バングラデシュのニュース(2015/04/06) TV放送、イベント情報等あります

===イベントのお知らせ===
◯4月12日(日)ジュマの人々の旧正月のお祝い~ボイサビ祭へのお誘い
◯4月17日(金)在京バングラデシュ大使館主催 ボイシャキメラ
◯4月19日(日)第16回カレーフェスティバル&ボイシャキメラ 4/19

■4/12 ジュマの人々の旧正月のお祝い~ボイサビ祭へのお誘い
 http://www.jummanet.org/notice/2015/03/post-66.html

チッタゴン丘陵の伝統的な旧正月のお祝い「ボイサビ祭」が日本に住むジュマの
人々によって開催されます。丹精込めたカレー料理、のどかな歌や踊り、色鮮や
かな民族衣装、伝統的な遊びなどを楽しんで見ませんか?

故郷に思いを馳せるジュマの人々と共に平和を願い、友情を深めましょう。誰で
も大歓迎です。ご来場を心からお待ち申し上げています。

■4/17 在京バングラデシュ大使館主催 ボイシャキメラ
在京バングラデシュ大使館による、バングラデシュ文化芸術の鑑賞会です。
昨年はバングラデシュから来た舞踊団によるベンガル舞踊やチャクマ族、マルマ族、
トリプラ族の伝統舞踊が演じられました。

日時:2015年04月17日(金) 18:30開演(18時開場)
場所:めぐろパーシモンホール
   http://www.persimmon.or.jp/know/access.html
   ※入場無料

■4/19 第16回カレーフェスティバル&ボイシャキメラ
 http://www.japanbangladesh.com/jp/

池袋西口公園で行われる日本最大のバングラデシュイベントです。
日時:2015年04月19日(日) 10:00~
場所:池袋西口公園(芸術劇場前)
会場の様子はこちらにまとめられています。
 http://www.ide.go.jp/Japanese/Serial/Photoessay/201410.html

===============

◆そのほか、イベント情報◆
・日本とバングラデシュの子どもたちがロボットを使って国際交流!
 日本×バングラデシュ姉妹学級プロジェクト
  http://goo.gl/HwH4jf
・TV放送:“グローバル人材”を育成せよ ~京都大学・改革への挑戦~ 4/11
 http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2015/0404.html
・TV放送:危険な時代に生きる 第8回 待ち受ける未来 4/9
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/150409.html
・TV放送:危険な時代に生きる 第9回「山を動かすとき」 4/13
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/150413.html
・バングラデシュ国際協力隊(BICP) 第二回現地渡航報告会 5月10日
 http://bicp.jimdo.com/

■見出し(2015年04月06日) No2015-14
◯バングラデシュ、政治的混乱の中で過激派集団の復活懸念
◯おしゃべり地球カフェ/バングラデシュ 迫る帰国の日
◯バングラデシュで将棋倒し事故、沐浴の巡礼者ら10人死亡
◯有名ブロガー路上でめった切り、バングラデシュで2人目
◯イスラム批判のブロガー、路上で襲われ死亡 バングラデシュ
◯出雲 充 「次のミドリムシ」多数あり! 大学発ベンチャーにもエコシステムを
◯グーグルのベンガル語翻訳充実へ SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」
◯“グローバル人材”を育成せよ ~京都大学・改革への挑戦~
◯BS世界のドキュメンタリー  危険な時代に生きる 第8回 待ち受ける未来
◯BS世界のドキュメンタリー 危険な時代に生きる 第9回「山を動かすとき」

■バングラデシュ、政治的混乱の中で過激派集団の復活懸念
 http://jp.wsj.com/articles/SB12371367657780613424004580537492054019492
 (ウォール・ストリート・ジャーナル 2015年3月24日)

【ダッカ】バングラデシュでの反政府的抗議運動に対する厳重な取り締まりを受
けて、抗議運動参加者の間に憤りや懸念が強まっており、過激派武装集団が同国
で勢力を増すきっかけになっている、と人権擁護者らはみている。

 最大野党バングラデシュ民族主義党(BNP)ならびに、同盟関係にあるジャマテ
ィ・イスラミ党の支持者が今年1月、総選挙の前倒しを求めて抗議行動を起こして
以来、100人以上が死亡している。これを受けて警察当局は数千人のデモ参加者を
逮捕し、反政府集団のデモを禁じた。だが、反政府勢力は禁止令を守らず、全国
で衝突が起こっている。

