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バングラデシュ・少数民族の子どもたちの教育支援プロジェクト!
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■見出し(2013年05月06日) No2013-24
〇イスラム冒とくに死罪要求、大デモ隊が警察と衝突 22人死亡 バングラデシュ
〇ビル崩壊の死者620人超す、バングラデシュ
〇ビル崩壊の原因は「工場の発電機」、バングラデシュ当局
〇ローマ法王、バングラデシュの「奴隷労働」を非難 ビル崩壊受け
〇ディズニー、バングラデシュでの生産打ち切り
〇安全対策費、価格転嫁を警戒 バングラのビル崩壊 消費者複雑な反応
〇バングラデシュ倒壊ビル、建築許可なし
〇小売業者、産業災害防止で会合―ダッカのビル倒壊受け
〇バングラデシュでビル崩壊、危険な建物で作業を強いた工場経営者ら
〇ビル崩壊、外国支援拒否に内務省高官が釈明 バングラデシュ
〇バングラデシュの崩落事故死者200人超える、抗議のデモも(字幕・26日)
〇バングラデシュで邦人軽傷 デモ隊に襲われ
〇ワタミ、ソーシャルビジネス支援 ノーベル平和賞ユヌス氏らと連携
〇“チャイナプラスワン”の新たなる選択 バングラデシュのビジネス環境の現状
〇日本発・宇宙インフラ事業をアジアに、14兆円市場にらみ産学官が連携
■イスラム冒とくに死罪要求、大デモ隊が警察と衝突 22人死亡 バングラデシュ
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2942479/10697843
(AFP通信 2013年05月06日)
【5月6日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で5日、神に対する冒とくに死罪
を設けるよう要求する数十万人規模のデモが行われ、警官隊との衝突で少なくとも22人
が死亡した。警察当局と医療関係者が6日、明らかにした。
デモはイスラム強硬派のヘファジャット・イスラミ党(Hefajat-e-Islam)が主催した
もの。デモ隊は「アッラー・アクバル(アラーは偉大なり)」「要求は1つ、無神論者に
絞首刑を」などと叫びながら、ダッカ周辺の高速道路6本を封鎖。首都と郊外と結ぶ交通
機能をまひさせた。デモ参加者の多くは、地方の農村部出身者だという。
警察発表によれば、ダッカ中心部まで20万人が行進し、治安部隊と衝突。デモ隊が警
官隊に向かって投石し、警官隊側が警棒で応酬した。また、警察当局はゴム弾のみを使
用したと発表したが、目撃者や地元メディアによると、警察署に放火したデモ隊を解散
させるため治安部隊が実弾数百発を発砲したという。
最近結党されたばかりのヘファジャット党はイスラム原理主義を掲げ、イスラムを冒
とくした者に死罪を科すよう要求している。今回の大規模デモについては、13点の要求
項目の推進を掲げて行ったと説明しており、この中には男女が公共の場で自由に同席す
ることを禁じたり、憲法にアラーへの誓いの言葉を復活させることなどが含まれている。
(c)AFP/Shafiq Alam
■ビル崩壊の死者620人超す、バングラデシュ
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2942459/10691146
(AFP通信 2013年05月06日)
【5月6日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)近郊サバール(Savar)で前月起
きた8階建てビルの崩壊事故で、確認された死者数は5日、620人を超えた。だたし現場関
係者によると、がれきの撤去と犠牲者の捜索が終わったのはまだ5階以上の部分までで、
それより下の階での作業が進むにつれ死者数がさらに増加するのはほぼ確実という。
捜索活動をとりまとめる陸軍管理室のイムラン・カーン(Imran Khan)氏はAFPの取材
に、これまでに確認された死者数が622人に達したと語った。
4月24日に崩壊したラナプラザ(Rana Plaza)ビルには、欧米アパレルブランドのマン
