■見出し(2012年11月14日) No2012-65
〇シンポジウム:これからの平和構築
〇BOPビジネス支援セミナー・名刺交換会
一般財団法人 貿易・産業協力振興財団 主催
〇バングラデシュ中央銀行から2タカ貨幣の製造を受注しました
〇BOP/ボリュームゾーン・ビジネス
〇「歩かないお金持ち」増加で世界一の渋滞発生中!?
沖縄に似た国に住むバングラデシュ人の驚くべき実態
〇ミャンマーで、イスラム教徒80万人以上が市民権を剥奪
■これからの平和構築 「なぜかかわるのか、どうかかわるのか、誰と協働するのか」
http://www.jummanet.org/notice/2012/11/10-1.html
(ジュマ・ネット 2012年11月17日)
【シンポジウム開催】 ジュマ・ネット10周年事業
この10年間、ジュマ・ネットはバングラデシュの紛争地、チッタゴン丘陵の先住民族ジュ
マの人々と共に歩んで来ました。しかし、15年前に政府と先住民族の間で結ばれた和平
協定は未だ実施されないまま、今も先住民族が土地を追われています。
平和構築の重要性が国際社会でいわれてから20年近くが経ち、この間、平和構築の試み
はたくさん進められましたが、それは、世界から注目される大きな紛 争、そして紛争後
の復興事業に偏る傾向がありました。何よりも大きな制約は、「現地政府」が第三者の
仲介と支援を要請した時しか平和活動ができないという ことです。
ひとりひとりの安全と人権は、国家が守ってくれると私たちは考えていますが、国家の
存在そのものが平和を脅かすとき・・・。国家が侵す人権侵害に、NGOはじめ日本の市民
社会は、どのように関わることができるのでしょうか。
このシンポジウムでは、様々な国における紛争問題に再注目し、日本のODAがこれまで果
たしてきた平和構築の成果をふまえつつ、国連・国家・ODA機関・市民社会それぞれの役
割と協働のあり方を探ります。
◆基調講演:トランスナショナルに平和を考える視座 (同時通訳あり)
・マドゥ・マルホトラ氏
(アムネスティ・インターナショナルジェンダープログラム担当)
◆パネルディスカッション:これからの平和構築
「なぜかかわるのか、どうかかわるのか、誰と協働するのか」
・石井正子氏 (大阪大学大学院人間科学研究科 准教授)
・長谷部貴俊氏 (日本国際ボランティアセンター事務局長)
・阿部俊哉氏(JICA経済基盤開発部 ジェンダー平等・貧困削減推進室副室長)
◆日時:11月17日(土)14時~17時
◆場所:JICA研究所 2階 国際会議場
(東京都新宿区市谷本村町10-5)
◆参加費:1,000円(学生500円)
◆定員:70名
◆お申込み・お問い合わせ:ジュマ・ネット事務局(担当:青山)
「お名前と連絡先」をお知らせください。
Email:jummanet@gmail.com
Tel・Fax:03-3831-1072
■BOPビジネス支援セミナー・名刺交換会(2012年12月10日 無料)
一般財団法人 貿易・産業協力振興財団 主催
http://www.bop.go.jp/wp-content/uploads/2012/11/121210_ITIC_seminar.pdf
1.日時: 2012年12月10日(月)
第一部 BOPビジネス支援セミナー :14:30-17:10 (開場 14:00)
第二部 名刺交換会及び懇親会 :17:30-19:30 (開場 17:10)
2.場所: JICA東京(東京国際センター) 東京都渋谷区西原2-49-5
地図:http://www.jica.go.jp/tokyo/office/about.html
3.参加費用: 無料
4.想定参加者: NGO/NPO関係者、企業関係者
5.定員: 150名程度
※ なお、大変お手数ではございますが、本イベントについての出席の御意向に
つきまして、【2012年11月30日(金)17:00】までに【ご返信用FAX用紙】
にてご返答いただければ幸いです。
【開催内容(予定)】
<プログラム>
第一部BOPビジネス支援セミナー 14:30-14:40 開会
○ 主催者挨拶
一般財団法人 貿易・産業協力振興財団 理事長 畠山 襄氏
○ 経済産業省挨拶
経済産業省 貿易経済協力局 通商金融・経済協力課長 森 清氏
14:40-17:10 パネルディスカッション
○ BOPビジネスの取り組み事例
・ (株)グランマ 代表取締役社長 本村 拓人氏
・ SEE-D実行委員会 代表 遠藤 謙氏
・ ヤマハ発動機(株) 海外市場開拓事業部 部長 森 茂人氏
・ (株)雪国まいたけ 上席執行役員 佐竹 右行氏
【モデレーター:日本貿易振興機構アジア経済研究所 研究企画部長 佐藤 寛氏】
○ BOPビジネスの支援事例
・ 海外産業人材育成協会 研修部長 下大澤 祐二氏
・ 国際協力機構 民間連携室 課長 若林 仁氏
・ 中小企業基盤整備機構 国際化支援センター 国際企画課長 水野 毅氏
