■シタール奏者シャンカール氏死去 ジョージ・ハリスンが師事
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012121201001338.html
(47News 2012年12月12日)
【ニューデリー共同】インドの伝統的な弦楽器シタールの世界的奏者として知られる
インド人音楽家、ラビ・シャンカール氏が米カリフォルニア州サンディエゴの病院で
11日(現地時間)、死去した。92歳だった。同氏の公式サイトなどが発表した。
PTI通信によると、ここ数年、呼吸器系や心臓の病気を患っていた。
インド北部バラナシ生まれ。1938年からインド古典音楽の巨匠に師事した後、
演奏活動を開始。
シタールの幻想的な音色に注目したビートルズの故ジョージ・ハリスンさんが師事
した。69年には史上最大のロックコンサート、ウッドストック音楽祭で演奏した。
■虐殺の記録とコンサートと バングラデシュ映画公開へ
(朝日新聞 1972年10月27日)
独立して間もない国家バングラデシュ関係の記録映画二本が近くほほ同時に公開される。
一本は七一年夏、西パキスタンによる東パキスタンへの武力弾圧が強まったころかろ、
バングラデシュ人民共和国が独立を宣営するまでを描いたインド映画で、「バングラデ
シュ―虐殺の9カ月」。もう一本は、インド音楽の第一人者ラビ・シャンカールと元ビー
トルズのジョージ・ハリスンらの提唱で開かれたバングラデシュ難民救済コンサートを
映画化した「バングラデシュのコンサート」。
「バングラデシュ」は政治的にはっきりバングラデシュ側に立つ映画。内乱後にインド
に一千万人近くも流れこんだといわれる難民の収容所のもようや、むごたらしい死体を
撮影しだシーンは、インド映画だからこそできた強烈な迫力だ。しかし、現在も苦境が
伝えられているバングラデシュの矛盾が、この映画ではほとんど暗示されていない。
一方、「バングラデシュのコンサート」は、舞台にカメラをすえっぱなしの素直な記録
映画.ラビ・シャンカール、ジョーシ・ハリスンのほか、ボブ・ディラン、
リンゴ・スター、エリック・クラブトン、ビリー・プレストン、ジェシー二イビスら
一流の歌手、演奏家が顔をそろえるが、特に初めの方に登場するシャンカールのシタール
演奏が圧巻。
なお東京では「バングラデシュ」と同時にアラン・レネの名作「夜と霧」が併映される
が、六一年公開されたときとちがい、ノーカット版。こんどはブルドーザーによる死体
処理、生首が積上けられたシーンなども登場する。

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