ゴ(Mango)やベネトン(Benetton)、プリマーク(Primark)などの衣料品を製造する
5つの縫製工場が入っており、事故当時は女性を中心に3000人以上が働いていた。(c)AF
P/Kamrul Hasan Khan
■ビル崩壊の原因は「工場の発電機」、バングラデシュ当局
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2942071/10686451
(AFP通信 2013年05月04日)
【5月4日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)近郊で起きたビル崩壊事故を調査
している同国内務省の主任調査官は3日、事故の原因はビル内に違法に設置された4基の
発電機による振動だったとの初期調査結果を明らかにした。軍関係者によると、事故の
死者は525人に上り、さらに数十人が依然として行方不明になっている。
主任調査官がAFPに語ったところによると、崩壊した8階建てビルの中の、縫製工場が
位置していた上層部には、4基の大型発電機が各階ごとに違法に設置されていた。「停電
後に始動したこれら発電機の振動が、数千台ものミシンの振動と一緒になって、崩壊を
誘発した」。各階は「トランプのカードの束のように」重なり落ち、ビルは5分以内に崩
壊したという。最終調査結果は崩壊現場での作業完了後に提出される予定だ。
主任調査官によると、崩壊したビル「ラナ・プラザ(Rana Plaza)」は工場ではなく
商業施設のために建てられたものであり、ビル所有者が建築材料に必要な基準を満たし
ていない鉄筋やれんがなどを使っていたために、振動に耐えられなかったとみられる。
(c)AFP/Shafiq Alam
■ローマ法王、バングラデシュの「奴隷労働」を非難 ビル崩壊受け
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2941847/10676806
(AFP通信 2013年05月02日)
【5月2日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(76)は1日、
バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)近郊サバール(Savar)で起きたビル崩壊事故で
死亡した労働者数百人の状況は「奴隷労働」だと非難、各国の政治指導者に対し失業問
題への取り組みを求め、「自己中心的な利益追求」を厳しく批判した。
法王は、犠牲となった工場労働者の賃金がわずか月38ユーロ(約4900円)だったとの
ニュースに、とりわけ大きな衝撃を受けたという。「これは奴隷労働と呼ばれるもので
す」
メーデーを記念する非公開ミサでのこれらの発言は、バチカン放送局(Vatican Radi
o)によって伝えられた。「公正な賃金を支払わず、仕事を提供せず、バランスシート(
貸借対照表)を見てどうやって儲けるかを考えているだけ。これは神に反することです」
法王はその後、サンピエトロ広場(St Peter’s Square)に集まった数千人の信者を前
に、各国の政治家に対して失業問題への取り組みと、「自己中心的な利益追求」に対す
る「社会正義」の追求を訴えた。(c)AFP
■ディズニー、バングラデシュでの生産打ち切り
http://www.cnn.co.jp/business/35031632.html
(2013年05月03日)
ニューヨーク(CNNMoney) 米ウォルト・ディズニーは、バングラデシュでの自
社ブランド製品の生産打ち切りを決めた。同国で昨年秋に工場での死亡事故が相次いだ
ことを受けての措置としている。
ディズニーは3月、ベンダーやライセンシー各社に書簡を送付し、サプライチェーンの
安全基準を強化するため、バングラデシュなど「リスクの最も高い国々」での生産を打
ち切るよう伝えた。
またディズニーは、2014年4月までにエクアドル、ベネズエラ、ベラルーシ、パキ
スタンの4カ国での生産も打ち切る。
バングラデシュでは先週、首都ダッカ近郊で8階建てビルが倒壊し、ビル内で操業して
