バングラデシュのニュース(2016/10/23) 

◆イベント情報◆
〇バングラデシュ・ハティア島のシェルターにラジオを寄贈しよう! ~11/24
 http://www.bhn.or.jp/official/archives/11405
◯第16回 行事のお知らせ 2016年10月28日(金)
 『農村部にも広がる「生活習慣病」:NGOの役割・企業への期待』
 https://goo.gl/uhaQyH
◯JOCS国際保健医療勉強会
 「何を、如何に(なにを、いかに)ーバングラデシュでの
 コミュニティヘルスプロジェクトへの関わりを中心にー」 10/29
 http://www.jocs.or.jp/event/6173.html
◯2016年度 第一回FINDAS若手研究者セミナー
 「バングラデシュにおけるマイノリティの生活戦略」 11/5
 http://www.tufs.ac.jp/event/general/2016_findas1.html

■見出し(2016年10月23日) No2016-44
◯2016年度 第一回FINDAS若手研究者セミナー 「バングラデシュにおけるマイノリティの生活戦略」
◯ダッカ/バングラデシュ ~ベンガル人は魚と米でできている~
◯カーン・バングラデシュ内務省上級次官一行による岸外務副大臣表敬
◯アジア協力対話(ACD)首脳会合
◯バングラデシュ政府高官が篠山市を訪問(市長日記)
◯アジア4カ国より看護臨床実習の指導能力強化の研修生が来訪されました
◯東京パラリンピックへ国際協力、ボッチャ研修会
◯東和コーポレーション、「耐油トワロン」の生産ライン追加
◯習近平主席、カンボジアとバングラデシュを訪問
◯中国の習主席、インドなどアジア3カ国訪問へ
◯中国、バングラに2.1兆円融資 インフラ整備など支援
◯習主席、バングラデシュ訪問 港湾建設巻き返しか
◯中国とバングラデシュ、1.4兆円の貿易投資協定 習主席初訪問
◯習近平、アジア3か国歴訪とBRICS首脳会議――その戦略と動向
◯中国とバングラデシュ、1.4兆円の貿易投資協定 習主席初訪問
◯習近平主席のバングラデシュ訪問が両国関係発展の一里塚に
―駐バングラデシュ中国大使の馬明強氏を独占取材
◯指導者死亡、バングラ警察「組織は弱体化」
◯実行組織の最高指導者、死亡確認

■2016年度 第一回FINDAS若手研究者セミナー
 「バングラデシュにおけるマイノリティの生活戦略」
 http://www.tufs.ac.jp/event/general/2016_findas1.html
 (東京外国語大学 2016年11月5日(土)13:00~17:00)

日時 2016年11月5日(土)13:00~17:00
場所 東京外国語大学 本郷サテライト 3Fセミナールーム
内容 ◆石坂 貴美
    (日本福祉大学大学院アジア福祉社会開発研究センター客員研究所員)

「マイクロファイナンス利用にみる人びとの暮らしを守る実践――バングラデ
シュのマイクロ医療保険調査を基に(Wisdom and Practices of Microfinance
Members for Safety Net: Based on Data from a Survey of Micro Health I
nsurance in Bangladesh)」

バングラデシュでは社会保障制度が未整備であり、マイクロファイナンス(以
下、MF)を利用する低所得者層のセーフティ・ネットは脆弱である。本発表で
は、MF機関が提供する医療保険に関する実態調査を基に、金融サービス利用に
よるMF利用者の暮らしを守る実践について考察する。情報の非対称性からサー
ビス利用が妨げられる例がある一方で、少ない選択肢のなかから流動性、収益
性、安全性といった金融商品の要素を見極めて利用する例もみられる。

◆上澤 伸子(東京外国語大学大学院総合国際学研究科 博士後期課程)

「バングラデシュにおける民族的・宗教的マイノリティ女性の就労選択 (Th
e Choice of Work for Ethnic and Religious Minority Women in Bangladesh)

本発表では、現代バングラデシュにおいて民族的・宗教的マイノティ集団ガロ
の女性が「稼ぎ手」としていかなる就労選択を行っているか、農村家族の生存
戦略という観点から明らかにする。中北部国境地帯の調査村では、20~30
代のガロ女性の半数が、村で主として農業に従事する一方で、半数は都市で看
護師・美容師・家事使用人として働く。一般的に美容師や家事使用人は、社会
的地位の低い職業としてネガティブにとらえられてきたが、本発表ではガロ女
性固有のオルタナティブな就労機会としてとらえることとする。
人間文化研究機構 ネットワーク型基幹研究プロジェクト 地域研究推進事業
南アジア地域研究・東京外国語大学拠点(FINDAS)主催
※本研究会はどなたでもご参加可能です。事前のご連絡は不要です。

詳細はこちら
  http://www.tufs.ac.jp/ts/society/findas/archives/1928
ポスターはこちら
  http://www.tufs.ac.jp/up_news/images/161017_1.jpg

■ダッカ/バングラデシュ ~ベンガル人は魚と米でできている~
 https://www.scgr.co.jp/globalnetwork/asia/2016101720226/
 (アジア大洋州住友商事会社 ダッカ事務所 2016年10月17日)

