バングラデシュのニュース(2014/03/29)

◆イベント情報◆
・東京ボイシャキメラ 4/20 池袋西口公園
 案内チラシ:http://ow.ly/umWjl

■見出し(2014年03月29日) No2014-17
◯岸田外務大臣のバングラデシュ及びミャンマー訪問
◯木原外務大臣政務官とアティウル・ラーマン・バングラデシュ中央銀行総裁の会談
◯岸田外務大臣のバングラデシュ訪問(概要)
◯プロトム・アロー紙「日本はバングラデシュの信頼できる友である」(岸田大臣寄稿)
◯外相、バングラデシュ首相らと会談 1200億円供与表明
◯田中さん(高松市出身)バングラデシュで「授業」
◯青年海外協力隊員、県庁訪れ抱負 「現地の人と交流を密に」
◯機能性のあるカジュアルウエアが好評?グラミン・ユニクロ社長に聞く
◯モヤシ原料の緑豆の対日輸出に成功?グラミン雪国まいたけ
◯安定した経済成長、日系企業の参入可能性広がるーバングラデシュ農業ビジネスセミナー(1)
◯日本企業との連携を模索する地場企業ーバングラデシュ農業ビジネスセミナー(2)
◯神戸大が病理診断指導 バングラデシュの医療水準向上へ
◯【江藤詩文の世界鉄道旅】バングラデシュ鉄道(3)
 「撮影したいなら線路からどうぞ」…ローアングルから見上げる車体の迫力
◯ベンガル語専攻の2年生全員がバングラデシュで研修参加
◯バングラデシュ伝統のカワウソ漁、消滅の危機
◯中国、「主要武器供給国」に=独仏と同水準-国際平和研
◯英プリマーク、バングラ工場倒壊の補償を独自中心に転換
◯海洋ガス田開発とLNG輸入計画を進めるバングラデシュ
◯Dhaka International Trade Fair 2014

■岸田外務大臣のバングラデシュ及びミャンマー訪問
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/page3_000706.html
 (外務省 2014年03月20日)

1.3月21日から25日にかけて、岸田文雄外務大臣は、バングラデシュ及びミャンマー
を訪問する予定です。

2.バングラデシュにおいて、岸田外務大臣は、ハシナ首相への表敬やアリ外務大臣等
との会談を行い、伝統的に親日国である同国との二国間関係の包括的強化等について
意見交換を行う予定です。

3.ミャンマーにおいて、岸田外務大臣は、テイン・セイン大統領への表敬やワナ・マ
ウン・ルイン外務大臣等との会談を行い、本年外交関係樹立60周年を迎える二国間関
係の強化や本年ASEAN議長国を務める同国との協力・連携等について意見交換を行う予
定です。

■木原外務大臣政務官とアティウル・ラーマン・バングラデシュ中央銀行総裁の会談

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/bd/page3_000703.html
 (外務省 2014年03月19日)

 3月19日(水曜日)14時00分から約30分間,木原外務大臣政務官は外務省において,
閣僚級招へいプログラムで訪日しているアティウル・ラーマン・バングラデシュ中央
銀行総裁(Dr. Atiur Rahman, Governor, Bangladesh Bank)と会談を行ったところ,
概要は以下のとおりです。

1 木原政務官から,ラーマン総裁の訪日を歓迎するとともに,日本滞在が有意義なも
のとなることを期待する,過去7年でバングラデシュに進出する日本企業数は約3倍に
増えたが,日バングラデシュ間の経済関係はいっそう拡大できる余地があるので,投
資環境の整備を含め,貴総裁にも引き続き御協力頂きたい旨述べました。

2 これに対しラーマン総裁から,1971年の独立以降長年にわたる日本によるバングラ
デシュへの支援に深く感謝する,バングラデシュは,好調な経済や多くの有能な人材
に恵まれ,また,中間層の増大も著しい,こうした状況は日本企業にとっても大きな
魅力であると考える,今後とも,日本企業からより多くの投資を呼び込むべく取り組
んでいきたい旨述べました。

■岸田外務大臣のバングラデシュ訪問(概要)
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/bd/page18_000238.html
 (外務省 平成26年3月23日)