いた縫製工場の従業員など400人以上が死亡したが、ディズニーの生産打ち切りの決
断はこの事故の前に下された。
決断の決め手となったのは、昨年11月に発生し、死者112人を出した「タズレーン
・ファッションズ」の縫製工場での事故と、昨年9月に発生し、262人が死亡したパ
キスタンの衣料品工場での火災だ。
相次ぐ事故を受け、バングラデシュでの生産の完全打ち切りを決めたブランドはウォル
ト・ディズニーが初めてだが、同国でのディズニー製品の生産量は全体の1%未満にす
ぎず、他の4カ国での生産量はそれよりもさらに少ないという。
ディズニーは生産を打ち切る国を選定する上で、世界銀行が、説明責任、汚職、暴力な
どの基準を基に各国の統治状況をまとめた報告書を参考にしたとしている。ディズニー
が生産打ち切りを決めた5カ国は、この報告書の中で最も評価が低かった。
■安全対策費、価格転嫁を警戒 バングラのビル崩壊 消費者複雑な反応
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130506/mcb1305060502005-n1.htm
(産経新聞 2013年05月06日)
バングラデシュでこの数カ月、衣料品工場の事故が相次いで数百人が犠牲になったこ
とを受け、製品を購入する側の欧米消費者の間でも途上国の労働者の安全を心配する声
が高まっている。もっとも、安全強化策が製品価格に転嫁されるのは願い下げというの
が本音のようだ。
ロンドン中心部を走るオックスフォード・ストリート。英アソシエーテッド・ブリテ
ィッシュ・フーズが展開するファストファッションチェーン「プライマーク」の2店舗
は先週、買い物客でごった返していた。同社の製品の一部は、バングラデシュの首都ダ
ッカ近郊で4月24日に崩壊したビルで生産されていた。この事故ではこれまでに死者
が約500人にのぼっている。
「気がかりだけど、こうした場所から衣料品を仕入れている小売業者はほかにも多い
から…」。事故の翌日、プライマークの茶色の紙袋を抱えた大学生のエリザベス・マク
ネイルさん(21)は複雑な表情を浮かべた。「(生産現場の環境の)改善は絶対必要。
でも、ここで買うのをやめることはないわね。すごく安いもの」
プライマークは過去5年で売上高を35億ポンド(約5400億円)に倍増。ロンド
ンのハイストリートでしのぎを削るスウェーデンの「ヘネス・アンド・マウリッツ(H
&M)」や英「トップショップ」といったライバルを上回るペースの成長を遂げている。
流行を捉えたデザイン性などと並び、その原動力となっているのがバングラデシュなど
アジア諸国で作る製品の安さだ。
バングラデシュには、低廉な労働力を求める海外メーカーが中国などから生産拠点を
移転。地元業者団体によるとアパレル製品の輸出額は中国に次ぎ世界2位を誇る。ただ、
その工場は消火設備の不備など安全面の問題点が多く、国際労働権フォーラム(ワシン
トン)によると同国の衣料品業界で2005年以降に火災などの事故で死亡した労働者
は1000人を超える。昨年11月にも、米ウォルマートなどに卸す衣料品の工場で発
生した火災で112人が死亡している。
一方、ファストファッションの隆盛で消費者が5ドル(約490円)のTシャツや6
ドルのビキニといった格安商品を当然のように求めるなか、衣料品各社は一段のコスト
引き下げ圧力にさらされているのが実情だ。英国では05年以降、食品が43%値上が
りしているのに対し、衣料品は逆に20%値下がりしている(英政府統計局調べ)。こ
のため労働者の安全向上名目の小幅な値上げでさえ、買い物客を遠ざけるには十分かも
しれない。
プライマークは今回の事故後、納入業者の監査の一環として建物の構造調査を強く求
めていくことを約束した。
プラネット・リテールのアナリスト、イザベル・キャヴィル氏は、プライマークは途
上国の工場の労働環境をめぐり1990年代末に米ナイキが浴びたような非難を避ける
ため、納入業者の監視を強化する必要があると指摘。その一方で「厳しい市場なので値
上げは非常に難しい」と述べた。(ブルームバーグ Sarah Shannon)