 「ベンガル人は魚と米でできている」と言われ、1人当たりの米の消費量はな
んと世界一、1日480グラム、おにぎりで10.5個分(日本人は50位でおにぎり2個
分)を毎日食べている、)米が大好きな人口約1億6,000万人の国、それがバング
ラデシュです。

ヒマラヤ山脈の南に位置し、メグナ・パドマ・ジャムナの三大河川のみならず
国土全体に小さな川が網の目のように張り巡らされています。ヒマラヤ山脈の
大いなる中州としてその雪解け水が毎年流れ込むことや、雨季にたびたび来る
サイクロンなどによる河川の狂気的な氾濫は、人々を苦しめる一方で、栄養を
十分に含んだ泥水をその広大なデルタ地帯に注ぎ、農作物を育てるのにうって
つけの肥沃(ひよく)な土地をつくりあげるという自然の恵みももたらしてい
ます。
また、熱帯モンスーン気候帯に属し、気温は年間20~35度、乾季もあるものの
年間降水量2,000ミリメートルと農業に適した環境です。

 人口の約45%が農業で生計を立てており、約80%の農地は米作用になっていま
す。それでもちょっとでも干ばつもしくは大洪水になると米が足りずに海外か
ら輸入する年もあるほどで、米はバングラデシュの人々にとって富ともてなし
の象徴であるとともに決して欠かすことのできない唯一無二の食材です。食事
は昔も今も家庭でとるのが一般的で、またバングラデシュ社会の中で親族・友
人・地域での集まり、ビジネスの中心にあり、そして大量の米が主食としてい
つでもそこにあります。

 今のダッカの町は人口密度世界一、とにかく人・リキシャ・三輪車・自動車
にあふれまさに喧騒都市(けんそうとし)ですが、ちょっと郊外に出るともう
そこには一面の田園風景が広がっています。ダッカの郊外に位置する昔の首都
ショナルガオンはベンガル語で「黄金の場所」という意味で、ここでいう黄金
とはゴールドではなくまさに稲穂の色を表していて、いかに昔から米に支えら
れてきた地域だったかがわかります。

 現在では都市部の富裕層ならびに若年層を中心に米食離れが進んでおり、朝
食には小麦粉を練って作るルティやヌードルを食べることが一般的になりつつ
ありますが、昼食・夕食は今でもやっぱり米食です。日本同様炊き上げた山盛
りの米を魚、肉、野菜のカレー、豆のスープ(ダル)などの副菜と一緒に食べ
るのが今でもほとんどの家庭で見られる光景です。ほかにもビリヤニと呼ばれ
るピラフや米ベースのスイーツなど米料理のレバートリーは数多くあり、また
ベンガル正月には「パンタバット」と呼ばれる水に入ったご飯と淡水魚である
ヒルサを揚げたシンプルなものを食べるのが慣わしになっています。

 ただ、不思議なことに、米という炭水化物を大量に摂取しているにも関わら
ず、「世界一肥満じゃない国はバングラデシュ」という調査結果が英国で発表
されています。炭水化物ダイエットがはやっている昨今、かなり驚くべき調査
結果です。確かに農民、リキシャこぎ、建設労働者を見るとひきしまった細マ
ッチョな体型がほとんどですが、都市部のオフィスワーカーを見ると「歩かな
い」「夕食は寝る前の夜10時ごろからが一般的」「揚げ物が好き」「甘いお菓
子も大好き」「運動は全くしない」であり、一様に中年男性・女性のおなかは
ぽこっとでています。残念ながら、世界一肥満じゃない国を卒業するのは遠い
将来のことではないように感じます。

 豊富な労働力と安価な人件費を武器に、ファストファッションの供給源とし
て繊維産業の発達とともに堅調な経済成長が続き、人々の暮らしが日に日に豊
かになっている状況下、食事の内容もだんだんと欧米化されつつありますが、
バングラデシュの人たちにはいつまでももりもりと米とカレーを手で混ぜ合わ
せながら食べ、家族・友人とおしゃべりをして、ほほ笑みながら過ごしていっ
てもらいたい、昔ながらの生活スタイル、米を中心とする食文化を維持してい
ってもらいたいと、勝手ながら願っています。

■カーン・バングラデシュ内務省上級次官一行による岸外務副大臣表敬
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003830.html
 (外務省 平成28年10月20日)

本20日,午後3時10分から約30分間,岸信夫外務副大臣は,戦略的実務者招へい
により訪日中のモハンマド・モザンメル・ホック・カーン・バングラデシュ内
務省上級次官(Dr Md. Mozammel Haque Khan, Senior Secretary, Ministry o
f Home Affairs)一行の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1  冒頭,岸副大臣から,カーン上級次官一行の訪日を歓迎するとともに,ダ
ッカ襲撃テロ事件以降,治安・安全対策の責任者として,国際協力事業関係者
をはじめとする在留邦人等の安全確保に尽力していることに感謝する旨述べる
とともに,引き続き邦人の安全確保の徹底を最優先事項として取り組むよう要
請しました。また,ダッカ襲撃テロ事件の真相究明を改めて要請しました。

