バングラデシュのニュース(2016/4/11) その1

◆イベント情報◆
◯バングラデシュ投資セミナー(大阪) 4/13
 https://www.jetro.go.jp/events/bda/9f8d3aa69fc8818b.html
◯バングラデシュ投資セミナー(東京) 4/15
 https://www.jetro.go.jp/events/bda/6bc6b9081f3d595d.html
◯第17回カレーフェスティバル&バングラデシュボイシャキメラ(正月祭) 4/17
 http://japanbangladesh.com/jp/filejp/mela-j/Boishakhi%20Mela%20Poster2016J.pdf
◯第13回 行事のお知らせ 4/28
 http://goo.gl/TBZaQJ

■見出し(2016年4月11日) No2016-15
〇バングラデシュ投資セミナー
〇伊勢志摩サミットにラオス、ベトナムらの首脳も招待=菅官房長官
〇【世界を究める】(15)多角化するバングラデシュ製造業
〇アパレルの丸久、バングラ工場5割増強 主力・夏物以外も生産
〇国際NGO ルーム・トゥ・リード(Room to Read)への寄付金拠出について
〇ナイラ・カビール教授(LSE)講演会
 「バングラデシュ人女性によるロンドンとダッカの労働市場における 意思決定
:過去、現在、未来」
〇バングラデシュの現職 首相顧問が自国の現状と政府のあり方について講演!
 アジアオピニオンリーダー講演会を4月7日虎ノ門で開催
〇愛知)バングラデシュに学校開設6年目 尾張旭のNGO
〇シリーズ「拝啓 路上で生きる子ども達へ」①―1億人のストリートチルドレン
〇宮崎発の国際協力
〇アジアの子に希望を…長田のNGO バングラに拠点
〇着実に発展するバングラデシュの現在 ~金融包摂と開発援助の視点も交えて~
〇バングラデシュ防災関係者との意見交換会開催
〇バングラデシュ グラミン銀行に学ぶインターンシップ14・15日間【2016夏】
〇ベンガル語の電子書籍化ボランティアグループ「eboipotro」、
 無料EPUB電子書籍サイトを公開中
〇バングラデシュ、国をあげて労働者の安全対策に乗り出す
〇2000万人がヒ素汚染水を飲用、バングラデシュ HRW
〇ダッカ国際トレードフェアでアンケート、消費性向を探る
〇10ヵ所のSEZ発足、民間投資の拡大を狙う
〇カジノ業者が463万ドルを返却-バングラ中銀の資金盗難で
〇中国人が主犯か=バングラデシュ中央銀行のサイバー窃盗事件、中国外交部は
「憶測での批判は極めて無責任」と反論
〇サイバー攻撃備え「軍拡競争」、バングラ中銀盗難で=米連銀総裁
〇学生活動家、殺害される=反イスラムで6人目-バングラ
〇アルカーイダ系が犯行声明「アラーをののしった」 バングラのブロガー殺害
は「報復」
〇中国出資の発電所計画で暴動、警察発砲で4人死亡 バングラデシュ
〇恋人殺害後に心臓取り出す、女に死刑判決 バングラデシュ

■バングラデシュ投資セミナー
 (JETRO 2016年4月15日)

国際協力機構(JICA)とジェトロは、バングラデシュの投資関連政府機関より高
官が来日する機会を捉え、「バングラデシュ投資セミナー」を開催します。
バングラデシュは新興経済発展国家群「Next11」のうちのひとつとして、安価な
労働力をもつ製造拠点としてだけではなく、1.6億人の人口からその潜在的な市場
性が期待されています。また、一昨年は我が国の安倍首相とバングラデシュのハ
シナ首相の首脳会談が二度行われ、インフラ開発のために総額6,000億円もの経済
協力が約束され、二国間関係を一層深化させていくことが表明されました。
本セミナーでは、我が国企業に対するバングラデシュの投資環境の整備に向けた
同国政府の取り組みを投資庁(BOI)長官や経済特区庁(BEZA)長官からご紹介い
ただくと共に、JICAとジェトロからバングラデシュにおける支援事業について紹
介します。さらに、両国の企業関係者からバングラデシュ・ビジネスの経験や将
来性についてお話頂きます。 バングラデシュのビジネス環境を知るまたとない機
会ですので、是非ご参加ください。
また、4月14日に国際協力機構(JICA)は、経済特区の開発業者(デベロッパー)
としてバングラデシュへの進出に関心をお持ちの企業様とBEZA長官との個別面談
を設ける予定です。詳細は「BEZA長官との個別面談のご案内」をご覧ください。