■バングラデシュ倒壊ビル、建築許可なし
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324289404578445770394084656.html
(ウオール・ストリート・ジャーナール 2013年04月26日)
【ダッカ】工場が入ったバングラデシュ・ダッカ郊外のビルの倒壊は同国最悪の産業事
故となったが、ダッカ市の当局者によると、このビルは適切な許可も得ずに不安定な土
地に建てられていた。倒壊による死者数は258人に上り、救助隊員らは引き続き生存者を
がれきの下から救い出す作業に追われている。
ドリルやシャベルを使って、あるいは素手で作業をしている救助隊員らは、24日に倒
壊した8階建てのビル「ラナ・プラザ」のがれきの下にはまだ多くの遺体があると話した。
行方不明者の家族らは遺体が収容された近くの学校で、異臭を遮るためのハンカチを顔
に当てながら肉親を捜していた。
倒壊への世間の怒りや、規制上の問題が明らかになったことで、納入業者が安全な状
況の下で操業しているかどうかを先進国の小売業者が見極める難しさに焦点が当たって
いる。
小売業者は、バングラデシュの納入業者の安全基準などをチェックする上で、業界団
体の取り組み、独立したサードパーティーの監査、あるいは社内監査役に大きく依存し
ている。同国は中国に次ぐ世界第2位の衣料品輸出国だ。
しかし、こうしたやり方では危険をすべて察知できないことがある。ラナ・プラザに
入っていた少なくとも2つの衣料品工場は、欧州の業界団体が行った国際労働・安全基準
監査を受けていた。この組織は工場内の安全性をチェックしたが、工場が入っている建
物の安定性の評価は行わなかった。
大ダッカ圏の建築物の安全性を監督している部局の高官シェイク・アブドゥル・マナ
ン氏によると、ラナ・プラザのオーナーである地方政治家ソヘル・ラナ氏は、義務付け
られている許可を得ていなかった。同氏は、ダッカの北の商業ハブ、サバル地区にある
このビルは「計画許可」を得ておらず、「取り壊されるべきだった」と話した。
ラナ氏はその代わりに、5つの繊維工場と銀行1つ、それに複数の商店から成る商業施
設を建設する許可をサバル地区の長から得ていた。マナン氏は、地区長には建設を認め
る権限はないとしている。
ラナ氏は事故後、公に発言しておらず、同氏にコメントを求めても回答はなかった。
サバル地区長のラファイエット・ウラ氏はウォール・ストリート・ジャーナルに対し
て、地区当局は必要なダッカ建築安全局の認可を求めることなく、ラナ氏に許可証を発
行したと述べた。ウラ氏は、バングラデシュの衣料品業界がブームに沸くなかで、ダッ
カの安全局は許可を出すのに時間をかけすぎるとし、「この地域の数百の工場は自治体
の許可で建設されている」と指摘した。
同氏はまた、ラナ氏は有名な人物で、この地域にいくつかのビルを所有しているが、
全て自治体の許可で建てられたとしている。ラナ・プラザの外を走る道路の両側の壁に
はラナ氏がほほえんでいるポスターがずらりと並んでいる。
住民の話によると、ラナ氏は2007年、沼から水をくみ出し、コンクリートの基礎を打
ち込んでビルを建てた。このような土地は沼地の多いバングラデシュではよく見られる。
マナン氏は、こうした土地は不安定で、基礎が適切に打ち込まれていないと危険だと述
べた。
カナダの小売り大手ロブローは24日、同ビル内の労働者は同社のファッションブラン
ド「ジョー・フレッシュ」向けの衣料品を生産していたと述べた。一方、米ウォルマー
ト・ストアーズは納入業者には同ビルの工場を使うことを認めていなかったと述べた。
ビルの5階で操業していた衣料品工場、イーサー・テックスのサイトでは、ウォルマート
は顧客とされているが、これについてウォルマートは、イーサー・テックスと納入業者
との契約はビルに工場が入居する前のものだと指摘した。
ビルに入っていて従業員が犠牲者となった2つのバングラデシュの工場は、ブリュッセ
ルに本拠を置く外国貿易協会(FTA)が10年前に設立したビジネス・ソーシャル・コンプ
ライアンス・イニシアチブ(BSCI)による監査をパスしている。FTAにはアディダスやエ