2 これに対し,カーン上級次官から,邦人の犠牲者に対するお悔やみの言葉が
述べられるとともに,ダッカ襲撃テロ事件後も,日本政府がバングラデシュに
対する経済協力を続ける姿勢を明確にしていることに感謝する旨,真相究明,
再発防止に全力で取り組んでいるところであり,援助関係者や企業関係者を含
む邦人の安全確保は,自分の最優先事項であり,引き続き安全対策に関する日
本との協力を緊密にしていきたい旨を述べました。

■アジア協力対話(ACD)首脳会合
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page3_001847.html
 (外務省 平成28年10月13日)

10月10日,タイ・バンコクにおいて,第2回アジア協力対話(ACD)首脳会合(
注)が開催され,我が国から小田原外務大臣政務官が出席したところ,概要以
下のとおり。なお,小田原政務官は,この機会に,アラム・バングラデシュ外
務担当国務大臣及びウィラサック・タイ外務政務官と二国間会談を行った。

(注)アジア協力対話は,2002年に発足した,東アジアから東南アジア,南ア
ジア,中央アジア,西アジアに及ぶ広範な国々(計34か国)が参加する対話の
枠組み。毎年閣僚会合が開催されており,首脳会合は4年ぶり2回目。

1 議長国タイの主導により,これまで20あったアジア協力対話の協力分野を,
6つの優先協力分野(「食料・エネルギー・水の安全保障の連携」、「連結性」、
「科学技術とイノベーション」、「教育と人材育成」、「観光と文化」、「包
括的かつ持続可能な発展のための代替的アプローチ」)に再編し,活動してい
くこととなった。多くの国がこれを支持し,いくつかの国は特定の優先協力分
野を主導していく意図を表明した。また,多くの国が「連結性」ないしインフ
ラ投資の重要性を指摘した。

2 小田原外務大臣政務官は,概要以下の発言を行った。

(1)アジア協力対話は,文化的・宗教的バックグラウンドが多様性に富んでいる
国の集まり。既存の地域枠組みの強化・補完という同対話の役割を一層強化す
るために,アジア協力対話の特徴である「多様性」や「潜在力」を活かしてい
くことが重要。

(2)「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成には,全ての国,企業,市民社会,
そして女性や障害者も含むあらゆるステーク・ホルダーが役割を果たすことが
不可欠。今般,アジア協力対話の優先協力分野がSDGsに沿って6分野に再構成さ
れたことを高く評価。

(3)アジアは世界の成長センターとして高い潜在力を有している。これを開花さ
せるには,連結性を高めることが重要。我が国は,引き続き,アジア各国に質
の高いインフラ投資を供給することにより,アジアの連結性を高めることに貢
献していく。

(4)アジア地域の成長にはインフラ整備だけでなく,各国の産業を担う人材をす
ることも必要不可欠。官民で連携し,各国のニーズも踏まえ効果的かつきめ細
かい支援を着実に実施していく。
3 成果文書

「バンコク宣言」,「アジア協力のためのアジア協力対話ビジョン2030」,「
連結性パートナーシップを通じた成長強化に関するアジア協力対話声明」が採
択された。
このうち「ビジョン2030」において,我が国の「質の高いインフラ拡大イニシ
アティブ」が明記された他,「連結性パートナーシップ声明」では,我が国が
従来から主張しているように,インフラ投資においては,ライフサイクル・コ
スト,安全性,強靱性・持続性,雇用創出,能力構築,専門性・ノウハウの移
転,社会・環境面への配慮といったことが重要である旨が明記された。

4 バイ会談

アラム・バングラデシュ外務担当国務大臣との会談では、ダッカ襲撃テロ事件
を踏まえた邦人の安全確保やバングラデシュの治安能力向上に関する協力を確
認した。ウィラサック・タイ外務大臣政務官との会談では、インフラ支援、人
的交流等に関する二国間協力を確認した。

■バングラデシュ政府高官が篠山市を訪問(市長日記)
 http://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/mayor/diary/post-1136.html
 (狭山市 2016年10月09日)

 篠山市を中心に活動されているNPO法人P.U.S JAPANバングラデ
シュの村を良くする会(代表 岩下八司氏)を通じて、バングラデシュからP
.U.S JAPANバングラデシュ事務所の代表マスッド・ホセインさん、バ
ングラデシュ観光省の管理職アミル・フセインさん、同じく旅行組織(バング
ラデシュの旅行社は国の組織)のロフィクールさんがお越しくださいました。

 P.U.Sの代表岩下さんは、これまで、30数年にわたり、多くの篠山市民
の協力を得てバングラデシュの子どもたちの教育支援活動を続けてこられ、そ
の成果としてバングラデシュの村には11校の小中学校が建設され、現在、5万人
以上の子どもたちがそれらの学校に通っています。
 そのような熱心な支援活動から、バングラデシュでは、篠山市はとても有名
になっているそうで、感謝状もいただきました。
 篠山市には、バングラデシュの子どもたちを支援する里親が100人もおられ、
強力なサポートをしていただいています。

■アジア4カ国より看護臨床実習の指導能力強化の研修生が来訪されました
 http://www.ncn.ac.jp/picukup/2016/Asian_4countries/index.html
 (国立看護大学 2016年10月21日)