・ 日本貿易振興機構 途上国貿易開発課長 根本 裕之氏
【モデレーター:慶應義塾大学大学院 准教授 岡田 正大氏】
○ BOPビジネスの今後の展望
・ アフリカ開発銀行 アジア代表 玉川 雅之氏
・ (株)電通 ビジネス統括局 戦略企画室 局次長 平野 光隆氏
・ 日本ポリグル(株) 会長 小田 兼利氏
【モデレーター:政策研究大学院大学 教授 大野 泉氏】
第二部名刺交換会及び懇親会
17:30-17:35 開会
17:35-19:25 名刺交換会及び懇親会
19:25-19;30 閉会
■バングラデシュ中央銀行から2タカ貨幣の製造を受注しました(2012年11月13日)
http://www.mint.go.jp/topics/new/page166.html
(独立行政法人 造幣局 2012年11月13日)
平成24年11月13日
財 務 省
独立行政法人造幣局
バングラデシュ中央銀行から2タカ貨幣の製造を受注しました
財務省及び独立行政法人造幣局(以下「造幣局」という。)は、外務省の協力も得て、
外国の通貨の製造の受注に向けて取り組んできましたが、今般、造幣局がバングラデシュ
の一般流通貨幣である2タカ貨幣5億枚の製造供給を、同国中央銀行から受注しました。
外国の一般流通貨幣製造を受注するのは戦後初となります。
また、本年は日本とバングラデシュの国交樹立40周年の節目に当たり、今回の受注
は、両国間の一層の関係強化にも貢献するものと考えています。
(注) 平成24年7月10日、バングラデシュ中央銀行が実施した国際入札に応札し、
同11月8日、落札が決定。
額面 2タカ(邦貨で約2円に相当)
素材 ステンレススチール
直径 24ミリメートル
量目 5.5グラム
枚数 5億枚
※リンク先に図柄が公開されています。
□日本が外国貨幣製造を戦後初の受注、バングラデシュタカ5億枚
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2012/11/87080.php
(ニューズウィーク日本語版 2012年11月13日)
[東京 13日 ロイター] 財務省は13日、バングラデシュ中央銀行から通貨タカ
の貨幣製造を受注したと発表した。外国で一般に流通する貨幣の製造を日本が請け負う
のは戦後初めて。造幣局は2タカ貨幣5億枚の製造を年明けから開始し、来年4月以降
に順次納入する。
受注額は約5億2000万円。タカ貨幣は日本円では採用していないステンレススチー
ル製で、同素材での貨幣製造も初の試み。財務省では「設備の有効活用と多様な貨幣製
造のノウハウを得ることができる」として、今後も外国貨幣製造の受注を目指す方針。
2タカは日本円で2円程度。
□財務省・造幣局、バングラデシュ貨幣の製造受注 一般流通分では戦後初
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1300D_T11C12A1EB1000/
(日本経済新聞 2012年11月13日)
財務省と独立行政法人・造幣局は13日、バングラデシュの貨幣5億枚の製造を受注した
と発表した。これまで、海外の記念貨幣を受注した例はあるが、一般に流通する海外貨
幣の受注は戦後初めて。電子マネーの普及などで国内では貨幣の需要が減っており、余
った設備の活用や技術力の維持に役立てる。
バングラデシュには8種類の貨幣がある。受注した2タカ貨幣はステンレス製で、日本
円の2円に相当する。バングラデシュ中央銀行による国際入札に参加し、今月8日に約
5億2千万円で落札した。来年初めに大阪の造幣局で製造を開始し、4月から毎月1億
枚ずつバングラデシュに送る。途上国を中心に外国に貨幣製造を委託する国は多いとい
う。
一方で、日本では電子マネーの普及や景気低迷で、貨幣の製造量は減少傾向にある。財
務省と造幣局は海外貨幣の製造受注に力を入れている。これまで、記念貨幣については
ニュージーランドとスリランカから受注した実績がある。
■BOP/ボリュームゾーン・ビジネス
http://www.jetro.go.jp/theme/bop/precedents/
(JETRO)
※インドネシア、タンザニア、バングラデシュ、ケニア、インドの調査が
公開されています。
途上国の日々の暮らしから(BOP層実態調査)
食事情
http://www.jetro.go.jp/theme/bop/precedents/pdf/lifestyle_food_bd_rev.pdf
住宅事情
http://www.jetro.go.jp/theme/bop/precedents/pdf/lifestyle_housing_bd.pdf
教育事情
http://www.jetro.go.jp/theme/bop/precedents/pdf/lifestyle_education_bd.pdf
■「歩かないお金持ち」増加で世界一の渋滞発生中!?