スプリ・ホールディングズ、ヒューゴボスなど約1000社の欧州小売業者が加盟している。
BSCIは、その監査官は建築エンジニアではなく、チェックをする際には建物の状態は
考慮していないとし、建設などの安全性は自治体が調べるものだと述べた。
BSCIのマネジングディレクター、ローレンツ・ベルツァウ氏は「社会監査に多くを期
待しないことが重要だ」と語った。その上で、「BSCIやその他の組織は状況改善に寄与
している」としながらも、「しかし、やるべきことはまだたくさんある」と語った。
労働者グループは、こうしたチェックは貧弱な安全基準を是正できていないと不満を
表明している。バングラデシュではここ数年間に、工場火災で700人強の人が死亡してお
り、24日の事故以前にも、建物の倒壊事故で多くの犠牲者が出ている。
ラナ・プラザでは23日、外壁に大きなひびが入っているのが見つかり、衣料品工場の
労働者らは避難した。関係筋によると、ラナ氏はその後、ミーティングを開いて、この
ビルは「今後さらに100年」は持つと述べたという。
■小売業者、産業災害防止で会合―ダッカのビル倒壊受け
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323343804578455712913801272.html
(ウオール・ストリート・ジャーナール 2013年05月01日)
米ウォルマート・ストアーズとギャップ、スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッ
ツ(H&M)は4月29日、バングラデシュで先週起きたビル倒壊事故のような産業災害を防
止する計画をまとめるため、約30の西側小売業者、労働者グループ、非政府組織(NGO)
と会合を持った。
参加者によると、この会合では、工場査察結果を集める情報センターを設けて、安全
性の問題から他の小売業者がどこで生産を停止したか分かるようにすることなどが討議
された。会合に参加したグループは今月中に討議結果を公表する予定だ。
ウォルマートなど3社は、独フランクフルト近郊のエシュボルンにあるドイツ国際協力
公社(GIZ)の本部でこの会合が開かれたことを確認した。また、スペインの百貨店チェ
ーン、エル・コルテ・イングレスの広報担当者は、バングラデシュの産業インフラの監
視と改善に向けた計画について話し合われたことを確認した。
これとは別に、欧州連合(EU)の当局者は、労働条件を改善するようバングラデシュ
当局に圧力をかけることを検討している、と語った。欧州委員会のグヒュト通商担当委
員とアシュトンEU外交安全保障上級代表(外相)は30日夜の声明で、同国の労働条件
を「非常に懸念している」と述べた。EUは同国の最大の貿易相手だ。
同国の首都ダッカ郊外で倒壊したビルのがれきの下からは、カナダのロブロー、スペ
インのマンゴ、エル・コルテ・イングレス、イタリアのベネトン・グループなど西側の
6つのブランドの衣料品やこれら企業からの注文書が見つかった。これらの企業は、倒壊
したビルに入っていた工場で衣料品を生産させていたことを確認した。マンゴとベネト
ンは試験生産だったという。
ロブローとエル・コルテ・イングレスは犠牲になった工場労働者とその家族に補償金
を支払う計画だと明らかにした。
バングラデシュの衣料品産業の規模は200億ドル(1兆9500億円)で、同国は中国に次
ぐ世界2位の衣料品輸出国。同国は、欧米やカナダにおけるいわゆるファストファッショ
ン小売店やバジェット(手ごろな)小売店に低価格衣料品を供給する目立った存在にな
っている。
今回のビル倒壊は、バングラデシュで過去5カ月間で3回目の大規模産業事故となった。
昨年起きた2件の火災では合わせて100人以上が死亡し、西側企業による安全策の再検討
につながった。
米国に本拠を置く国際労働権利フォーラムとその他のグループは2010年の衣料品工場
火災を受けて、バングラデシュ火災・建物安全協定をつくったが、参加小売業者の数が
少ないために、発効に至っていない。
今回の事故を受けて、より広範な安全取り決めを求める声があらためて強まっている。
この取り決めは、小売業者が義務的な査察制度に同意するもので、工場が安全でないと