◯バングラデシュ投資セミナー(東京)
 https://www.jetro.go.jp/events/bda/6bc6b9081f3d595d.html
 日時:2016年4月15日(金曜)14時00分~18時00分 (受付開始:13時30分)
 場所:ジェトロ本部 展示場(港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)

◯バングラデシュ投資セミナー(大阪)
 https://www.jetro.go.jp/events/bda/9f8d3aa69fc8818b.html
 日時:2016年4月13日(水曜)14時00分~18時00分 (受付開始:13時30分)
 場所:大阪商工会議所 地下1階 会議室(大阪市中央区本町橋2-8)

■伊勢志摩サミットにラオス、ベトナムらの首脳も招待=菅官房長官
 http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0X50MF.html
 (朝日新聞 2016年4月8日)

菅義偉官房長官は8日、伊勢志摩サミットの際にG7以外の国や国際機関を招い
て開催するアウトリーチ会合について、ラオス、ベトナム、インドネシア、バン
グラデシュ、スリランカ、パプアニューギニア、チャドの首脳を招待することを
明らかにした。

■【世界を究める】(15)多角化するバングラデシュ製造業
 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160329/mcb1603290500005-n1.htm
 (SankeiBiz 2016年3月29日)

最貧国から工業国へ

山形辰史・アジア経済研究所 国際交流・研修室長、
開発スクール(IDEAS)事務局長

 キッシンジャー元米国国務長官は、かつてバングラデシュを、援助をしても全
く効果の上がらない「底抜けカゴ(bottomless basket)」と
呼んだといわれている。洪水やサイクロンといった天災が多発するバングラデシュ
は、それほどまでに貧しかった。そのバングラデシュで工業化が進んでいる。

 今バングラデシュは、中国に次ぐ世界第2位のアパレル供給国として、確固た
る地位を得ている。2013年に首都ダッカの郊外に立地するラナ・プラザとい
うビルが崩壊し、入居していた5つの縫製工場の従業員のうち1100人以上が
犠牲になるという事件があり、その直後には、先進国市場からバングラデシュへ
の衣料品オーダーが差し控えられた。しかし、先進国大手小売店が協調行動を取
り、バングラデシュ側に労働条件や安全管理の改善を求めると同時に、そのため
に費用負担にも応じるといった対応を取ったため、輸出の落ち込みはほとんど見
られなかった。

 最大の輸出相手である欧州連合(EU)向けの成長率は14年も13年並みだ
った。2番目に大きい米国市場においては、14年に幾分落ち込んだが、15年
にはそれを補うほどの成長を見せている。中国のアパレル輸出が伸び悩みを見せ
ている中、バングラデシュは、EU、米国のみならず、日本市場、中国市場への
輸出も大きな伸びを示している。

 現在バングラデシュの工業化は、アパレル産業にとどまっていない。まず国内
市場向けに、家電産業が注目されている。ウォルトンをはじめとする国内電機メ
ーカーが、冷蔵庫、エアコン、液晶テレビといった家電製品に関して、国内市場
シェアを高めている。冷蔵庫市場におけるウォルトンのシェアは64%に達する
(12~13年度)。

 新たな輸出産業として注目されるのは、自転車や造船といった輸送機械産業で
ある。特に自転車は、14年のEU市場において、台湾、カンボジアに次ぐ第3
位の輸出国・地域となった。図に示すように、過去10年、ほぼ一本調子で輸出
増加を続けており、EUの中でも英国が最も大きな仕向け先である。バングラデ
シュ企業が英国ブランドのOEM(相手先ブランドによる生産)契約により輸出
を拡大している。

 造船業については、アナンダ、ウエスタン・マリーンといった企業が、08年
から100メートル級の船を、ヨーロッパに輸出している。

 米やジュートによるモノカルチャー(特産品依存)経済の代表と認識されてい
たバングラデシュは今、製造業の多角化を順調に進め、「世界の工場」の一角を
占めつつある。

【プロフィル】山形辰史

 やまがた・たつふみ 慶大経済卒、米ロチェスター大学経済学博士。国際開発
学会副会長。1988年アジア経済研究所入所。バングラデシュ開発研究所客員
研究員等を経て現職。専門分野は開発経済学、バングラデシュ経済、繊維産業、
保健と開発、障害と開発。編著に『テキストブック開発経済学 第3版』(20
15)、『知られざる工業国バングラデシュ』(2014)など。

■アパレルの丸久、バングラ工場5割増強 主力・夏物以外も生産
 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99362400W6A400C1LA0000/
 (日本経済新聞 2016年04月07日)