 暴力的な抗議行動に対し、警察当局は、政治演説の禁止や裁判なしでの処刑と
いった当局批判者たちが指摘する人権を無視したやり方で弾圧を加えている。

 人権擁護者らは、武力勢力が国内の虐げられている反政府支持者たちを新たに
勧誘しやすくなっていると懸念を強めている。バングラデシュは長い間、穏健な
イスラム教徒の拠点として知られてきた。

 ダッカの市民権弁護士、シャフディン・マリク氏は、「民主主義が弱体化する
と、闘争心が高まりかねない」とし、「反政府者にとって現在、政治の力によっ
て事態を改善する余地はほとんどない」と話す。

 政府側は、政治演説を抑制したり、裁判を経ない処刑を実施したりしていると
の見方を否定した。

 政府の報道官のような役割を果たすことが多いモハメッド・ナシム保健家族福
祉相は、政権は「平和的かつ民主的な」政治活動を容認するが、「無秩序な行動
やテロ活動」は取り締まると述べた。

 シャヒドゥル・ホック外務次官は、治安部隊が発砲するのは自衛の場合だけだ
と表明した。

 政府の透明性を求める運動を展開する権利擁護団体の事務局長、バディウル・
アラム・マヤムダール氏は、「政治演説の手段の全てが閉ざされれば、今は選挙
政治の一翼を担っているイスラム教政党が政治制度を放棄し、(アフガニスタン
の反政府武装勢力)タリバンのような存在となりかねない」との見方を示した。
また、「国外からの武装集団も混乱に乗じかねない」と述べた。

 ここ数週間、警察当局は同国の武装集団ジャマアト=ウル=ムジャヒディーン
(JMB)に関連するとみられる複数の武器貯蔵庫を発見したと発表している。JMB
は2002年に裁判所や映画館、ショッピングモールなどの一連の爆破容疑に問われ、
非合法化された武装集団。昨年終わりにバングラデシュとの国境付近での爆発を
受けてJMBのメンバーとされる複数の人物をインド当局が逮捕して以来、この武装
集団が復活しつつあるとの懸念が高まっている。

■おしゃべり地球カフェ/バングラデシュ 迫る帰国の日
 http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20150327000167
 (四国新聞社 2015年3月27日)

 バングラデシュでの生活も、はやくも1年が過ぎようとしています。大声で笑
ったり、子どもみたいに泣いたり、怒ったり。素直に出てくる感情で接しあう村
人たちとの毎日は発見がいっぱい。その日その日があっという間に過ぎていき、
大変なこともあったけれど、一日一日が忘れられないものとなりました。

 私がいるチッタゴン丘陵地帯はバングラデシュで唯一、外国人の入域許可が必
要な地域です。先住民族が多く暮らすこの地域では、入植者のベンガル人との対
立が紛争終結後も続いています。

 最近も昨年12月にランガマティ県で、土地の権利をめぐり先住民族の村が大
規模な焼き打ちに遭いました。1月には同県のメーンタウンで、医療専門学校の
設立のために先住民族の土地が収用されることへのデモが、ベンガル人入植者と
の暴力事件に発展し、多くの犠牲者が出ました。さらに2月から外国人への入域
許可が簡単には出なくなり、外部の目がこれまで以上に入らないようになってし
まいました。

 訪れる前からチッタゴン丘陵地帯の緊張のことは知っていたけれど、現実のこ
ととして身近に起きた年末年始の数々の事件は想像もしていませんでした。それ
に日本にいると当たり前に守られている生活や人権が、ここでは何の意味も持た
ないくらいに弱いものであることを目の当たりにし、何度もがく然とした気持ち
になりました。

 どんどん悪い方向に進んでいく状況がいつまで続くのか分からない今、1年間
の赴任が終了したら、今度はいつみんなに会えるのだろう。入域許可は下りるの
かな。次に会うときまで、みんな元気で無事にいてくれるかな。なにか事件が起
きたりしないかな。