 岸田外務大臣は、3月21日~23日にバングラデシュを訪問し,アリ・バングラデシュ
外務大臣との会談及び昼食会,ハシナ首相への表敬を行ったところ,概要以下のとお
り。

1.日バングラデシュ外相会談
(1)冒頭発言
 冒頭,アリ外相より、岸田大臣のバングラデシュ訪問を歓迎する、日本とバングラ
デシュは、伝統的に極めて良好な関係を有しており、特に、日本からの一貫した支援
にバングラデシュの国民は深い感謝の念を有している旨の発言があった。
 これに対し、岸田大臣から、伝統的に良好な二国間関係を一層強化するため,日バ
ングラデシュ間で包括的パートナーシップを構築していきたいと考えている旨述べた。

(2)二国間関係
(ア)岸田大臣より、バングラデシュにおける政治的安定のため,政治問題は暴力に
よらず民主的な形で解決されることが不可欠である旨,この観点から野党も参加する
地方選挙が平和裏に行われていることを評価する旨述べた。
(イ)政治・安全保障について,岸田大臣より、安倍政権の積極的平和主義につき説
明するとともに、PKO分野での協力を深めていきたい旨述べたのに対し,アリ外相から、
国際の平和と安定のための日本は重要な貢献を行っていると認識する、バングラデシュ
としては、PKOの分野について、更に日本と協力していきたい旨の発言があった。
(ウ)経済協力について,岸田大臣より,第35次円借款として,計5件,約1200億円規
模の円借款供与を決定した旨伝達したのに対し,アリ外相より深甚なる謝意表明があ
った。
(エ)民間経済関係について,岸田大臣より,日本からの進出企業はこの7年で3倍に
増加しているが,更なる民間経済関係発展のために安定的なエネルギー供給などのビ
ジネス環境整備が必要である旨申し入れた。これに対しアリ外相より,日本企業のバ
ングラデシュ進出を促進するために可能な支援をしていきたい旨の発言があった。
(オ)人的交流・学術交流に関し,岸田大臣は,これまでの両国間の人的・文化交流
を歓迎し,これを更に強化していくため青少年招聘等を継続していく旨述べた。これ
に対しアリ外相から謝意表明があった。
(3)国際場裏における協力

 岸田大臣より,南シナ海を巡る問題に関して日本の立場を伝達したのに対し,アリ
外相より,関連の国際法に基づき問題が平和的に解決されることが重要である旨の発
言があった。また、気候変動や防災,安保理改革等の分野での協力を進めていくこと
につき両外相で一致した。
2.ハシナ首相表敬

(1)岸田大臣より,独立記念日を祝する安倍総理からの親書を手交しつつ,ハシナ首
相を訪日招待したい旨伝えた。これに対しハシナ首相より,岸田大臣のバングラデシュ
訪問を歓迎する,安倍総理からの親書と訪日招待に感謝する旨の発言があった。

(2)岸田大臣より,日バングラデシュ間で包括的なパートナーシップを立ち上げたい
旨伝達するとともに,日本として,合計約1200億円の円借款供与を新たに決定した旨
述べた。更に岸田大臣より,貿易・投資など二国間の経済関係,また,PKOなど国連を
通じた協力についても促進していきたい旨発言した。これに対しハシナ首相より,両
国間で包括的パートナーシップを発展させていきたい,新規円借款の供与に感謝する
,経済面の関係も発展させていきたい,訪日を楽しみにしている旨の発言があった。

■プロトム・アロー紙「日本はバングラデシュの信頼できる友である」(岸田大臣寄
稿)
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ip/page4_000417.html
 (外務省 平成26年3月26日)

 この度,日本の外務大臣として8年ぶりにバングラデシュを訪れることができたこと
を光栄に思います。

 日本とバングラデシュは,伝統的に極めて良好な二国間関係を維持してきました。
1971年にバングラデシュが独立を果たした後,日本は他の国に先駆けてバングラデシュ
を承認した国の一つでした。また,当時の日本では,国会議員や知識人によるバング
ラデシュ独立を支援するための募金活動が活発に行われていました。1973年には,日
本はムジブル・ラーマン首相を日本に招待しています。