 アパレルメーカーの丸久(徳島県鳴門市)は4億円を投じ、バングラデシュに
ある工場を増強する。主力の夏物衣料に加えて春秋冬物にも対応できるようにす
るほか、内製部分を増やして顧客の要望に迅速に応えられるようにする。生産能
力も従来の5割増に高める。同社は国内外のアパレルブランドからの受託製造を
しており、幅広い要望に対応することで事業の拡大を目指す。

 首都ダッカ郊外の既存工場敷地内に、工場兼倉庫や縫製工場などを2017年末ま
でに順次建設する。工場の延べ床面積は7500平方メートル増えて、3万4500平方
メートルになる見通し。完成した部分から順次使い始める。

 同社の工場は生地を編むところから染色、裁断、縫製まで一貫して手掛けてい
るのが特徴。Tシャツやポロシャツなど夏物の生産が中心だが、今回の増強では
布地を起毛させる機械や厚手の生地を編む機械など、春秋冬物に対応した設備を
新たに入れる。トレーナーやニット製品など、生産する製品の幅を広げる。

 設備増強により、これまで他社に外注していた糸の染色や編む作業の一部を内
製化する。外注先とのやりとりによる時間のロスがなくなり、顧客から注文を受
けて納品するまでの期間を最大で30日程度短縮できるとみている。

 17年末に予定する増強部分のフル稼働時には、生産能力は月産120万着と現在の
5割増に高まる見通し。従業員数は現在の2500人程度から、3000人に増員する。

 同社は国内のアパレルメーカーからの受託製造が主力。ただ、日本市場の成長
には限界があるとみており、バングラデシュに営業拠点を新設して海外市場の開
拓を進めている。対応できる製品の幅を広げ、受注拡大につなげたい考えだ。

 同社は子供服や紳士・婦人服を手掛け、カットソーに強みを持つ。バングラデ
シュとタイに工場を持ち、日本の本社は開発の役割を担っている。16年3月期の
連結売上高は100億円強の見通し。20年3月期には150億円程度に引き上げること
を目指す。

■国際NGO ルーム・トゥ・リード(Room to Read)への寄付金拠出について
 http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/160331_01.pdf

 (東京海上日動火災保険株式会社 2016年3月31日)

 東京海上日動火災保険株式会社(社長 永野 毅、以下「当社」)は、2010 年度
より参加している国際NGO「ルーム・トゥ・リード(以下:Room to Read)」が行
う途上国の教育支援プログラムに、今年度も約10 万ドル(約1000 万円)の寄付
を実施いたしました。寄付金は当社がマングローブ植林を行っているインド・バ
ングラデシュ・ベトナムにおける子どもたちの教育支援に活用されます。
 当社は今後も、CSR 主要テーマ「地球を守る」「人を支える」に沿ったマング
ローブ植林や同プログラムへの寄付を通じて、アジアにおける地球環境保護と青
少年育成に貢献してまいります。

1. 寄付の実施について
 当社では、1999 年から継続してアジア太平洋地域の9 ヵ国においてグローバル
な地域・社会貢献活動としてマングローブ植林を行っています。このうち、イン
ド・バングラデシュ・ベトナムの3 ヶ国においては「樹も育て、人も育てる」と
のコンセプトのもと、2010 年度から毎年、「Room to Read」に約10 万ドル(約
1000 万円)の寄付を実施しており、今年度も寄付を実施いたしました。
 この寄付では、「Room to Read」が行う途上国の教育支援プログラムを通じて、
これまでに約1400 名の女子学生の中等教育の修了と、将来自立するための教育支
援を行ってきており、また、子どもたちの学習環境を整えるための図書室を17 室
開設しました。

2. 国際NGO「ルーム・トゥ・リード(Room to Read)」について
 国際NGO「Room to Read」は、マイクロソフト社の元幹部であるジョン・ウッド
氏(創設者)が、子どもたちへの平等な教育機会の提供を目的として2000 年に設
立しました。
 「子どもの教育が世界を変える」という信念のもと、識字教育と女子教育に焦
点をあて、アジア・アフリカ10 ヵ国で活動をしています。2015 年12 月には団体
設立時の目標である、1000 万人の子どもたちへの教育機会提供を達成し、現在は
2020 年までに1500 万人の子どもたちへの教育機会提供という目標を掲げて活動
を継続しています。
 また同団体は、財務管理やマネジメント、報告の透明性などが非常に高く、米
国最大にして最も知られている慈善団体の独立系評価機関チャリティ・ナビゲー
ターから、継続的に最高評価である 4 つ星の格付を取得しています。
 http://japan.roomtoread.org/