沖縄に似た国に住むバングラデシュ人の驚くべき実態
http://diamond.jp/articles/-/27872
(ダイアモンドオンライン 2012年11月14日)
メディア論で知られるマーシャル・マクルーハンは1960年代、「グローバル・ビレッジ
(地球村)」という概念を提唱し、世界中にセンセーションを巻き起こしました。情報
化によって人々の中枢神経はつながり、世界はやがて1つの村のようになるという彼の予
言は当初、ユートピア幻想のように語られていましたが、インターネットの普及と経済
のグローバル化によって、それは現実のものとなりました。
村で暮らしたことのある方ならば、人々の温かさと同時に窮屈さも実感したことがあ
るかも知れません。ましてや、村人の多くが未知の外国人だったとしたらどうでしょう
?
言葉やしきたりの違いから、悩ましい問題にも直面します。マクルーハンは実際、グ
ローバル・ビレッジの本質は分裂であって、融合ではない、とも指摘しています。物理
的・経済的に距離が近づくほど、人々の心理的・文化的な摩擦は大きくなっていくとい
う訳です。
たとえば、こんな場面を想像してみましょう。
取引先の社長がインド人だったならば、やはりカレーで接待するべきか、それとも日
本食に誘うべきか。些細なことだと思うでしょうが、当事者にとっては切実です。豚肉
を食べないイスラム教徒に豚骨ラーメンを勧めたばかりに、せっかくのビジネスチャン
スをふいにしたくはないものです。
逃したくないビジネスチャンスは、バングラデシュにもあります。
国土は日本の約4割、人口は日本よりやや多い約1億4000万人が暮らす小さな国。都市
国家を除けば、人口密度は世界一とも言われているこの国にはいったい、どんなビジネ
スチャンスとご近所づきあいの秘訣が隠れているのでしょうか?
日本で暮らす、日本語ペラペラのバングラデシュ人に聞きました。
【バングラ人はとにかく日本好き!】
「いいモノ」の代名詞はトヨタ車、日立の冷蔵庫
「ネクストイレブン」と呼ばれる新興国の中でも、比較的安定した成長を続けているバ
ングラデシュ。コメやジュートの栽培を中心とする農業国だが繊維業を中心に工業化が
進み、近年は金融業も活発化している。マイクロファイナンスの先駆者として知られる
グラミン銀行、世界最大のNGOと言われるBRAC(バングラデシュ農業向上委員会)
も、この地で生まれた。過去5年間の経済成長率は平均して6.2%である。
そんな国で生まれたホセイン エムディ カマルさん(31歳)が留学生として来日し
たのは2006年。日本語学校やアパレル関係の専門学校で学び、日本でEコマースを手が
ける会社に勤務した後、2011年7月に株式会社「クリエイティブ」を設立。現在は、その
代表取締役兼エグゼクティブパートナーとして日本企業のバングラデシュ進出などを支
援している。
オフィスは東京都葛飾区にあり、私生活ではバングラデシュ人の妻と1歳の子どもの3
人暮らし。
――日本とバングラデシュの間をどれくらいの頻度で行き来されているんですか?
会社を立ち上げてからは年に3、4回くらい。今は、ベンチャー企業の視察が多いです。
2010年にユニクロさんが進出した頃から日本の方たちのバングラデシュへの関心も高ま
ってきてはいますが、中国・韓国に比べるとまだまだ少ないですね。
アジアでは、外国人名義で不動産を買えない国もありますが、バングラの場合、外国
人でも不動産の所有権が持てます。それに、相続税もない。だから今、中国や韓国の投
資家たちがものすごい勢いで土地を買い付けに来ています。まだバブルというほどじゃ
ないですが、いずれ、香港並みに高層ビルが建つだろうと思っています。
――そんなバングラデシュの方たちから見て、日本人ってどんなイメージなんでしょう
か?
日本人のことは、とにかく好きですね。バングラデシュに対するODA、日本はこれ
までずっと1位でしたから。バングラで走っている車も、ほとんどがトヨタ車です。
――新車ですか?