 カンボジア・ラオス・ミャンマー・バングラデシュより看護臨床実習の指導
能力強化の研修生が来訪されました
 2016年9月29日(金曜日)、アジア4カ国カンボジア・ラオス・ミャンマー・
バングラデシュの看護教育に携わる方々が来訪され、看護臨床実習における教
育機関および教員の役割について研修を受けられました。

 この研修は、国立国際医療研究センター国際医療協力局の平成28年度医療技
術等国際展開推進事業の一環として行われました。

■東京パラリンピックへ国際協力、ボッチャ研修会
 http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20161016-OYT1T50013.html
 (読売新聞 2016年10月16日)

 国際協力機構(JICA)の「二本松青年海外協力隊訓練所」(福島県二本
松市永田)で15日、アフリカや東南アジアなど11か国のスポーツ指導者ら
を招いた障害者スポーツ「ボッチャ」の研修会が行われた。

 2020年東京パラリンピックに向けた国際協力の一環で、日本代表ヘッド
コーチを務めた白河市在住の村上光輝さん(42)が協力した。

 研修は、障害者スポーツの発展途上国普及を支援し、競技人口を増やすこと
で東京パラリンピックの成功にもつなげようと、JICAが企画。ルワンダや
バングラデシュなど11か国のスポーツ指導者や政府関係者ら13人を招き、
リオデジャネイロ大会で日本代表を銀メダル獲得に導いた村上さんがルールや
指導法を教えた。

 村上さんは、試合で使うボールを実際に投げて、プレーのコツを指導。投げ
る際に腕がぶれないよう、車いすに体が触れても滑りにくい服装を勧めるなど、
実践的なアドバイスをした。

 欧州発祥のボッチャは、まだ競技人口が少なく、高価なボールが手に入らな
い国もある。そこで村上さんは、小石を詰めた袋を紙で包み、ガムテープをま
いてボールを作る方法も伝授。参加者は、写真を撮るなどしながら熱心に聞い
ていた。

 アンゴラのパラリンピック委員を務めるフェルナンデス・アデリト・ペレイ
ラさん(48)は「戦争や病気が原因で障害を抱える人は多いが、できる競技
が少ない。今回の経験を生かしたい」と話した。南スーダンで車いすバスケを
指導するニャンバー・ケニイ・ガブリエル・ピティアさん(33)は「高価な
道具がなくても、自分で工夫すれば練習できることを学んだ」と喜んでいた。

 研修は今月末まで続き、県内の障害者とスポーツで交流する機会も予定する。
村上さんは「東京大会に向けて、普及の役割を担いたい」と意気込みを語った。

 ◆ボッチャ=イタリア語で「ボール」の意味。重度の脳性まひや四肢に障害
のある人のために考案されたスポーツで、手のひら大の赤と青のボールを白い
目標球に向けて投げ、どれだけ近づけられるかを競う。

■東和コーポレーション、「耐油トワロン」の生産ライン追加
 https://gomuhouchi.com/industrial/1623/
 (ゴム報知新聞 2016年10月14日)

 東和コーポレーションは家庭用、作業用、工業用と幅広い用途の高機能手袋
を世界30カ国以上に向けて展開している。生産拠点は日本、中国、マレーシア
に加え、15年にはバングラデシュ工場を稼働させ、世界4拠点体制を構築した。

 バングラデシュ工場の操業は順調だ。現在約140人の従業員が働き、背抜きタ
イプの手袋を製造している。今後は設備拡充を進め徐々に品目を増やしていく
方針で、「いずれは他の3拠点で製造しているアイテム全てを製造できる拠点と
して、リスク分散を図っていく」(同社)としている。

 15年12月期業績は、売上高は前年比横ばい、利益は同微増となった。「当初
は増収計画で販売も好調だったが、8―9月にかけて失速。その後もゆるやかな
落ち込みが続き前年並みとなった」(同)。この傾向は足元(1―8月)も継続
しており、今期業績は前年比数%減収を予測している。

 今後の商品展開については、ニトリルゴム素材のフルコート手袋「耐油トワ
ロンハード」や耐切創手袋「カットレジスト」などに注力する。「耐油トワロ
ンハード」は中国工場のみで製造しており、「人気商品ながら供給が追いつい
ていない状況」(同)だったが、このほどバングラデシュ工場に新たに製造ラ
インを追加。これまでの約2倍の生産能力を整えたことで、対応しきれなかった
旺盛な需要を取り込んでいく。

 また耐切創手袋については、「安全意識の高まりにより、自動車から食品関
連まで幅広い需要が見込める市場」(同)として、関連商品を積極的に展開し
ていく方針だ。

 開発面では農林水産省の「農業女子プロジェクト」に参画し、女性農業者の
ニーズを反映した商品開発を進めている。昨年には特殊繊維のインナー手袋を
セットにした天然ゴム製ガーデニング手袋を上市しており、今年度中にも新商
品を発表する予定。年末には作業用手袋の新商品も上市する計画で「来年、再
来年は新商品を中心に拡販活動を実施していく」

■習近平主席、カンボジアとバングラデシュを訪問
 http://japanese.cri.cn/2021/2016/10/10/147s254267.htm
 (中国国際放送 2016年10月10日)