判明した時には、労働者や公衆に通知がされる。
ロンドンに本拠のあるグループ、倫理的通商イニシアチブ(Ethical Trade Initia
tive)のディレクター、ピーター・マカリスター氏は、小売業者は「もっと多くの企業
が参加する公算が大きい」より広範な取り決めについて作業をしていると述べた。同氏
は今回の会合に参加した。
■バングラデシュでビル崩壊、危険な建物で作業を強いた工場経営者ら
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323343804578454151672576128.html
(ウオール・ストリート・ジャーナール 2013年04月30日)
【ダッカ(バングラデシュ)】バングラデシュの首都ダッカ近郊で約400人が犠牲となっ
た先週のビル崩壊事故で、ビルに入居していた縫製工場の経営者らは事故の前に従業員
を強制的に働かせていたとの容疑がかけられているが、これらの経営者らは政情不安に
よる需要の低迷で経済的な苦境にあったことが分かった。工場の幹部らが明かした。
同国では来年の選挙を控えて、抗議活動によるストライキや港湾の封鎖が2月以降相次
いでおり、工場は他の国の衣料メーカーに注文を奪われていた。
バングラデシュ縫製品製造業・輸出業協会(BGMEA)が今月明らかにしたところによる
と、これまでの騒動で年商200億ドル(約2兆円)規模の縫製業界の輸出が5億ドル失われ
たという。西側諸国のバイヤーは注文の多くをインドへ移行させたと同協会は指摘する。
この状況が続けば、300万人の雇用がリスクにさらされると同協会は警告している。
崩壊したビルに入居していた全部で5つの工場の労働者らは、24日の朝、ダッカの北に
ある商業の中心地、サバールにあるビル「ラナプラザ」の作業に戻るよう工場の責任者
から言われたという。ビルの外壁の亀裂は危険だとエンジニアが警告を出していたにも
かかわらずだ。その数時間後、ビルは崩壊した。
先週の悲劇の前、ファントム・アパレルズとファントム・タックの2つの工場はスペイ
ンのファストファッション小売業マンゴーMNGホールディングからの注文を仕上げるため
急いでいた、と工場の幹部は話した。
工場の幹部やBGMEAのメンバーによると、ダッカの実業家アミヌール・イスラム氏が所
有するこれら2つの工場とほかの工場は、国内の混乱により注文を満たすことができてい
なかったという。イスラム氏がマンゴーとの契約を勝ち取った際、同氏は注文を間に合
わせることを切望していたと幹部らは話した。
ファントムのある幹部は「オーナーはわたしたちに、12万1000ドル相当の注文を失っ
た、マンゴーは大きなバイヤーだからわれわれにとって重要だと言った」と話した。「
政情不安のせいでかなりの時間を失っているから、1日たりとも休まないようにと従業員
は言われた」という。
当局が刑事上の過失容疑で逮捕命令を出したことを受け、イスラム氏とほかの工場の
オーナーらはビル崩壊後の週末に自首した。ビルの所有者も拘留されているが、まだ誰
も起訴されていない。工場の経営者やビルの所有者の弁護士は連絡がつかないか、コメ
ントを控えた。
崩壊現場から救助されたファントム・アパレルで品質管理を担当するサイード・シャ
ー・ジャマール氏はマンゴーとの契約に言及し「生地がちょうど到着し、6月の納期に間
に合わせるため、全員が懸命に働いていた」と話す。
労働問題の活動家らが崩壊現場から回収し、ウォール・ストリート・ジャーナルが確
認した工場の1つの受注書類によると、マンゴーの秋冬コレクション用として、男児用ポ
ロシャツと女児用レギンスの合計3万5000着が発注されていた。
工場の幹部らによると、ファントム・アパレルとファントム・タックは合計で10の製
造ラインがあり、1本のラインには60人の縫製員が作業していたという。
ある幹部は、マンゴーの幹部らが昨年10月に工場を訪れ、安全基準や労働環境などを
査察していったと話す。これらの工場はマンゴー以外の欧州の小売業者にも製品を供給
している。
■ビル崩壊、外国支援拒否に内務省高官が釈明 バングラデシュ