 日本は,バングラデシュ独立以来,その発展のために一貫して協力を行ってきまし
た。1980年代後半以降,日本は,多くの場合においてバングラデシュにとっての最大
の二国間ドナーでした。こうした日本の長年にわたる支援の象徴とも言えるものが,
ジャムナ橋です。ジャムナ橋が,100タカ紙幣のデザインとして採用され,日バングラ
デシュ協力の象徴としてバングラデシュの人々の心に残り続けていることを非常に嬉
しく思います。日本は,今後も,バングラデシュの発展と安定のための協力を惜しみ
ません。特に,エネルギー分野など,現在バングラデシュが直面する困難を乗り越え
るための支援を今後一層強化していく考えです。

 バングラデシュは,今,南アジアの新たな成長センターとして,日本から,そして
世界中から注目を集めています。バングラデシュに進出する日本企業はこの7年あまり
で約3倍の176社になりました。貿易額はこの5年で約2倍,バングラデシュへの直接投
資額はこの5年間で約11倍にも増加しています。しかし,二国間の経済関係はまだ大い
なる潜在性を秘めています。バングラデシュへの日本企業の進出促進は,バングラデ
シュの発展に寄与するだけでなく,「アベノミクス」を推し進める日本政府の経済政
策の実現にも寄与するものです。二国間経済関係を強化を通じて,ウィン・ウィンの
日バングラデシュ関係の実現につなげていきたいと考えています。

 二国間の文化交流・人的交流は,二国間関係の基礎となる日本とバングラデシュの
相互理解を深めるために,重要な役割を果たします。昨年新たに日本で学び始めたバ
ングラデシュからの国費留学生の数が6番目に多い118人であったこと,今でもダッカ
大学の教授の方々の8人に1人は日本留学経験者であることからもわかるとおり,日バ
ングラデシュ間の人的交流は長い歴史を有しています。これまでも,日本は,招へい
,国費留学生受入れ,バングラデシュの若い公務員のための研修実施など,様々な方
法で日バングラデシュの人的交流を進めてきましたが,これを一層強化し,日バング
ラデシュ間の相互理解をより一層深めていくことが重要です。

 今回のバングラデシュ訪問で,私はハシナ首相やアリ外相に,このような考えを伝
えると共に,バングラデシュとの二国間関係を更に強化し,包括的パートナーシップ
を構築したいという日本政府のメッセージを伝達したいと考えています。

 両国の伝統的な友好関係を更なる高みへと引き上げていくためにも,バングラデシュ
において民主化が促進されることを期待します。また,その観点から,現在,与野党
が参加する形で,地方選挙が成功裏に行われていることを歓迎します。

 両国の国旗は,日本とバングラデシュが兄弟のように良好な関係を築いてきた象徴
であるとしばしば言われます。私は,日本の外務大臣として,日バングラデシュ関係
を未来に向かって大きく飛躍させる決意です。

■外相、バングラデシュ首相らと会談 1200億円供与表明
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDE22006_S4A320C1PE8000/
 (日本経済新聞 2014年03月23日)

【ダッカ=共同】岸田文雄外相は22日、訪問先のバングラデシュの首都ダッカでアリ
外相と会談し、電力やインフラなどの整備促進のため総額約1200億円の円借款を供与
すると表明した。バングラデシュは近年、縫製産業を中心に外国からの投資が増えて
5~6%の経済成長を持続。中国以外の「チャイナプラスワン」の生産拠点として日
本企業の進出も加速しており、岸田氏は経済関係強化の姿勢を打ち出した。ハシナ首
相とも会談し、訪日を招請した。

■田中さん(高松市出身)バングラデシュで「授業」
 http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20140327000157
 (四国新聞社 2014年03月27日)

 静岡文化芸術大(静岡県浜松市)の学生団体「ちぇれめいえプロジェクト」メンバ
ーで、香川県高松市牟礼町出身の田中志歩さん(20)=同大2年=が、4月から1
年間、日本語教師のボランティアとしてバングラデシュに渡る。「子どもたちに日本
語を通じて、異文化に接する楽しさを知ってもらいたい」。田中さんは遠い異国での
活動に意欲をみなぎらせている。