 明日なにが起きてもおかしくない。日本への帰国が日に日に迫る中、私の二つ
目の故郷に対する不安な気持ちは募るばかり。日本から私になにができるのかを
考えさせられる毎日です。
(高松市出身、日本語教師 田中志歩)

■バングラデシュで将棋倒し事故、沐浴の巡礼者ら10人死亡
 http://www.afpbb.com/articles/-/3043800
 (AFP通信 2015年03月27日)

【3月27日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)郊外で27日、年に1度のヒ
ンズー教の行事で沐浴(もくよく)にきていたヒンズー教徒の巡礼者らが将棋倒
しになり、少なくとも10人が死亡、数十人が負傷した。

?警察当局によると死者は女性7人、男性3人。事故はラージガート(Rajghat)近
くのブラマプトラ(Brahmaputra)川に降りる階段で起きた。(c)AFP

■有名ブロガー路上でめった切り、バングラデシュで2人目
 http://www.afpbb.com/articles/-/3043999
 (AFP通信 2015年03月30日)

【3月30日 AFP】(一部更新)バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で30日、有
名ブロガーが刃物でめった切りにされ殺害される事件が起きた。ダッカでは2月に
も、米国人の無神論者のブロガーが同じ手口で殺害されている。

?地元警察は、被害者を有名ブロガーのワーシク・ラーマン(Washiqur Rahman)
氏(27)と特定するとともに、現場から逃走しようとした男2人を逮捕したと発表
した。ラーマン氏は「今朝、ダッカ・ベグンバリ(Begunbari)地区の自宅から4
60メートル離れた地点で、大きな刃物で残虐にめった切りされ死亡した」という。

?警察によれば、ラーマン氏が2月に殺害されたアビジット・ロイ(Avijit Roy)
氏と同様に無神論者だったかどうかは不明。だが、ブロガーとインターネット活
動家でつくる団体の代表イムラン・サルカー(Imran Sarker)氏によれば、ラー
マン氏は別のペンネームを使った著述活動もしており、「進歩的な自由な考えの
持ち主で、宗教原理主義に反対していた」という。

?バングラデシュでは2004年以降、著述家ら4人が襲撃され、過去2年で無神論者の
ブロガー2人が殺害されている。(c)AFP

■イスラム批判のブロガー、路上で襲われ死亡 バングラデシュ
 http://www.cnn.co.jp/world/35062568.html
 (CNN 2015年04月01日)

(CNN) バングラデシュの首都ダッカでイスラム教批判で知られていたブロガ
ーの男性が刃物を持った3人組に襲われ、めった刺しにされて死亡した。
ワシクル・ラフマン氏(27)は3月30日朝、勤務先の旅行代理店へ向かおう
と自宅を出たところで襲撃された。頭や顔、首にひどい傷を負い、警官は身分証
明書を見なければ身元を確認できないほどだった。
ダッカでは今年2月末、過激な宗教思想を批判していたバングラデシュ系米国人
のブロガー、アビジット・ロイ氏が路上で刺殺される事件が起きたばかり。この
2年間で数人のブロガーが殺されたり、不審な状況で死亡したりしている。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルはバングラデシュ政府に対し、
危険にさらされている人を守るための措置を強化するべきだと指摘した。
ラフマン氏は2011年まで仮名でブログを書いていたが、その後は発言の場を
フェイスブックに移し、イスラム教の矛盾を指摘するような風刺などを書き込ん
でいた。

ラフマン氏は、ロイ氏にも共感を示し、「原理主義者たちは自由な思想を妨げよ
うとしているが、我々の口を封じることはできない」と主張していた。
身辺を心配する友人たちに対し、「フェイスブックには顔写真を載せていない。
相手には顔が分からないはずだ」などと話していたという。
警察によると、ラフマン氏を刺した容疑者3人のうち2人はその場で通行人に取
り押さえられた。イスラム学校の生徒で、ブログという言葉の意味を知らず、同
氏の文章を目にしたこともないと話している。別の人物から、同氏を殺害するこ
とは宗教上の義務だと言われ、命令に従ったと話しているという。
残る1人の容疑者は、依然として拘束されていない。

■出雲 充 「次のミドリムシ」多数あり! 大学発ベンチャーにもエコシステムを

 http://forbesjapan.com/summary/2015-04/post_3121.html
 (フォーブス 2015年4月号)