 中国外務省の陸慷報道官が10日明らかにしたところによりますと、習近平国
家主席は13日から17日にかけて、カンボジアのシハモニ国王、バングラデシュ
のハーミド大統領、インドのモディ首相の招きに応じて、これら三カ国を公式
訪問し、また、インド南部ゴア州で開かれる新興5カ国(BRICS)首脳会議に出
席する予定だということです。

■中国の習主席、インドなどアジア3カ国訪問へ
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H0I_Q6A011C1000000/
 (日本経済新聞 2016年10月10日)

中国外務省は10日、習近平国家主席が13~17日にインド、カンボジア、バング
ラデシュのアジア3カ国を訪問すると発表した。インドでは15~16日に中印の
ほかブラジル、ロシア、南アフリカの新興5カ国が南部ゴアで開くBRICS
首脳会議に出席する。カンボジアとバングラデシュでは中国が提唱する海と陸
の現代版シルクロード構想「一帯一路」など経済分野での協力を話し合うとみ
られる。

■中国、バングラに2.1兆円融資 インフラ整備など支援
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14H98_U6A011C1FF2000/
 (日本経済新聞 2016年10月14日)

【ニューデリー=黒沼勇史】中国の習近平国家主席は14日、バングラデシュの
首都ダッカを訪問し、ハシナ首相と会談した。両首脳はインフラ整備など27項
目の合意事項や覚書に署名。バングラ外務省高官によると、中国側は今後、バ
ングラに対し200億ドル(約2兆1千億円)の融資を実行すると約束した。習氏
が提唱する中国と欧州を海路と陸路で結ぶ「一帯一路(新シルクロード)構想」
を強化する狙い。

 中国国家主席がバングラを訪れるのは約30年ぶり。15~16日にはインドで開
くBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)首脳会議に参
加する。

 中国はインド洋の沿岸諸国への経済的な関与を通じてインド包囲網を築く「
真珠の首飾り作戦」を進めている。インドの隣国バングラとの関係強化は戦略
的に重要だ。

 合意事項には発電所や港湾、鉄道関連施設の整備が含まれたもよう。両首脳
は14日、南部チッタゴンのカルナプリ川の地下を通す複数車線のトンネル建設
事業の着工も生中継の映像でみた。

 習主席は首脳会談後の共同記者会見で「中国とバングラの関係を『緊密な包
括的協力パートナーシップ』から『戦略的協力パートナーシップ』に引き上げ
る」と述べ、2国間関係を深める意図を明確に示した。両国間の自由貿易協定
(FTA)の実現可能性も共同で研究していくという。

 ハシナ首相は2019年の総選挙を控え実績作りに力を注ぐ。「特にインフラを
目玉にする狙いで、道路、橋梁、鉄道の整備を急いでいる」(在ダッカ外交筋)
。インドのモディ首相も昨年ダッカを訪れ20億ドルの融資枠を供与すると約束
した。

■習主席、バングラデシュ訪問 港湾建設巻き返しか
 http://mainichi.jp/articles/20161015/k00/00m/030/066000c
 (毎日新聞 2016年10月14日)

 【北京・石原聖】中国の習近平国家主席は14日、バングラデシュを訪問し
た。首都ダッカでハシナ首相と会談する。中国の国家主席のバングラ訪問は1
986年以来30年ぶり。中国はバングラの港湾都市チッタゴンの南にあるソ
ナディア島に港を建設する計画で、この案件も協議されるとみられる。近くで
は日本が別の港湾建設でバングラ側と合意しており、巻き返しを図る思惑もあ
りそうだ。

 「一帯一路(海と陸のシルクロード経済圏)」構想を進める中国はパキスタ
ンで昨年、グワダル港の経済特区運営権を確保した。バングラでもソナディア
の港湾運営権を求めたが、計画が頓挫していた。

 その間、ソナディア近くのマタバリで、日本がバングラと円借款での港建設
で合意。また、日本人7人が殺害されたバングラでのテロを受けて延期となっ
たものの、日本の政府開発援助(ODA)による石炭火力発電所建設も計画さ
れており、バングラでの影響力争いでは日本が先行する形だ。

 一方、中国主導で設立したアジアインフラ投資銀行(AIIB)は6月末、
第1号案件にバングラ政府が計画する送電網整備事業を選定。ロイター通信な
どによると、習氏の訪問では発電所建設など20項目以上、約240億ドル(
約2兆5000億円)相当の合意文書が交わされる見込みで、大規模融資を通
じ日本に待ったをかける狙いもうかがえる。

■中国とバングラデシュ、1.4兆円の貿易投資協定 習主席初訪問
 http://www.afpbb.com/articles/-/3104499
 (AFP通信 2016年10月15日)

【10月15日 AFP】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席のバングラデシュ訪問
に合わせ、両国の経済団体は136億ドル(約1兆4000億円)規模の貿易投資協定
に調印した。関係者が15日に明らかにした。

 地域大国インドと非常に友好な関係を築いているバングラデシュに対し、中
国は関係強化を図っており、前日14日には中国がバングラデシュに200億ドル(
約2兆円)の融資を行うことで両政府が合意している。