■ナイラ・カビール教授(LSE)講演会
 「バングラデシュ人女性によるロンドンとダッカの労働市場における 意思決定
:過去、現在、未来」
 http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/event/20160417/
 (京都大学東南アジア研究所 2016年4月17日)

日時: 2016年4月17日(日) 14:00 ? 17:00
場所: 京都大学東南アジア研究所 稲盛記念会館・中会議室
(*当日は建物の入り口が閉まっておりますが、開始30分前から開錠のために
2箇所の入り口に待機している者がおります。
遅れた場合は、入り口の張り紙を確認して連絡をしてください)

プログラム:
講演者:ナイラ・カビール/Naila Kabeer (ロンドン・スクール・オブ・エコノ
ミクス、ジェンダー研究所教授、LSE, Gender Institute)
「バングラデシュ人女性によるロンドンとダッカの労働市場における意思決定:
過去、現在、未来」

討論者:
藤田幸一/Koichi Fujita(京都大学東南アジア研究所教授/CSEAS)
清水展/Hiromu Shimizu(京都大学東南アジア研究所教授/CSEAS)

コーディネーター:
遠藤環/Tamaki Endo(埼玉大学人文社会科学研究科准教授/Saitama University)

ナイラ教授経歴:
サセックス大学開発学研究所(IDS)、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)
などを経て、現職。ジェンダー研究、開発学、南アジア研究などを専門とする社
会経済学者。2015年には「世界で最も影響力のあるジェンダー研究者」第一位に
選ばれる。業績は、http://nailakabeer.net/ にてアクセス可能。

その他:
申し込みは不要です。使用言語は英語になります(Language: English)。
*東京での講演会は、4月22日(金)に文京シビックホールで予定しています。

■バングラデシュの現職 首相顧問が自国の現状と政府のあり方について講演!
 アジアオピニオンリーダー講演会を4月7日虎ノ門で開催
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/160331/prl1603311343118-n1.htm
 (SankeiBiz 2016年3月31日)

笹川平和財団では、2014年度より「アジアオピニオンリーダー交流」事業を実施
しています。今回、本事業の一環としてバングラデシュ人民共和国 首相顧問 国
際関係担当 ガウハー・リズヴィ教授による講演会「政府は消え失せるのか?-ガ
バナンスの将来-」を2016年4月7日(木)に東京 虎ノ門にて開催いたします。

本事業は、アジア地域の政策決定・世論形成に影響力のあるオピニオンリーダー
を日本に招へいし、日本の政界、学界、産業界の実務家との対話の機会を増やす
ことで、人的交流を促進すると共に、日本とアジア諸国間の相互理解を深め、協
力体制を強化することを目的としています。

■愛知)バングラデシュに学校開設6年目 尾張旭のNGO
 http://www.asahi.com/articles/ASJ3X4VM9J3XOBJB00H.html
 (朝日新聞 2016年4月4日)

 バングラデシュの女性の自立と子供の教育を支援している尾張旭市のNGO「
バングラデシュの人々を支える会」(横山紀子代表、会員54人)が開設した現
地の学校が、今年で6年目を迎えた。入学を希望する子供たちが後を絶たず、今
月から新校舎を増設する工事に着手する。

 首都ダッカの南にあるマダリプール県シブチョール村。学校は、車と船で約4
時間半かかる河川の中州にある。人口は推定1万人。道路は未舗装で電気、水道、
ガスは通っておらず、病院や行政機関もない農村。ほとんどの子供は裸足で生活
している。

 1998年にバングラデシュが100年に1度といわれる洪水被害に見舞われ
た際、当時、同国から名古屋大の大学院に留学していたモハマド・アオラド・ホ
セインさん(54)から被災者支援の要請を受けたことが、横山代表らの活動の
きっかけとなった。

1998年にバングラデシュが100年に1度といわれる洪水被害に見舞われた
際、当時、同国から名古屋大の大学院に留学していたモハマド・アオラド・ホセ
インさん(54)から被災者支援の要請を受けたことが、横山代表らの活動のき
っかけとなった。

 ログイン前の続き翌年、現地の被災者に、市民から寄せられた衣料品や、寄付
金で購入した民族衣装の「サリー」を5千着届けた。だが想像を絶する貧困に衝
撃を受け、今後も支援活動を続ける必要性を痛感して、支える会を立ち上げた。

 女性が経済的に自立できるよう、乳牛牧場を開設したほか、100人の女性に
乳牛1頭をそれぞれ提供してきた。学校に行くことができない子供を支援しよう
と、2011年には同村で初の学校を開設した。