 同団体は、バングラデシュの子どもたちの教育を支援することを目的に昨年1月に
発足。活動の一環として、昨年4月からメンバー1人が同国に滞在し、南東部のチッ
タゴン丘陵地帯にある寄宿舎学校「モノゴール」で先住民族の児童らに日本語や日本
文化を教えているほか、日本国内の支援者の寄付金を基に奨学金を支給するなどして
いる。

 田中さんは大学1年時の旅行がきっかけで、同国に魅了された。南アジアでNGO
の活動に取り組む所属ゼミの教授の勧めで、同団体の設立メンバーの一人となった。

 2代目の駐在メンバーとなった田中さんは「日本でも経験がない『授業』に不安を
感じている」と言いつつも、「初めて好きになった外国で活動できるのはうれしい」
ときっぱり。将来は国際協力ができる仕事に就くのが夢で「1年間の滞在は大きな糧
になる。途上国で私たちにできることは何なのか、現地の同世代の若者と一緒に考え
たい」と瞳を輝かせた。

 田中さんは26日、県庁に浜田恵造香川県知事を訪ね、知事から激励を受けたほか、
赴任国で香川を紹介する「KAGAWA草の根協力特使」に委嘱された。

■青年海外協力隊員、県庁訪れ抱負 「現地の人と交流を密に」
 http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20140325d
 (秋田魁新報社 2014年03月25日)

 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として、バングラデシュと南太平洋
の島国・バヌアツに派遣される本県の2人が24日、県庁を訪れ、橋口昌道副知事に
抱負を述べた。

 来庁したのは、バングラデシュ南部の病院で乳幼児や妊産婦の看護に携わる看護師
後藤奈津美さん(27)=大仙市板見内=と、バヌアツ北部で道路整備用の重機の保
守点検に当たる金野優樹さん(25)=能代市二ツ井町。ともに両国の国の機関に所
属する。

 後藤さんは「日本とは医療の現状が全く違う国。改善できるよう頑張りたい」、金
野さんは「要請をこなすには現地の人とのコミュニケーションが大切。交流を密にし
たい」とそれぞれ抱負を話した。橋口副知事は「現地の人に秋田の良さを伝えてきて」
と励ました。

■機能性のあるカジュアルウエアが好評?グラミン・ユニクロ社長に聞く? (バングラ
デシュ)
 http://www.jetro.go.jp/biznews/53337f6e1a5e0?ref=rss
 (日本貿易振興機構 2014年3月28日)

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは、CSR(企業の社会的責任)活動の一
環として、2010年9月にバングラデシュのグラミン銀行グループのグラミン・ヘルスケ
ア・トラスト(Grameen Healthcare Trust)と合弁で「グラミン・ユニクロ」を設立
し、貧困撲滅を目指すソーシャルビジネスを開始した。調達は現地で行い、利益をソ
ーシャルビジネスに再投資することで、地域内でビジネスサイクルをつくり、現地経
済の活性化にも貢献する。3月19日に合弁会社社長の山口忠洋氏に聞いた。

■モヤシ原料の緑豆の対日輸出に成功?グラミン雪国まいたけ? (バングラデシュ、日
本)
http://www.jetro.go.jp/world/asia/bd/biznews/5322b5a4bc7a0
 (日本貿易振興機構 2014年3月18日)

 きのこ生産大手の雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市)は、ソーシャルビジネス
として、2011年にグラミン銀行グループ、九州大学との間で合弁会社を設立し、モヤ
シの原料である緑豆の栽培をバングラデシュの農村で開始した。日本は緑豆の輸入先
を中国などに依存しており、仕入れ価格が高騰していることから、仕入れ先国を多様
化し安定的な供給を確保すると同時に、緑豆の栽培により農村への雇用を生み出し、
貧困問題解決に寄与することが目的だ。また、栽培指導や日本の農業技術の導入によ
り高品質品栽培を目指している。今後の展望について、現地駐在員の江花智康氏に聞
いた(3月5日)。

■安定した経済成長、日系企業の参入可能性広がる?バングラデシュ農業ビジネスセミ
ナー(1)
 http://www.jetro.go.jp/world/asia/bd/biznews/5327b9e4854d0
 (日本貿易振興機構 2014年3月24日)