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2941669/10668349
(AFP通信 2013年05月01日)
【5月1日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)近郊サバール(Savar)で4月24日、
縫製工場などが入るビルが崩壊し、少なくとも388人が死亡した事故の直後、国連(UN)
などが生存者捜索のため専門家による支援提供を申し出ていたことが明らかになった。
しかしバングラデシュ政府はその支援の受け入れを断っており、その判断について30日、
内務省高官が釈明した。
内務省のムスタク・アハメド(Mustak Ahmed)氏はAFPに対し、英国をはじめ国外から
の支援の申し出について政府は「感謝している」としながらも、「国内の救援活動で十
分で、しっかりやっていたため、外国からの支援が直ちに必要とは感じなかった」と語
った。
一方、国連の人道支援顧問で同国に駐在するジェルソン・ブランダオ(Gerson Brand
ao)氏は、24日朝の事故発生から数時間のうちにシンガポールとアラブ首長国連邦のア
ブダビ(Abu Dhabi)に拠点を置く緊急災害チームに出動準備を整えさせていたという。
ブランダオ氏がAFPに語ったところによると、この緊急災害チームは「専門家グループで、
捜索犬や超小型カメラをはじめ、われわれがバングラデシュ国内では持っていない装備
を持っていた」という。
しかし同国軍が事故現場に捜索犬を初めて導入したのは、がれき除去を開始するため
のクレーンなどの重機が持ち込まれたのと同じ、30日になってからだった。同国史上最
悪の労災となった今回の事故による死者が増え続けている中、政府の事故対応の不備と、
政府の監督が不十分だったことに対する非難と怒りの声が上がっている。(c)AFP/Shafi
q Alam
■バングラデシュの崩落事故死者200人超える、抗議のデモも(字幕・26日)
http://jp.reuters.com/video/2013/04/26/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%AE%E5%B4%A9%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85%E6%AD%BB%E8%80%85200%E4%BA%BA%E8%B6%85%E3%81%88%E3%82%8B-%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%82%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB26%E6%97%A5?videoId=242483916&videoChannel=201
(ロイター通信 2013年04月26日)
バングラデシュの首都郊外で発生した衣料工場のビル倒壊現場では、生存者の捜索が続
いているが、これまで228人の死亡が確認された。
■バングラデシュで邦人軽傷 デモ隊に襲われ
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013043001001803.html
(47NEWS 2013年04月13日)
【カトマンズ共同】バングラデシュの首都ダッカ近郊アシュリアで29日、日本人男性
が乗った車がデモの群衆に襲撃され、男性が左腕などに軽傷を負ったことが分かった。
現地の日本大使館が30日、明らかにした。
男性は日本から出張中の企業社員で、現地の企業関係者らバングラデシュ人2人と車
で移動。アシュリアに差し掛かった際、群衆に止められ、鉄パイプなどを持った暴徒が
車の窓ガラスを割るなどした。
男性はガラス片で左腕を負傷したほか、車から逃げる際に背中を棒で殴打された。運
転手の男性も棒で頭を殴られてけがをしたが、もう一人の男性は無事だった。大使館は
日本人男性の氏名や企業名などを公表していない。

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