 学校はトタン造りの縦長の校舎(延べ床面積約170平方メートル)で、室内
は三つに仕切られ、4~10歳の子供たちが長いすに座って学んでいる。授業は
公用語のベンガル語のほか、英語や算数で、地元の教師3人が教えている。

 開校当初は13人だった生徒は増え続けて、現在は118人に。教室は満杯で、
入学希望者も後を絶たないため、校舎の隣にもう1棟、今の校舎と同じぐらいの
規模の新校舎を建てることにした。

 計画では、今月から高さ2メートルまで周辺の土地をかさ上げしたうえで、雨
期が終わったころから校舎建設を始め、来年4月には完成させる予定だ。チャリ
ティーバザーの収益や支える会の年会費、寄付金、民間支援団体の助成によって、
土地の造成費約80万円分は賄うことができた。校舎は今後も寄付を募るなどし
て建設する予定という。

 学校の運営には現在、村民21人とホセインさんが当たっているが、将来的に
は同国の行政機関に移管することを目指している。横山代表は「子供たちは字が
読めたり書けたりすることだけで大きな自信になる。貧困から抜け出せるよう今
後も積極的に関わっていきたい」と話す。支援の連絡や問い合わせは横山代表(
0561・54・5869)へ

■シリーズ「拝啓 路上で生きる子ども達へ」①―1億人のストリートチルドレン

 http://www.huffingtonpost.jp/kanta-hara/street-children_b_9560844.html

 (ハフィントン・ポスト  2016年03月30日)

「僕は8歳。両親は去年死んだよ。生きるために、毎日働かないといけないんだ。
もし叶うなら、学校というものに通ってみたい。」

海外、特に発展途上国と呼ばれる国々に足を運んだ経験があれば、裸足で路上を
かける子どもや道端で働く子どもを、一度は見かけたことがあるだろう。

経済発展著しいアジアやアフリカの途上国では、その恩恵を受ける富裕層がいる
一方で、急激な都市化によって小さな犠牲者たちが生まれていることもまた事実
だ。

私はこれまで、大学2年時に創設した学生NGOバングラデシュ国際協力隊のメンバ
ーとしてバングラデシュで活動する過程、また個人的な研究でアフリカに足を運
ぶ過程で、路上で生きる子ども達と多くの時間を過ごしてきた。その経験や私が
学んだ事を活かし、シリーズを通じてその定義から実際のインタビュー録まで、
「ストリートチルドレン問題」という一つの”世界の不条理”を幅広く考えたい。

「ストリートチルドレン」の定義

皆さんは「ストリートチルドレン」という言葉を聞いて何を思い浮かべるだろう
か。路上で暮らす子どもだろうか?観光客に物乞いをする子どもだろうか?それ
とも、飢えて死にそうな子どもだろうか?   私たちが最初に考えるべき「ス
トリートチルドレンとはどんな子どもなのか?」だが、これにはいくつかの定義
が存在する。
“ストリートで過ごす時間やそこで生活するに至った理由は関係なく、都市のスト
リートにおいて働いているすべての子ども。” (UNICEF(国際連合児童基金))

  “自分の家族から離れて生活し、ストリート・空き家などが広義の意味での実
質的な家となり、成人による保護や監督を受けていない状態にあること。” (1
982年 ジュネーブ国際子どもカトリック会議)

  “本来ならば、大人たちから十分に保護され、監督されるべきである年齢であ
るにもかかわらず、家を離れて路上で暮らしている子どもたちのこと。” (『国
際協力の地平-21世紀に生きる若者へのメッセージ』 NGO活動教育研究センター
より)

事実上、ストリートチルドレンの明確かつ統一された定義は存在せず、研究者や
NGO(非政府組織)関係者、政策施行者によって異なっているのが現状だ。

全世界で1億人以上の子供が路上で暮らしている

定義上の問題、また場所を変えながら生活する事が多いストリートチルドレンの
特徴などにより、正確な人数は把握されていないが、現在世界では1億人以上のス
トリートチルドレンがいると考えられている*。2010年時点での15歳未満の子供の
数は約18億4200万人と言われている(国連発表)ので、この1億人という数字が如
何に大きな数字かが実感できるだろう。世界人口の増加、また急激な都市化がそ
の速度を緩めることなく続く中で、その数はますます増加しているかもしれない。

全世界に1億人以上いると考えられているストリートチルドレンだが、その大半は
男の子だと考えられている。実際私がこれまで出会ってきたほとんどのストリー
トチルドレンも男の子だ。その理由としては、以下4つの理由が挙げられる。