 農業分野の近代化に取り組むバングラデシュでは、農水産品の生産や、農業機械・
資材市場などさまざまな分野で、日本企業参入の可能性が広がっている。他方、現地
の事情やビジネスパートナー関連の情報不足が参入を難しくしている一因になってい
る。ジェトロはバングラデシュから日本の産業機械や農水産市場に関心を持つ農業ビ
ジネス関係者を招き、3月4日に東京でセミナーを開催した。その内容を2回に分けて報
告する。1回目は、バングラデシュの経済事情などについて。

■日本企業との連携を模索する地場企業?バングラデシュ農業ビジネスセミナー(2)

 http://www.jetro.go.jp/world/asia/bd/biznews/532a92fb96258
 (日本貿易振興機構 2014年3月25日)

バングラデシュ農業ビジネスセミナーの後編は、現地で農業ビジネスを行うコングロ
マリットであるACIのD.H.アンサレー氏の講演について。バングラデシュの投資機会と、
同社が日系企業との連携を期待する分野が具体的に紹介された。

■神戸大が病理診断指導 バングラデシュの医療水準向上へ
 http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201403/0006804057.shtml
 (神戸新聞 2014年03月24日)

 神戸大医学部(神戸市中央区)が、バングラデシュの医療水準向上を目指し、同国
第2の都市にある国立チッタゴン医科大で、病状を確定するため体の組織を採取して
判定する「病理診断」の技術指導を進めている。昨年1月に連携協定を結び、医師や
臨床検査技師らが交流してきた。神戸大は病理診断の教育センターの設置も検討、同
国でも増えるがんの診断技術などをさらに広め、患者の救命率を高めたいという。(
金井恒幸)

 バングラデシュはアジア最貧国の一つで、医療設備の不足もあり、乳幼児の死亡率
などが高い。チッタゴンは首都ダッカから南東へ約300キロにある。

 神戸大医学部の医師と臨床検査技師らは昨年5月と11月、同国を訪問。チッタゴ
ン医科大の医師や技師、学生らに技術指導や病理診断の重要性の講義をした。

床で寝る患者も

 病理診断は、薄く切った組織をプレパラートに載せ、染色して病理組織の標本を作
り、顕微鏡で観察するのが基本。染色によって組織の様子が分かり、がんの悪性度な
どを見極めることで、治療法の選択に役立てる。

 だが、チッタゴン医科大病院は千床に対して約2千人が入院し、多くの患者はマッ
トを敷いて床で寝るという状況。病理診断は設備が不足していて数も少ない。腫瘍が
悪性か良性かを見極める技術なども十分とはいえない状態で治療が行われている可能
性があるという。

 そこで神戸大は、主に組織の基本的な染色法や保管法を指導し、組織保管に関わる
衛生状態の改善なども助言している。

高い習得意欲

 一方、現地の医師や技師、学生らは礼儀正しく熱心で、神戸大のメンバーに活発に
質問し、技術習得への意欲を感じさせたという。うち医師と技師は昨年10~11月、
来日し、神戸大でも病理診断の研修を受けた。

 神戸大では現在、病理診断のマニュアルを作成中。現地で高価な顕微鏡を数多く備
えることは難しいため、組織のモデル画像を使ってパソコンで病理診断を学べる仕組
みについて、チッタゴン医科大への導入を検討する。組織標本作りを指導できる部屋
も整備し、教育体制を充実させたい考えだ。

 神戸大医学部付属病院病理部・病理診断科の伊藤智雄教授は「チッタゴン医科大の
病理診断技術を上げることで、国全体の医療水準向上に貢献できれば」とし、「今回
の取り組みは周辺の南アジア諸国も注目している。周辺国への医療面の波及効果も期
待したい」と話す。

■【江藤詩文の世界鉄道旅】バングラデシュ鉄道(3)
 「撮影したいなら線路からどうぞ」…ローアングルから見上げる車体の迫力
 http://www.sanspo.com/geino/news/20140317/sot14031702500000-n1.html
 (SANSPO 2014年3月21日)

 駅舎や鉄道を撮影するときは、いつも少し気を遣う。旅先によっては、撮影を禁止
されているからだ。できるだけトラブルは避けたい。あらかじめ案内所などに立ち寄
り、写真を撮りたいと伝えることもある。