いいえ、ほとんどが中古車です。車に関しては、日本で新車を買うよりも、バングラ
で中古車を買う方が高いんですよ。だいたい、倍くらいの値段はします。
それと、バングラでいいモノと言えば日立、シャープと全部、日本製です。これだけ
いいモノを作るんだから、きっと日本人もいい人たちなんでしょうね、と思っています。
反対に、中国企業と韓国企業はどちらかというと嫌われていますね。
――それはまた、どうして?
商売のやり方が一方的というか、自分たちが儲かること第一でしょ。だから、バング
ラの人たち、もっと日本企業に来てほしいと思っています。
日本人のやり方、少し前まではめんどくさいと思われていたんです。納期もうるさい
し、やたらと細かい。利益はそんなに変わらないのに、日本企業と取引をすると求めら
れる品質水準が高すぎて大変。だから、ヨーロッパ企業と取引をする方が楽だ、という
バングラデシュ人も多かったんです。
だけど、今は違います。政府も、日本企業の持っているテクノロジーを教えてほしい
と思っています。現地のレベルに合わせるんじゃなく、日本のやり方を変えずに、その
まま現地へ持って来てほしい。そうすれば、お互いにウィン・ウィンの関係が築けるじゃ
ないですか。
【手始めに沖縄へやってきたカマルさん】
「沖縄と東京はベツクニだと思った」
――ところで、カマルさんはどうして日本へ来ようと思った訳ですか?
大学を卒業したら海外でビジネスをしたい、と思っていたんです。ただ、日本でビジ
ネスをするとまでは考えていなかったんですけれど。
バングラは小さい国なので、大学を出ても勤める会社がそんなにないんです。だから、
最初から海外で仕事をしようと思っている人はけっこう多いです。そのためにも、英語
は欠かせないですね。公用語はベンガル語ですが、イギリスの植民地だった影響もあっ
て幼稚園から英語を習いますし、街の中でもよく、ベンガル語と英語をミックスしたよ
うな言葉でしゃべっています。
大学進学率に関しては今、12%くらい。僕の同級生ですか? 卒業後はほとんどがヨ
ーロッパへ留学しましたが、経済専攻だったので、一部は現地の銀行へ就職しました。
僕の場合、日本に来たのはたまたまです。みんなヨーロッパに行くけど日本はどうか、
と知人に勧められたのがきっかけで。
――つまりは、たまたまご縁があった……。
事前に詳しく調べてどうのこうの、というのはなかったですね。日本語しゃべれたら
仕事ありそうだし、じゃあ行きましょう、ということで。その辺は僕、大胆というか、
先のことはあまり考えない性格なんです。ただ、家族からはものすごく心配されました。
日本は遠いし、英語も通じないし、寒いみたいだし、大丈夫か、と。
――寒い?
そうなんですよ。それが、留学先に沖縄の日本語学校を選んだ理由です。いきなり寒
いところに行くと、慣れなくて帰って来ちゃうんじゃないか、と。
――実際、沖縄の印象はどうでしたか?
バングラとあまり違わなかったですね。那覇空港を見てもダッカ空港と似ているなと
思いましたし、生活のリズムものんびりしていて。だから、最初は「あれっ? なんだ、
そんなに変わらないんだなー」と思ったんです。だけど、1年くらい沖縄で生活した後に、
たまたま東京に住んでいる友だちのところに遊びに行ったらびっくりしました。
――と言いますと?
もう、ほんとに、東京は「ベツクニ(別の国)だ」と思いましたね。まず、どこに行
ってもみんな走っているじゃないですか。最初はその意味が、ぜんぜんわからなくて。
「なんでこんなに走っているのかな」と思ったんですよ。正直、「なんなんだ、これは
?」と。
だけど、あとになってだんだん自分もわかってきたんです。日本人はたぶん、相手の
ことを考えるから遅れないように早く、早くと急いでいるんだな、ということ。これ、
理解するのに半年くらいかかりました。
ロンドンとかニューヨークの様子はテレビでも見て知っていましたが、東京はそれと
も違う。かなり忙しいですねー、と思いました。「そうか、これが世界をリードする大
都市なのか」とも感じましたね。
【世界一交通渋滞する街、首都ダッカ】
バングラ人は遅刻しそうになっても走らない
――あの、つかぬことをお聞きしますが、バングラデシュの方たちはそんなに走らない
んでしょうか?