①男の子は家事など家庭での役割が少ないこと
アジアやアフリカを始めとした発展途上国の多くでは、その規範や文化から家庭
での仕事は女性(女の子)が担う事が多い。その為、例えば家族の中の誰かが「
出稼ぎ」をする必要に迫られたとき、ほとんどの場合は男の子が選ばれる。

②男の子は働き手となること
路上での暮らしを続けるためには、まずは安定した仕事(決して「安定的」と言
える仕事ではない)に就く必要がある。しかしながら、路上生活者が就く事の出
来る仕事は日雇い労働など力が必要になるものがほとんどであり、また非公式な
仕事(ゴミ拾いや電車の乗客の荷物運びなど、誰かに雇ってもらわなくとも行う
事の出来る仕事)でも多くが体力を必要とする仕事であり、相対的に女の子より
も男の子の方が働き手となる。

③相対的に男の子は「冒険的」であること
私がこれまでインタビューを行ってきた中で、「都会を見たくて田舎からバスに
乗ってきたが、帰り方が分からず、また帰るためのお金も無い。だから、そのま
ま都会に住み着くことになり、今は路上で寝泊まりし働きながら生活をしている。
」という子供がいた。ほんの少しの「冒険心」からこのようにストリートチルド
レンになってしまう子供もいれば、「親から離れて暮らしたい。」と思春期の男
の子らしい想いから家出をした結果、他のストリートチルドレンとの共同生活が
想像していたよりも楽しかったので、そのまま路上での生活を続けているという
子供も多く見られる。

④女の子は路上で暮らしていると被害に遭いやすい
女の子は路上で暮らしていると、他のストリートチルドレンなどからレイプ(性
的暴力)などの被害を受けやすいため、出来る限り親と共に暮らすか、もしくは
女の子だとばれないように男装しているケースも存在する。

無防備な姿で路上に寝る少女

*児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)では、18歳未満を「児童(子供)」
と定義している。

バングラデシュ国際協力隊の活動はこちらをご覧ください。現在新メンバーも募
集しております(4月に説明会実施)(大学生限定)。

原貫太
Twitter:https://twitter.com/kantahara
Facebook:https://www.facebook.com/kanta0422

■宮崎発の国際協力
 http://www.the-miyanichi.co.jp/shasetsu/_18181.html
 (宮崎日日新聞 2016年4月2日)

◆資金面や人材育成の支援を◆

 バングラデシュで地下水ヒ素汚染対策に取り組むNPO法人「アジア砒素ネッ
トワーク(AAN)」をはじめ、本県の国際協力団体が地道に歩みを続けている。
環境、教育、地雷除去とジャンルは異なっても、住民の暮らしをよりよくしたい
との願いは同じだろう。
 しかし資金面や新たな人材育成など課題は大きいことを本紙で連載中の「知見
次代へ-土呂久鉱害45年」(第4章・国際協力)が伝えていた。同じ時代を生き
る世界の人々と連帯し、地球規模の難題を解決していく姿勢を持てるか、問われ
ているのは私たち市民だ。

直面する困難な課題
 地球温暖化、広がる格差、終わらない内戦やテロ。そのいずれもが遠くで起き
ていることではないことは、ここ数年ではっきりしてきている。異常気象や貧困
問題、テロの恐れなどは日本も抱えており、世界の問題と身近な暮らしが地続き
にあることを認識させる。
 県民に世界の現状を具体的に教え、視野を広げてくれる存在が、本県を拠点に
海外で活動している団体だ。「宮崎国際ボランティアセンター」はインドで、「
国際こども支援団体“H&H”」はバングラデシュやカンボジアで教育支援活動
などを展開する。「地雷ゼロ宮崎」はカンボジアで地雷除去や被害者支援などを
行う。
 AANを含めた4団体は2003年に「国際協力ネットワーク」を結成し、啓
発行事や学校での授業などを続けてきた。
 それぞれの団体は特定の問題だけではなく、内戦、貧富の差、環境悪化が人々
の暮らしをどれだけむしばむかという「地球の現実」に向き合い、解決すること
の難しさを痛感してきたはずだ。
 長期間の取り組みが不可欠だが、国際協力機構(JICA)や各種財団などの
支援事業が途絶えたり、寄付金が思うように集まらなかったりすれば、運営は綱
渡りとなる。人材育成も急務だ。関心を寄せ、サポートしていきたい。