 プラットフォームでカメラを取り出すと、制服を着用した男性3人組がそれを指差
しながら近づいてきた。バングラデシュの首都ダッカでも、ダッカ・コムラプール駅
(ダッカ中央駅)案内所に足を運んでいる。なんだろうと身構えると、彼らは機関車
の運転士だと笑顔で自己紹介した。自分たちの写真を撮影してほしいと言うのだ。

 「列車の写真を撮りたいなら、ほら、線路に降りれば見晴らしがいいですよ」。そ
う勧められ、ホームから線路に降りる。両手いっぱいに荷物を抱え頭の上にまでもの
をのせた物売りや、大きなボストンバッグを提げカラフルなスカーフをひるがえしな
がら急ぎ足で歩く乗降客。子どもを抱えた家族連れなどが、ひっきりなしに線路を横
切って行く。線路から車両を撮影したことなど、これまでない。それは新鮮な眺めだ
った。

 ガレキやゴミだらけの線路の上を、やせた少年がはだしで走り寄ってきた。ダッカ
から延びた線路沿いには、スラムが何キロにもわたって続いている。彼はそこから来
たのだろう。にっこりと大きく笑って手を振ると、あっという間に走り去り車両の屋
根によじのぼる。上で待っていた年かさの少年が、屋根を器用に伝って来て彼に手を
貸す。

 屋根の上に少年たちをのせた列車は、ゆっくりと動き出した。後方車両へ、またそ
の後方車両へ。移動しながら、彼らはいつまでも手を降り続けていた。

■ベンガル語専攻の2年生全員がバングラデシュで研修参加
 http://www.tufs.ac.jp/topics/2_16.html
 (東京外国語大学 2014年03月20日)

ベンガル語専攻の10名、2年生全員が、2月19日から26日までの約一週間の日程で、バ
ングラデシュ研修旅行に行きました。この研修は、バングラデシュ政府の招待による
もので、本学非常勤講師のモンンズルル・ハック先生が引率をしました。
研修旅行のひとつの目玉は2月21日のベンガル語国語化運動の記念日を見学するこ
とです。当日は朝早くからショヒド・ミナルや国立博物館等を見学し、あわせてこの
時期に必ず開かれるブック・フェアを訪れました。そのほか、ダッカ大学、独立戦争
記念館、シシュ(子ども)・アカデミーなど、ダッカ市内の各所を訪れ、さまざまな
人と交流しました。
23日にはバスでジョショルまで移動し、カジュラ村でノクシカタ(伝統的なパッチ
ワーク刺繍)作成を見学し、現地の人々と交流、さらに24日25日には世界遺産(自然
遺産)でもあるシュンドルボンを船にて観光するというたいへんに充実した旅行でし
た。
今回の研修旅行はバングラデシュ大使館の御好意と働きかけにより実現したもので、
帰国後参加者はお礼と報告を兼ねて大使館を訪問しました。

参加学生のコメント

小林加奈さん、
ツアーに参加できて本当に良かった。一生忘れられない経験になった。そしてまたバ
ングラデシュの地を踏みたいと思った!

伊藤巧作さん
今回のバングラ旅行はたった数日間でしたけど、そこに様々で、とてつもない量の内
容だったと思います。
これのおかげで今まで漠然としていた、どうしてベンガル語を学んでいるのか、とい
うのが一気に具現化されて自分のすべきことなどが分かりました。

関谷レイミさん
以前インドに行ったことがあり、雰囲気は近いものと思っていましたが、街中の不整
備なごちゃごちゃ感、人の多さ、河川下流域散村の人々の目、素朴な暮らし、美しい
世界遺産シュンドルボン…これらはユニークなものでした。その空気を肌で味わい、
語学に対するモチベーションも上がりました。

小ノ澤志歩さん
ベンガル人最高!

中ノ瀬優太さん
バングラデシュの自然や文化、様々なことを直接肌で感じ、貴重な経験をすることが
できた旅だったと思います!