「ミドリムシで地球を救いたい!」

 いきなり突飛なことをいうと思われるかもしれませんが、私はその実現を目指
し、「ミドリムシが地球を救う」を会社のスローガンにもしています。なぜ、地
球を救うことを目指すのか―。それは、ミドリムシによって実現したい2つの事柄
があるからです。1つは、ミドリムシが備える栄養素によって、世界に10億人いる
とされる栄養失調症に悩む人たちをなくすこと。もう1つは、化石燃料の代替とし
て自然環境にやさしい「ミドリムシ燃料」を作ることです。

 微生物であるミドリムシ、私の会社の名前でもある学名「ユーグレナ」には、
これらを可能にするだけの優れた特性が備わっています。ミドリムシは、植物と
動物の両方の特徴を持つ珍しい小さな藻類で、光合成を行って体内に栄養分を蓄
えると同時に、動物のように動き回ることもできる。ミドリムシの体内に含まれ
る栄養素は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など実に59種類にもおよび、光合成
の際には油脂分も作り出します。

 ミドリムシのこうした特性に着目し、私たちは2005年に世界で初めて屋外での
大量培養を成功させました。現在は、栄養豊富な食材としての活用だけでなく、
油脂分を抽出してバイオ燃料を作り出す研究にも取り組んでいます。

 地球の人口は約70億人。そのうち、10億人、つまり7人に1人が栄養失調で苦し
んでいるといわれます。彼らに栄養に富んだミドリムシを届けることができれば、
この地球から栄養失調をなくすことができるはず。そこで現在、バングラデシュ
のNPOと協力し、約2,500人の小学生にミドリムシを配合したクッキーを毎日支給
するという試みを進行中です。まだまだ10億人にははるかに遠い数字ですが、こ
れを足掛かりに目標の達成を目指していきます。

 このプロジェクトは、社会貢献活動の一環に見えるかもしれません。しかし、
私は、社会貢献とビジネスの間に明確な境界線を引く必要はないと思っています。
こうした活動の先には、イスラム教の国でもあるバングラデシュで培ったノウハ
ウを生かしながら、18億人のイスラム圏市場を見据えてビジネスを広げていくと
いう計画も描いています。両方の側面から“ 実” を取っていけばいいと考えて
います。

 G1では、私は「G1 新世代リーダー・サミット(G1 U40)」のアドバイザリー・
ボードを務めています。メンバーは全員40 歳未満。メンバーは、とにかく負けず
嫌いが多い。このところ、「草食系」や「内向き志向」という言葉で若者を形容
することが増えましたが、G1 U40 の参加者には、その形容詞は当てはまりません。
確固たる志を胸に抱きながら前に向かって進もうとしている若い人たち。私の周
りにはそういう人たちはたくさんいます。

 問題は、彼ら彼女らにチャンスを与えることができるかどうかということ。例
えば私たちのようなバイオベンチャーや大学発のベンチャーにはなかなか注目が
集まらず、孤軍奮闘を強いられるような状況です。技術やアイデア、志が立派で
あるにもかかわらず、起業をしようとしても、また起業しても、相談に乗ってく
れる人も少なく、投資してくれる人も限られているという厳しい現実があります。

 このことは、私が身をもって体験してきたことです。東京大学からスタートし
た大学発のベンチャー企業で、しかも商品化しようとしているのは「ミドリムシ」
。当初は、ムシと誤解されてキワモノ扱い。しかし今では事業化に成功し、東証
一部に上場するまでに成長いたしました。どんなアイデアでも、たとえ周囲から
成功しないといわれても、可能性がゼロということは絶対にありません。ミドリ
ムシでも事業化を達成できたのです。若い人には、あきらめずにチャレンジして
くださいと言いたい。そして支援する方にはその若い人たちを応援してほしいと
思います。

 今後の目標は、東京でオリンピック・パラリンピックが開催する年でもある20
20年に「ミドリムシ燃料」を使ったジェット機が飛んでいて、会場を行き来する
バスもミドリムシ燃料で走っているということ。私は常々「昨日の不可能を今日
可能にする」ことを掲げています。有言実行するために、全力を尽くしていきた
いと思っています。

