、時間をかけてでも、中立的な立
ち位置にある日本政府の参画を求めている。これまでダウェーに消極的だった日本政府
だったが、今月末にミャンマーで開催されるダウェー開発に関する会合に、日本からは
外務審議官が参加する方向で調整中という。
◆中立のミャンマー、日本は戦略転換を
ミャンマーのインフラ整備は、日本企業にとっても大きなチャンスがある。ただヤンゴ
ン新空港や携帯電話事業など大型案件の受注では、日本企業が相次いで敗れてしまった。
これまで見てきたように、ミャンマーは大国の間で常にバランスを保とうとしている。
日本の官民も「5,000億円の債務を帳消しした」「ミャンマーは反中・親日国だ」「日本
企業という信頼感は受注に有利」といった「甘え」を捨て、中立を保とうとするミャン
マーに向き合っていく戦略転換を迫られている。
■「もうけより困っている人助けたい」と雨水博士に 雨水利用の普及に努める元保健所職員
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130913/ecn1309130732002-n1.htm
(ZAKZAK 2013年09月13日)
近年、しばしば局地的な豪雨が発生して洪水の被害をもたらすようになった。雨は「
流せば洪水、ためれば資源になる」と天水(あまみず)研究所代表の村瀬誠さん(64)
。元東京都墨田区の保健所職員だが、雨水利用の普及に努める「ドクター・スカイウオ
ーター(雨水博士)」として、世界的にその名が知られる。
2009年に定年退職し翌年、天水研究所を設立。国際協力機構(JICA)の協力
を得てバングラデシュの2カ所に工場を開設、雨水をためて飲み水にするタンク「AM
AMIZU」を製造・販売している。貧困層を対象にしたソーシャル・ビジネス(社会
貢献事業)だ。海外で雨水タンクの事業に乗り出すきっかけは洪水対策だった。
「都市開発でビルや住宅ができて道路が舗装され、コンクリートジャングルになって
雨が地下に染み込まなくなり、大雨が降ると洪水騒ぎが発生する。これは何とかしたい
な、と」
1994年に雨水利用東京国際会議が開かれ、村瀬さんは実行委員会事務局長を務め
た。これがきっかけで雨水市民の会が生まれ、雨水利用の活動が始まった。
「2000年に初めてバングラデシュを訪れたのですが、悲惨な状況でね。地下水が
有害な天然のヒ素に汚染されていて、多くの人が安全な水を手にできない。そこで何か
いい方法はないかと。そのとき思いついたのが雨水。これでヒ素中毒から救えるのでは
ないか」
容量約1000リットルのタンクを現地の職人が作る。貧困層にも買えるよう、タン
クは1基3000タカ(1タカは約1円)に抑えた。3000円で安全な水が得られて、
つらい水くみの労働から解放され、医療費の軽減にもなる。“一石三鳥”だ。
「キーワードは持続可能性です。最初は40基売れ、次の年は50基売れてお金も返
してもらいました。それでまたタンクが作れる。つまりちゃんと回っているわけです」
40代後半で博士号を取得。東邦大学薬学部の客員教授も務める。日本とバングラデ
シュを行き来する日々。天水研究所の社長だが、給料はなし。生活は年金が支える。
「何でそんなもうからないことをやるの、といわれる。困っている人がいたら何とか
したいと思うでしょう。洪水もバングラデシュも同じ。一番大事なのはヒューマンスピ
リットです」
墨田区役所で雨水利用を推進してきたこともあって「雨水だけで生活したい」と、自
宅に「天水タンク」を設置し、飲料水やトイレなどすべての水を雨水でまかなっている。
■TV放送:我が家は国際結婚家族2 ~ファミリー・ザ・ワールド~
http://www.tv-tokyo.co.jp/sun/
(テレビ東京 2013年9月15日放送)
【埼玉県在住 バングラディッシュ父ちゃん】
夢は大きくジャパニーズドリームの夢を抱くシャガールさん。
結婚9年目、長男も小学校に通い順風の生活を送っていた。
波乱万丈の人生は妻洋子さんによってBLOGで綴られ、人気を博し出版されるほど。
しかし、シャガールさんの離職をもとにBLOGも中断、苦しい生活が始まる。
なかなか決まらない再就職。
自分は才能があるのに雇わない会社が悪い!これでは、なかなか仕事は見つからない!
そんなシャガール、仕事が決まるのか。洋子さんの堪忍袋の緒が切れてしまうのか?
【ブログ】
国際結婚・アジアンファミリー
http://ameblo.jp/ajifami/
【本】
ビンボー結婚したものの・・・。
http://www.amazon.co.jp/dp/4813021026/
■TV放送:地球ドラマチック「バングラデシュ“船の学校”で村を救え!」
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/x/2013-09-21/31/5888/
(NHK 2013年09月21日放送)
海面上昇で村が次々と水没しているバングラデシュで、水没するなら水上で暮らせばい
いと、学校も病院もボートにして浮かべている建築家がいる。彼のアイデアで村は元気
に!
海抜が低いバングラデシュは、このさき20年間で国土の2割が水没すると言われ、既に住
めなくなった村もある。建築家のラズワンは、年に数百もの学校が沈む現状を何とかし
ようと、廃船を改造した学校を建造した。ソーラーパネルでパソコンも使用可能。世界
とつながる機会を得た子どもたちは大きな夢を抱くことに。ラズワンはさらに“浮かぶ
”図書館や病院なども作っている! この取り組みには国連も注目。(2012年アメリカ)

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