東頭拓也さん
辛かった・・・・。

大澤友佳さん
日本にいたら気が付けなかったことをたくさん発見して、日本では忘れかけていた人
の温かみのようなものも感じることができて、かけがえのない体験となりました。あ
りがとうございました。

■バングラデシュ伝統のカワウソ漁、消滅の危機
 http://www.afpbb.com/articles/-/3010886
 (AFP通信 2014年03月24日)

【3月24日 AFP】バングラデシュ南部に広がる世界最大のマングローブ林、シュンドル
ボン(Sundarbans)の水辺では、カワウソたちが漁船のすぐそばでにぎやかに鳴きな
がら円を描くように泳ぐ姿を見ることができる。伝統のカワウソ漁だ。

?漁師が岸近くの水中に網を下すと、カワウソたちが次々と川に飛び込んでいく。ただ、
カワウソの仕事は魚を取ることではない。マングローブの根元などに隠れた魚やエビ、
カニなどを発見し、網まで追い込むのだ。それを、船の上で待ち構えていた漁師が引
き上げる。

?漁は通常、夜間に行われ、1晩の漁獲量は4~12キロほどになる。アジア各地でおよそ
100年続く漁法だが、現在ではバングラデシュでしか見られない。それも、いまや消滅
の危機に瀕している。

?昔はいくらでも魚が取れたが、最近では網を引き上げても空っぽということもある。
ここ数年で魚が激減した理由として、ジャハンギナガル大学(Jahangirnagar Univer
sity)のムハンマド・ムスタファ・フィロズ(Mohammed Mostafa Feeroz)教授(動物
学)は堆積物の増加、油田開発や農薬による水質汚染、乱獲を挙げる。

?カワウソ漁で生計を立てる家族はこの25年間で500世帯から150世帯まで減っており、
このままならカワウソ漁は20年以内に「完全に姿を消す」だろうとフィロズ教授は警
告している。(c)AFP

■中国、「主要武器供給国」に=独仏と同水準-国際平和研
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014031700066
 (時事通信 2014年03月17日)

 【ロンドン時事】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は
17日、2009~13年の世界の武器取引に関する報告書を発表し、軍備を増強す
る中国について、「ドイツやフランスと同水準の主要武器供給国としての地位を確立
した」と指摘した。
 それによると、武器輸出国のトップ5は米国(全体の29%)、ロシア(27%)、
ドイツ(7%)、中国(6%)、フランス(5%)。中国の輸出シェアは04~08
年の2%から大幅に増大した。主な輸出先はパキスタン(47%)、バングラデシュ
(14%)、ミャンマー(12%)で、報告書は中国について「急速な軍事技術の発
展」が輸出拡大に貢献したと分析した。

■英プリマーク、バングラ工場倒壊の補償を独自中心に転換
 http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304471904579446103044209912.html

 (ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年03月18日)

 昨年4月に1000人を超える死者を出したバングラデシュの縫製工場ビル倒壊事故で、
英小売りのプリマークは昨年12月に欧米4社で合意した共同補償基金からの支払いを待
たず、独自の長期補償として900万ドル(約9億1500万円)の支払いを今週開始すると
明らかにした。

 ただ、この衣料産業史上最悪の事故に最も機敏に対応しようとする同社の独自中心
路線は予想外の反発も買っている。

※詳細はリンク先をご確認下さい

■海洋ガス田開発とLNG輸入計画を進めるバングラデシュ
 http://www.pecj.or.jp/japanese/minireport/pdf/H25_2013/2013-034.pdf
 (石油エネルギー技術センター 平成26年3月14日)

バングラデシュは、BRICsに次いで高い経済成長が期待されるll力国(N-ll:NextEleve
n)の一角を占め、人口が多いことから労働集約型産業の立地が相次ぎ、「ポスト中国」
あるいは「チャイナ+1」と称されている。
しかし、農村部では依然として満足に電気を利用出来ない地域があり、さらに急速な
エネルギー需要の拡大を、主要発電燃料である天然ガスの生産で賄うことが不可能に
なっており、エネルギーセクターを取り巻く問題は山積している。バングラデシュに
おいて、天然ガスはエネルギー資源としてだけでなく、化学肥料の原料という形で主
要産業の農業、ひいては国内の食料事盾とも密接に関わっており、新たな国内ガス資
源の開発とともに輸入による安定供給、さらには代替資源の開発が急務となっている。