出雲 充

ユーグレナ代表取締役社長東京大学農学部卒業後、2002年東京三菱銀行に入行。
05年8月ユーグレナを創業し、同年12月に世界でも初となる微細藻類ユーグレナ(
和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。世界経済フォーラム(ダボス会
議)Young Global Leader選出(12年)、第1回日本ベンチャー大賞「内閣総理大
臣賞(日本ベンチャー大賞)」(15年)などを受賞。著書は『僕はミドリムシで
世界を救うことに決めました。』(ダイヤモンド社)。

■グーグルのベンガル語翻訳充実へ SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディ
ア」
 http://synodos.jp/article/13684
 (東京外国語大学 2015年04月06日)

「ベンガル語のための40万単語」行動計画は、バングラデシュの45回目の独立記
念日を期して、世界中で知られている検索エンジン「グーグル」の自動翻訳機能
に、ベンガル語の40万の単語および熟語を追加しようというもの。昨日木曜日
(3月26日)、全国の81の地点で4千人を越えるボランティアが参加して、一斉
にその作業がスタートした。さらに国の内外で個人的に参加している人も多い。
そのためわずか1日で,グーグルのベンガル語翻訳サービス用に40万単語が追加さ
れた。

「グーグルデベロッパーズグループ(GDG)ベンガル」の主催および政府の情報通信
(ICT)局、バングラデシュコンピューター評議会(BCC)が実行機関をつとめる「ベ
ンガル語のための40万単語」と名付けられたこの行動計画は、昨日午前、首都の
アガルガオン地区にあるBCC会館で始動した。そして同日午後行われた閉会式でジュ
ナイド・アハメドICT担当大臣は「この活動によって、ベンガル語への我々の愛情
があらためて証明された」と述べた。

華やいだ雰囲気のなか,この活動は朝9時から夕方5時まで続いた。ボランティア
たちはBCCの研究室および全館に張り巡らされている無線lanを利用して、次々と
単語を登録していった。これと同じ光景は、ダカ大学構内の言語運動殉難者記念
碑周辺、教員学生センター(TSC)、バングラデシュ工科大学などさまざまな場所で
見られた。ダカ大学では大学のITクラブと科学クラブがこの催しに協力した。ダ
フォディル国際大学では研究室から約千人がボランティアとして参加した。

ダカ以外では、チョットグラム科学工科大学、シレットのシャージャラル科学工
科大学、クルナ大学、ゴパルゴンジョのボンゴボンドゥ・シェーク・ムジブル・
ロホマン大学、ロングプルのベゴム・ロケヤ大学、ラジシャヒ科学工科大学、モ
エモンシンホのバングラデシュ農業大学、(ダカ郊外にある)ジャハンギルノゴ
ル大学、ディナジプルのハジ・ダネシュ科学工科大学、ノアカリ科学工科大学、
タンガイルのマオラナ・バシャニ科学工科大学など多くの教育機関がこの催しに
参加した。さらにBCCの6つの部門、ジョショルの記者クラブ、ボグラ(中心部)
の七辻、クシュティアの議会会館ほかで、この単語登録の作業が行なわれた。バ
ングラデシュ・オープンソース・ネットワーク、ヒム・ポリボホンなどのボラン
ティア団体が、全国規模で実施されたこの行動計画に協力した。

この催しには、若い世代が多かったものの、あらゆる世代が参加した。BCCの研究
所での作業に、ダカのミルプル地区から参加した女性・フォエズンネサ・ホクさ
ん(44)は「以前はベンガル語の単語の英語の訳語や英単語の意味をベンガル語
で知る手段と言えば辞書を引くか、先生に尋ねるかでした。今ではそれがグーグ
ル翻訳で可能になりました。グーグル翻訳の充実のために、みなが協力すべきだ
と思います」と語った。アハサヌッラ科学工科大学の学生の学生、シファト・ア
ハメドさんは「グーグル翻訳でベンガル語単語関連の誤りを修正したい」、また
ダカ国際大学の女子学生、サブリナ・アクタルさんは「自分の国語のために何か
しているという気持ちでとても嬉しい。デジタルメディアを通じてベンガル語が
世界中に広がり、ベンガル語のことを知ってもらえるのはすばらしいこと」と話
していた。