 こうした中、バングラデシュ商工会議所連合会(FBCCI)と中国国際貿易促進
委員会(CCPIT)は2日間の日程で企業幹部らを集めた会合を催し、貿易投資協
定を結んだ。

 FBCCIのアブドゥル・マツルブ・アフマド(Abdul Matlub Ahmad)会長は「国
営企業も含めた中国企業と、バングラデシュの民間セクターの協定だ。136億ド
ル規模に上る」と述べた。

 また現地ニュースサイト「bdnews24.com」によると、CCPITの陳洲(Chen Zh
ou)副会長は「我々の代表団にはこの国(バングラデシュ)に投資を行いたい
実業家がたくさんいる」と語った。中国の投資家らは、バングラデシュのイン
フラ開発や、皮革、衣料品、医薬品、自動車など製造業への投資を検討してい
る。

 貧困国バングラデシュは、低迷している経済を活性化し、1億6000万人の国民
に雇用を創出するために、輸送インフラとエネルギー生産に数百億ドル規模の
投資を必要としている。

 インドの強い影響下にあるバングラデシュを中国の国家主席が訪れるのは約
30年ぶり。習主席は15日にバングラデシュを後にし、インドを訪れて同国とブ
ラジル、ロシア、中国、南アフリカの新興5か国「BRICS」首脳会議(サミット)
に出席する。(c)AFP

■習近平、アジア3か国歴訪とBRICS首脳会議――その戦略と動向
 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/3brics.php
 (Newsweek 2016年10月17日)

中国の習近平国家主席はカンボジアを訪問し、バングラデシュを経由してイン
ド入りした。中国による猛烈な抱き込みが進む中、露印が防衛協力を強めるな
ど、親米ではない動きが渦巻いている。ネパールの動きも見逃せない。

習近平国家主席、カンボジア訪問
 カンボジアと中国との関係は、7月25日付の本コラム<チャイナマネーが「国
際秩序」を買う――ASEAN外相会議一致困難>で触れたように、中華人民共和国
誕生後あたりから考えると、先のシハヌーク国王が中国に亡命したことに象徴
される。シハヌーク国王の墓が北京にあることからも分かるように、中国は現
在のシハモニ国王(シハヌーク元国王の息子)とも仲がいい。今般のカンボジ
ア訪問に当たり、習主席はシハモニ国王とだけでなく、モニニャット王太后(
シハヌーク元国王の夫人)とも会っている。モニニャット王太后はフランスと
イタリヤとクメールの血を引くことが影響しているのか、王室らしい気品に満
ちた顔だちを、中国の中央テレビCCTVが映しだした。

 我が国の安倍首相と会う時にはあれだけ傲慢極まりない表情をする習主席が、
よくぞここまで下手(したで)に出ると思われるほど、うやうやしい面もちで
会談していた。

 その習主席がカンボジアのフン・セン首相との会談となると、突然、自信に
満ち満ちて、「中国の一帯一路(陸のシルクロード経済ベルトと海の21世紀海
上シルクロード)構築に伴い、中国はカンボジアと、生産能力、貿易投資、農
業、観光およびインフラ建設などにおいて協力を進め、二国間経済貿易協力は
迅速に進んでいる」とした。

 またカンボジア側としては、人民元決済を促進させ、一帯一路により構築さ
れた経済回廊を軸としてカンボジア経済を発展させていく旨の意向を示した。

 カンボジアとの経済貿易協力を後押しして、カンボジアを完全に中国側に引
きつけて離さない勢いだ。

 ラオスはもともと一党支配の社会主義国家。旧ソ連の崩壊とともに中国との
緊密度を増している。

 これで、フィリピンのドゥテルテ大統領を含め、ラオスとカンボジアとの蜜
月関係を継続していけば、南シナ海問題に関して「怖いものなし!」。

 この自信は日本に向けられ、東シナ海での覇権を強める傾向に結びついてい
くことだろう。

 なにしろ、カンボジアとの共同声明では、「南シナ海問題に関しては、関係
国同士の話し合いによって解決する」という文言を明記してしまったほどだか
ら。

 街道には習主席とシハモニ国王の肖像画が並べられていた。

ひれ伏さんばかりのバングラデシュ
 バングラデシュは、習主席が北京空港を飛び立ち、カンボジアのプノンペン
に向かう途中から軍用機による護衛飛行をしていたが、プノンペンからバング
ラデシュに向かう時にも数機の軍用機で護衛を続けた。飛行場では習主席の写
真と五星紅旗をかざす大勢の子供たちが、タラップから降りた習主席を熱狂的
に迎えた。飛行場から進むすべての街道に、習主席とハミド大統領、ハシナ首
相のかなり大きな写真が交互に並べられ、その光景をCCTVが繰り返し伝えた。

 習近平国家主席はハミド大統領やハシナ首相らと、白と赤の花に彩られた会
議場で会談した。

 ハミド大統領との会談で習主席は、「このたびの訪問期間に、双方は各分野
での協力メカニズムを充実させ、重点分野での大型プロジェクト協力を積極的
に実施し、一帯一路建設をともに推進し、両国国民に幸福をもたらし、この地
域の相互連携と発展繁栄に貢献していくことに同意した」などと述べた。