啓発活動より重要に
 国連サミットは昨年9月、国際社会による途上国支援の羅針盤となる「持続可
能な開発目標(SDGs)」を採択した。
 採択文書で強調されたのが「誰も置き去りにしない」という言葉だ。30年ま
でに極度の貧困や飢餓を撲滅し、全ての人に水と衛生環境が確保され、質の高い
教育が提供されることなどを目指している。
 本県の国際協力団体を突き動かしているのも「誰も置き去りにしない」という
気持ちではないか。
 SDGsは、持続可能な生産・消費の在り方など先進国にも対応を迫る内容だ。
経済繁栄や利便性を追求した生活が、ひずみとなって環境破壊や貧しさを引き起
こしていないか。
 世界に目を配り、一人一人がライフスタイルを見直していく上でも、海外協力
を続けている団体や研究機関などの活動や思いを知ることには大きな意義がある。
啓発活動は一層、重要になるだろう。

■アジアの子に希望を…長田のNGO バングラに拠点
 http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20160406-OYTNT50233.html
 (読売新聞 2016年04月07日)

 東日本大震災など国内外の大規模災害地で支援活動をしているNGO「国境な
き災害支援隊」(神戸市長田区)が、今月下旬にバングラデシュの首都ダッカに
事務局を設ける。現地で子ども向け施設やスラム街の住環境整備に乗り出すほか、
昨年4月に発生したネパール大地震の支援も行う。同NGOは「災害や貧しさで
苦しむ子どもらに少しでも希望を与えられたら」としている。(市川了輔)

 NGO代表で1級建築士のチョ弘利さん(62)は、阪神大震災で長田区の建
築事務所が全焼した経験があり、国内外の被災地の支援に奔走してきた。201
1年の東日本大震災直後にNGOを設立し、被災地でがれき撤去や炊き出しを実
施。13年の台風で被害に襲われたフィリピン中部には翌年、児童館を建設した。

 チョさんは、ネパール大地震の被災地支援も模索。仕事仲間の設計事務所代表
・稲垣康次さん(55)(名古屋市)が近く、ネパールの近隣国・バングラデシュ
で建設コンサルタント業を始めるのにあわせ、現地事務所にNGO事務局を置か
せてもらうことにした。稲垣さんと協力しながら支援計画を立て、稲垣さんも事
業収益の一部を支援に充てる予定だという。

 計画では、バングラデシュで貧しい家庭向けの託児施設を建てるほか、スラム
街の排水路の整備も検討。ネパールでは、自宅を失った子どもらが遊べる施設を
考えている。

 チョさんが子どもの支援に思いを寄せるのには、自らの幼少期の経験もある。
戦後、まだ貧しい時期に長田区で在日韓国人3世として生まれた。一家5人で家
計は苦しく、小学生の頃は一日一食を食べられるかどうかの暮らし。それでも地
元の支援団体からランドセルや教科書などを譲り受け、学校に通うことができた。

 チョさんは「支援は生きる希望となり、そのありがたみは今も忘れない。海外
の子どもたちを支援することで、その恩返しにもなれば」と話している。

■着実に発展するバングラデシュの現在 ~金融包摂と開発援助の視点も交えて

 http://www.iima.or.jp/Docs/newsletter/2016/NL2016No_7_j.pdf
 (公益財団法人 国際通貨研究所 2016年03月24日)

公益財団法人 国際通貨研究所 経済調査部 研究員 田村 友孝

<要約>
 急速に成長する南アジアにおいて、最後発に位置するバングラデシュは、多方
面からの援助を受けつつ地道な成長を続け、2015 年に中所得国の仲間入りを果た
した。経済の安定成長に加え、保健・教育等の人間開発目標でも著しい成果を上
げ、さらに対外公的債務や外貨準備などの財政面も大きく改善した。
 一方、課題として、FDI(対内直接投資)の伸び悩みの一因ともなっているイン
フラの未整備や政治の不安定性、EU(欧州連合)経済の停滞・TPP(環太平洋パー
トナーシップ協定)発効による輸出減速懸念、徴税能力の貧弱さ、出稼ぎ労働者
の伸び鈍化があげられる。
 LDC(後発開発途上国)とはいえ、銀行セクターは比較的発展している。商業銀
行支店数、預金・貸出額は拡大傾向を維持、イスラム金融の発展も著しい。一方
で、国有銀行の不良債権比率の高さや信用情報レベルの低さなど課題も散見され
る。
 マイクロクレジットも拡大を続け、農民・学生へと間口を広げている。一歩進
んだ金融包摂も着実に進展し、銀行口座保有者数の増加、モバイルバンキングの
発展、銀行・ATM へのアクセスの容易化などの成果がみられる。加えて、金融リ
テラシーの向上が浸透すれば、さらなる金融包摂の発展が期待できよう。
 開発援助は同国の発展に必要不可欠で、過去には“開発援助依存”と呼ばれた
時期もあったが、近年そうした傾向は落ち着きをみせている。しかし、開発実行
主体としての人的資源・ソフト面では、未だ依存傾向は残っており、ガバナンス
能力の強化を通じて同国の自助努力を促していくことが欠かせない。