というか、歩かないです。日本に来てから、僕、それに気づいたんです。バングラデ
シュの国民性というか、そこはまだちょっとダメなところ。少しでも余裕できたら、贅
沢したがるんですよ。だから、お金持ちは歩かないんですね、まず。
ちょっとしたところに買い物に行くのでもリキシャ(日本で言う人力車)を使いたが
りますし、自転車にもあんまり乗らない。最近、日本のホンダが進出してきたんで、若
い世代はこれからたぶん、バイクには乗るようになると思いますけど。
――「約束の時間に遅れちゃうよー」という場合でも、走らない?
要するに、そこまでの根性はまだないんです。
――根性の問題なんですか!?
ダッカって、世界一交通渋滞がひどいって言われているんです。バスなんて、30分で
も1時間でも動かないことよくあります。バングラデシュ人は、それでも降りて歩こうと
はしないですね。僕は歩きますけど。30分も歩いたって言ったら、「えーっ、信じられ
ない!」という顔をされます。
――考えてみたらあれですね、バングラデシュは暑いですから、そんなに忙しく走り回
っていたら、熱中症になっちゃいますし……。
だけど、今年の夏なんか比べたら、日本の方が暑いですからね。だから、やっぱり根
性の問題だと思いますよ。
――ひょっとして、ものすごーく気が長いんでしょうか、バングラデシュの方たちは。
うん、かも知れない。ヘンなところで気が長いというか。
――すると、納期なんかもあまりきっちりとは守らない国民性ですか?
そこはですね、守りたくなくて守らない訳じゃないんです。しかたなく守れなかった、
というケースがけっこう多いんです。
たとえば、工場が停電になって間に合わなかった、という場合がありますね。あと、
交通渋滞にはまって間に合わなかった、とか。それと、ごくわずかですが、のんびりし
ていて守れなかった、というのもあるとは思います。
要するに、会社自体がまだ少ないので、9時から5時まで時間通りに働くという勤務ス
タイルに慣れていないんです。もちろん、銀行に勤めている人たちは違いますよ。11社
くらいかな、外国の銀行があるんです。それと、EPZ(輸出加工区)にある工場に勤
めている人たちなんかも、時間通りに来て働きます。その辺の人たちはみんな「交通渋
滞にはまったから間に合いませんでした」なんて言い訳にならないことはわかっていま
すから、渋滞が始まる2時間前には家を出ましょう、ということができています。
――要するに、根性出せばできる、とおっしゃりたい?
そう。だって、昔の人はもっと歩いていたと思うんですよ。うちの父親なんて、夕方
になると2、3キロ離れたところまで歩いてわざわざテレビのニュースを観に行っていた
って言いますから。
今はもちろん、そんなことしないです。ダッカ市内はもう、ほとんどの家にテレビと
かパソコンあります。歩かなくなったのはたぶん、ここ10年、15年くらいの変化じゃな
いでしょうか。肥満も増えていますから。
続きは次回(11月21日公開予定)、後編で。
■ミャンマーで、イスラム教徒80万人以上が市民権を剥奪
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/33072-%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%80%81%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99%E5%BE%92%EF%BC%98%EF%BC%90%E4%B8%87%E4%BA%BA%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%8C%E5%B8%82%E6%B0%91%E6%A8%A9%E3%82%92%E5%89%A5%E5%A5%AA
(イランラジオ 2012年11月10日)
ミャンマーで、ロヒンギャ族のイスラム教徒80万人以上が市民権を奪われています。
BBCによりますと、最近、ミャンマー西部ラカイン州で民族間衝突が発生したことを
受け、ロヒンギャ族のイスラム教徒数百名が河川を渡ってバングラデシュの国境地帯に
到達していますが、バングラデシュの国境警備隊は、彼らに対し入国を許可していませ
ん。バングラデシュの政府関係者は、これらの難民を受けれることは出来ない、として
います。
バングラデシュに入国しているミャンマーのイスラム教徒は、「ミャンマーで攻撃を受
け、我々の親戚たちは殺害された」と語っています。
バングラデシュの国境地帯に、難民キャンプが設置され、それらのキャンプには、ミャ
ンマー人難民およそ25万人が収容されています。
避難しているミャンマー人のイスラム教徒数千人が、冬の到来や、適切な生活物資の欠
如により、飢餓や病気そして死の危険に直面しています。
飲料水、食料品、医薬品、衛生設備、衣服そして暖房装置の不足及び、失業もまた、ミャ
ンマー人の難民たちが抱えている問題の一部に過ぎません。
ミャンマー・ラカイン州で起きたイスラム教徒に対する過激派仏教徒の大規模な攻撃よ
り、イスラム教徒数数万人が死傷、又は難民となっています。

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