 それに対してハミド大統領は、「習主席のこのたびの訪問は両国関係を新た
な水準に押し上げるもので、中国はバングラデシュの最高の戦略的協力パート
ナーになった。双方の貿易、投資、インフラなどの各分野での協力の潜在力は
巨大だ」と述べ、ハシナ首相もまた「バングラデシュは一帯一路建設に積極的
に参加し、『中国・バングラデシュ・インド・ミャンマー経済回廊』の開発を
支持する」と返した。

 さらにハミド首相は「バングラデシュは『1つの中国』の政策を固く支持する。
中国との互いの核心的利益について支持したい」と付け加え、習主席を喜ばせ
た。

 会談後、両国指導者は「一帯一路」の共同建設、生産能力協力、情報通信、
エネルギー電力、外交、海洋、防災、気候変動などの分野における多項目の協
力文書に調印した。たとえば「中国がバングラデシュに200億ドル(約2兆円)
の融資を行うこと」や、「136億ドル(約1兆4000億円)規模の貿易投資協定」
などがある。

インドのゴアでBRICS首脳会談
 習主席は15日にはBRICS(新興5カ国。ブラジル、ロシア、インド、中国、南
アフリカ)第8回首脳会議に出席するためにインドのゴアを訪れた。9月4日に中
国の杭州で開催されたG20においてもBRICSの臨時会議を開催したが、今回は正
式の首脳会談となる。習主席はインドのモディ首相の歓迎を受けたあと、BRIC
S各国首脳およびネパールの首脳とも会談した。以下、各国との会談内容は、C
CTVや「新華社」および「人民網(人民日報のウェブサイト)」以外に、「中国
青年報」も参考にし、筆者の解説を加えながら概況を述べる。

(1)中露首脳会談

 習近平:中国とロシアは国連安保理常任理事国であり、新興主要国であり、
かつ上海協力機構(NATOに対抗した、中国やロシアを中心とした安全保障機構)
の仲間なので、力を合わせて新興国および発展途上国に利益をもたらすように
国際秩序を形成していこう。

 プーチン:中露関係を緊密にしていくことに全力を尽くしたい。来年のBRIC
S首脳会議開催国としての中国を全面的に応援したい。エネルギー、インフラだ
けでなく、航空、宇宙開発においても協力したい。

(2)中印首脳会談

 習近平:中印関係の発展には目を見張るものがある。戦略的パートナーシッ
プを強化し、BRICSのみならず、上海協力機構(インドは今年、正式に加盟)、
南アジア地域協力聯盟および東アジアサミットにも協力したい。

 モディ:中印の戦略的パートナーシップを強化し、21世紀を「アジアの世紀」
に持って行こう。来年のBRICS議長国としての中国での成功を祈り、全面的に協
力したい。

(3)中国・南ア首脳会談

 習近平:中国は南アフリカとの戦略的パートナーシップが非常に勢いよく強
靭になっていることを大変うれしく思っている。中国は南アフリカだけでなく
アフリカの全ての国が、それぞれの国情に応じて発展し、外来勢力の干渉を受
けないことを願っている。(筆者:中国は外来勢力ではないのだろうか?)

 ズマ:中国がインフラ建設や、人材養成など多くの領域において協力してく
れていることを心から感謝している。全面的に中国に協力していきたい。

(4)中国・ネパール首脳会談

 10月16日の新華社は、特に習主席が15日、ネパールのプラチャンダ首相と会
談したことを大きく報道した。プラチャンダ氏はネパール共産党毛沢東主義派
のトップ(書記)で、今年8月に新首相に選ばれた。実はプラチャンダ氏が首相
に当選するのは、これで2回目で、第一回は2008年8月~2009年5月。就任期間は
1年にも満たない。政権を奪ったのはネパール統一共産党の党首。いずれにして
も「ネパール共産党」の党派によって政権が短期間で変わっている。2008年の
第一期プラチャンダ政権から第二期までの間に6人も首相が変わっているので、
政権は不安定だ。また途中に一回だけ無党派が首相になっているので、中国の
ような形での共産党支配とは異なる。

 習近平:中国とネパールは国交を正常化してから半世紀以上経ち、政治的に
も交流がある。地震災害後の支援を続けるだけでなく、今後はさらにインフラ
建設や民生の回復支援および中国の大企業の投資を強化していく。上海協力機
構などの協力枠組みを向上させたい。

 プラチャンダ:中国はネパールにとって最も信頼できるパートナーだ。積極
的に一帯一路建設に関わっていきたい。

 (筆者:ネパールは実は親インドと親中の間で揺れてきた。中国としては「
親中」で固定させたい思惑がある。インドの経済成長のポテンシャルが高いか
らだ。)

(5)印露首脳会談――ロシア、インドに軍事協力約束!