※詳細はリンク先をご確認ください。

■バングラデシュ防災関係者との意見交換会開催
 https://bosai-jp.org/ja/information/428
 (日本防災プラットフォーム 事務局 2016年4月08日)

4月7日(木)、JBP幹事会員が実施しているJICA事業の一環で来日されている、バ
ングラデシュの防災関連機関の行政官・実務者に対しての、意見交換をJBPが主催
しました。

意見交換会ではJBP事務局によるJBP紹介と併せ、会員企業が保有されている防災
通信、河床河岸侵食防止技術の紹介を行いました。

バングラデシュ側からも積極的な意見や質問が飛び交いました。具体的には杭打
ち技術を実際に河岸侵食防止技術に取り入れた際の最大深度に関する質問や日本
が使用する防災通信設備のコストの質問等、非常に具体的な意見を交換する場と
なりました。

参加者のバングラデシュ防災関係者からは、日本の防災技術を知る非常に良い機
会になったという声もいただき、さらには、JBP会員からも自社技術を海外に広め
る良い機会になったという意見もありました。

JBPでは、今後も海外からの防災関係者との意見交換の場を積極的に提供していく
予定です。

■バングラデシュ グラミン銀行に学ぶインターンシップ14・15日間【2016夏】
 http://arukikata-campus.jp/travel/program/internship-2016summer-asiaindia002/
 (地球の歩き方 2016夏)

「バングラデシュ グラミン銀行に学ぶ支援活動6日間」に参加された方より、「
より深く、長い期間学びたい」という声を多くいただき更に深い内容のインター
ンシップが登場!実際の金融市場で日々行われているマイクロ・クレジットをグ
ラミン銀行のスタッフから直接教わります。期間が2週間と長めなので、週末を自
由に過ごし、現地のことをより深く知ることができます。インターンシップ中に
ノーベル平和賞受賞のムハマド・ユヌス氏から直接話を聞けるチャンスもあるか
もしれません。

お申込/お問い合わせはこちら
http://arukikata-campus.jp/travel/program/internship-2016summer-asiaindia002/#1

この活動のポイント

マイクロ・クレジットの開拓者であるグラミン銀行でインターンシップ。
貧しい人々を物質ではなく経済面から支える仕組みを体感できます。
実際の業務に携わることにより貧困の現状と撲滅について考えます。
グループワークや、職員を交えてのプレゼンも。

出発日 2016年8月27日(土)・9月10日(土)

※詳細はリンク先をご確認ください

■ベンガル語の電子書籍化ボランティアグループ「eboipotro」、
 無料EPUB電子書籍サイトを公開中
 https://hon.jp/news/1.0/0/8207
 (hon.jp 2016年3月31日)

【編集部記事】インドは、英語に堪能な国としてのイメージが強いが、出版物の
多くは国内に20言語以上あるといわれるローカル言語で書かれるケースがほとん
ど。その中でも、電子化が困難と言われているのがベンガル語だ。

 ヒンディー語、マラーティー語などの次に使用人口が多いとされるベンガル語
だが、古代サンスクリト語からインド東方各地で独自進化した歴史的経緯なども
あって、記法がいまだ統一されていない。そのため、PDF時代でも作家や現地フォ
ントデザイナーたちの大きな障害となっていた。eboipotroは、GitHub上で活動し
ている現地のボランティアグループ。EPUB形式ファイルとUnicodeを使って、その
ようなベンガル語の新人作家をできるだけ多く紹介するためのボランティア電子
書籍ポータル「eboipotro.github.io」を昨年オープンし、現地作家たちの電子化
を推進している。

 Webサイト、EPUBファイル、変換スクリプト等もすべてGitHub上でオープンソー
ス公開されている。【hon.jp】

Comments

  1. YASUO says:

    バングラデシュの将来性侮れません
    YASUOです。大変ご無沙汰しております。

    バングラデシュの将来性は侮れませんよ。以前バングラデシュのカレーのイベントで知りましたがIT技術者の出身国ではインドに次ぐ数だそうです。

    自分はインドすら未だ行っていない分際ですがインドやネパール、パキスタンをバックパッカーで旅した人達には魅力あるかもしれません。

    なによりまず我々日本人がバングラデシュ人に自国の
    歴史と観光資源の魅力を教えてあげる必要があるかもしれません、勿論上から目線ではなくね。

Copied title and URL