ガス資源の確保に関して、陸⊥鉱区に続いて海洋鉱区の開発を期待しており、不足分
はLNGとして輸入する計画を進めている。代替資源開発では、石炭のポテンシャルが大
きいが、加えて原子力発電所の建設を進めている。天然ガス開発とLNG輸入プロジェク
トを中心にバングラデシュのエネルギー産業の動向を紹介する。

 1.バングラデシュ経済の発展
 2.エネルギー管理体制
  2.1.エネルギー鉱物資源局(EMRD)とPetrobangla
  2.2電力局(PowerDivision)
  2.3エネルギー規制委員会(BERC)
  2.4原子力セクター
 3.エネルギー供給能力増強計画
  3.1.石油
  3.2.天然ガス
  3.3.電力

※詳細はリンク先をご確認下さい

■Dhaka International Trade Fair 2014
 バングラデシュの首都ダッカで毎年開催される国際トレードショーをレポート
 http://www.japandesign.ne.jp/report/140319_ditf.html
 (JDN 2014年03月19日)

今年で19回目となるDhaka International Trade Fair(以下DITF)がバングラデシュ
の首都ダッカで1月1日から31日の期間開催されました。毎年、バングラデシュ国内外
から企業が出展し、多くの人が訪れます。

パビリオンと店舗ブースが立ち並ぶDITF会場
DITFには、バングラデシュ国内での市場拡大を目的として出展している海外企業、バ
ングラデシュ農村部から首都ダッカでビジネスチャンスをつかむために訪れている企
業、このイベントに便乗し販売を目的としている企業などが多く出展しています。
出展形態には2種類あり、パビリオンと小規模店舗に分かれています。今回のDITFでは
146のパビリオンブース、305の小規模店舗ブースが設置されていました。しかし、海
外からの出展の為に設けられたエリアに空きブースが目立ちました。今年は5年に1度
のバングラデシュ総選挙の影響により、国内ではホルタル(ゼネラルストライキ)や
道路封鎖(主要道路、鉄道等の交通機関の封鎖)が起きていたので、その影響もあり
例年よりも海外からの出展が少なかったようです。
DITFでは、家具・家電・食料品・衣料品の出展が特に多く見られますが、衣料品の生
地1枚から高級家電・車まで生活必需品のほとんどを揃えることができます。海外から
は日本・シンガポールの家電メーカー、タイ・インド・トルコの小物や衣料品メーカ
ーが出展していました。通常の展示会では企業対企業の仕入れのやりとりが多いので
すが、DITFでは会場で商品を安価で購入することができるため、一般市民も多く来場
しています。大きな荷物を手に持ち、掘り出し物を探す人の姿も見られました。値引
きをしてくれる小規模店舗もあるので値段交渉もDITFの楽しみ方の一つかもしれませ
ん。
また、企業アピールのため各パビリオンともデザインを競い合うように工夫を凝らし
ています。バングラデシュらしく原色を多用したデザインやモスクをイメージしたも
のもありました。パビリオンのデザインを見るだけでも楽しむことができると思いま
す。

DITFで見えるバングラデシュの国民性
DITFの会場を歩いていると日本では見ることのできない光景を目の当たりにします。
DITFの会期が終わりに近づいているのにも関わらず、未だに工事中の場所があるので
す。日本ではあまり考えられませんが、バングラデシュでは期限通りに仕事をすると
いうことに囚われず、マイペースな人が多いように感じます。そのため納期やスケジュ
ールといったものをあまり気にせず仕事が進められることが多々あります。
また、道路や敷地内は舗装されずにゴミも散らかっています。しかし、店舗内やパビ
リオン内はきれいに清掃されていました。身近な場所を清潔に保つという意識は非常
に高いのですが、公共のエリアに対する意識は低いようです。これはバングラデシュ
の街中を歩いていても同じことを感じると思います。また、バングラデシュの人々は
気さくで外国人が珍しいのか、会場を歩いていると笑顔で話しかけられることが多く
あります。少し話しをしただけで周囲をバングラデシュ人に囲まれ、多くの人が見物
しに集まってきます。悪気は全くないようで、本当に人懐っこい国民性が見てとれま
す。DITFに来ればバングラデシュのさまざまな部分が見えてくるかもしれません。

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