 個別会談は複層的に行なわれ、インドのモディ首相とロシアのプーチン大統
領との間でも開催された。

 フランスのAFP通信がインドの軍事関係者の話として伝えたところによれば(
と中国メディアが伝えた)、両国は国防を中心として数百億ドルにおよぶ協定
を結び、印露は少なくとも200機以上の軍用ヘリ、カモフ(Kamov)の共同製造
に合意したという。またロシアはインドに最先鋭の地対空ミサイルS-400を提供
するとのこと。

 AFPがロシアのメディアがインド軍関係者を取材した報道を引用している部分
もあり、情報源がかなり複雑だ。

 インドは日米露そして中国に対してと、顔を使い分けているように感ぜられ
る。

 しかしBRICS諸国における今回の一連の動きでは、少なくとも親米ではない要
素が互いを結びつけていることは確かだ。

BRICSの可能性と中国
 いずれにしてもBRICS枠内諸国のGDPは全世界の20%を越えており(購買力に
換算すると2014年で30.2%。EU16.6%、アメリカ15.9%。The World Factbook
より)、人口に至っては40%を越えている(42.7%)。

 他の西側先進諸国が経済成長の鈍化に悩む中、BRICSとその周辺諸国(発展途
上国)には経済成長の潜在力、ポテンシャルがあり、今後の発展空間が残され
ている。特にインドにはその可能性が高い。

 ただ、中国のような一党支配による独裁国家は、一党支配ゆえに、限りない
腐敗と不正を招く。中国の経済発展が鈍っているのは、この腐敗と不正だ。一
党支配を続けている限り、そこには限界がある。中国の戦略はたしかにしたた
かだが、民主のない世界制覇にはつねに危機が潜んでいる。日本の外交手腕に
注目したい。

■習近平主席のバングラデシュ訪問が両国関係発展の一里塚に
 ―駐バングラデシュ中国大使の馬明強氏を独占取材
 http://jp.xinhuanet.com/2016-10/16/c_135757701.htm
 (新華社新華網 2016年10月15日)

 新華網ダッカ10月16日(新華社記者/林昊 劉春涛) 中国の習近平・国家主席
によるバングラデシュ公式訪問を控え、駐バングラデシュ中国大使の馬明強氏
は13日、新華社のインタビューに応じ、中国とバングラデシュ両国では、経済
の相互補完性が高く、提携の潜在力が大きく、習主席の今回の訪問が、中国と
バングラデシュ両国の関係の発展の歴史における一里塚になるだろうと述べた。

馬明強氏は、習主席の今回の訪問は、両国の政治的な相互信頼の強化、両国
関係の水準向上、両国の各分野での提携展開における一里塚の意味を持つと述
べた。

馬明強氏によると、バングラデシュの「黄金のバングラデシュ」という夢は、
中国の夢に通ずるものがある。バングラデシュは発展目標として、2021年に中
所得国となり、2041年には先進国になることを掲げている。この長期的目標は、
中国の「2つの100年」という奮闘目標と非常に合致する。このため、習主席の
今回の訪問は、両国の夢を融合させる旅であり、両国の発展目標を結び付ける
旅でもある。

馬明強氏は、次のように述べた。習主席の今回の訪問により、バングラデシュ
における「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」
構想の実施が推進される。バングラデシュは「一帯一路」上の重要なポイント
で、馬明強氏は「インフラ、資金、人員、その他の分野を含む「一帯一路」構
想における相互接続は、バングラデシュが今まさに必要としているものだ。」
と語った。

馬明強氏によると、バングラデシュ政府は、中国の投資家に対し、「心から
の歓迎と熱烈な期待」を示している。バングラデシュは現在、中国経済工業園
区を建設中で、竣工後、多くの中国投資家を誘致する予定だ。

馬明強氏は、今後5年間に、中国とバングラデシュの貿易、投資、生産能力の
提携等の分野では、非常に大きな発展の可能性が開け、非常に大きな進展が実
現することを確信していると述べた。

■指導者死亡、バングラ警察「組織は弱体化」
 http://www.sankei.com/world/news/161021/wor1610210054-n1.html
 (産経新聞 2016年10月21日)

【ニューデリー=岩田智雄】バングラデシュ警察は21日、今年7月にダッカ
で日本人7人らが犠牲になったテロの実行グループでイスラム過激組織の「ネ
オ・ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(新JMB)の指導
者、サルワン・ジャハン容疑者が、今月8日の警察の急襲作戦中に建物から飛
び降りて死亡したと発表した。警察は、新JMBは弱体化し、組織の再構築に
は時間がかかるとしている。

■実行組織の最高指導者、死亡確認
 http://mainichi.jp/articles/20161022/k00/00m/030/122000c
 (毎日新聞 2016年10月21日)

【ニューデリー金子淳】バングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む人質
20人が殺害された人質テロ事件で、バングラ警察は21日、事件に関与した
とされる地元過激派組織の最高指導者アブドゥル・ラーマン容疑者が死亡して
いたと発表した。

 発表によると、警察当局は今月8日、ラーマン容疑者が潜伏していたダッカ
郊外の拠点を急襲。容疑者は窓から飛び降りて逃走しようとしたが、数時間後
に死亡した。

 容疑者は、8月に警察が殺害したバングラ系カナダ人、タミム・チョードリ
ー容疑者とともに地元過激派組織「ジャマトル・ムジャヒディン・バングラデ
シュ(JMB)」の分派「ネオJMB」を率いていたとみられている。

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