昨日木曜日の午前、BCCのS.M.アシュラフル・イスラム理事長が風船を飛ばし、「
ベンガル語のための40万単語」計画が開始された。昨日1日で目標以上の数の単語
や音節が登録されたと主催者やボランティアたちは見ている。グーグルのバング
ラデシュ担当カントリー・エンジニアリング・コンサルタントを務めるモハンモ
ド・アノワルス・サラムさんはプロトム・アロ紙に「グーグル翻訳に追加された
単語と熟語の数は、今日(金曜日)中に確定するだろう。ひとりで千語以上を登
録してくれた人には、グーグル翻訳グループからデジタル認定が与えられ、さら
に4月14日までに最も多くの単語登録を行なった人は、シンガポールのグーグル事
務所視察に招待されることになっている」と述べた。

グーグルのベンガル語データベースの質向上を目指すグループ、GDGベンガルのア
ドバイザー、ムニル・ハサンさんによれば、グーグル翻訳でベンガル語の語彙が
豊富になることで、グーグルを通じてベンガル語の文章の翻訳が90の言語に読め
るようになるという。ベンガル語はこれまでにもグーグル翻訳の対象言語とはな
っていたが、内容的にあまり充実したものではなかった。GDGベンガルは今年2月
1日以来、様々な企画を通じて、多数の人の参加によるベンガル語翻訳サービス向
上を目指している。その結果、3月25日までに百万を超す単語や音節が新たに登録
された。GDGベンガルのジャベド・スルタン・コミュニティー・マネージャーは「
この企画は進行中のものであり、誰でもいつでも参加することで、ベンガル語の
ために貢献できる」と語っている。この活動に参加する意欲がある人はグーグル
翻訳のホームページ(https://translate.google.com/ community)に入り、ベン
ガル語の単語および文の登録や訂正をすることができる。

Prothom Alo紙(2015年04月05日付)/ 翻訳:伊藤巧作

■“グローバル人材”を育成せよ ~京都大学・改革への挑戦~
 http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2015/0404.html
 (Eテレ 2015年4月11日 午前0時~ ※金曜日深夜)

いま、社会の至るところで叫ばれるグローバリゼーション。日本政府はグローバ
ル化を進める大学に支援金を出すことを決め、グローバル化の波は教育の現場に
も押し寄せている。
そうした中、京都大学はおととし、グローバルリーダーの育成に特化した5年一
貫の大学院、総合生存学館(通称「思修館」)を創設した。立ち上げたのは当時
の松本紘総長。通常の大学院とは異なり、専門的な研究に加え、世界の問題に対
応するための幅広い教養を学ぶ。そのカリキュラムは実に独特。医学、経済学、
人文学など多様な学問分野の講義、そして実践の場での教育として、福祉施設で
の研修やバングラデシュでのボランティア活動なども盛り込まれている。教員は
各分野から集められ、さまざまな大学・学部から集まった31人の学生たちが寮
で共同生活を送りながら学んでいる。
しかし、グローバルリーダーとは一体どんな人物を指すのか、その明確な答えは
どこにもなく、育成する教員たちも模索が続いている状況だ。思修館が掲げる新
たな学問「総合生存学」によって、学生をどう育てるのか-教員たちはこれまで
経験したことのない課題に突き当たっている。学生たちにも戸惑いがある。研究
の専門性を深めると同時に、幅広い分野を学ぶことの難しさ-両方が中途半端に
なってしまう恐れもある。
教員はどのようにしてグローバルリーダーを育て、学生はどう課題を乗り越えて
いくのか?京都大学・思修館の試みに密着取材。その模索を見つめる。

■BS世界のドキュメンタリー  危険な時代に生きる 第8回 待ち受ける未来
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/150409.html
 (NHK-BS 2015年4月9日 木曜深夜[金曜午前 0時00分~0時50分])

ハリウッド俳優やピュリツァー賞記者などの著名人が、アメリカそして世界で気
候変動や環境破壊に見舞われている現場に赴き、最新の状況をルポするシリーズ
の第8回。
俳優のマイケル・C・ホールは、頻発するサイクロンと海面上昇で国土が水没の危
機にさらされるバングラデシュを訪れる。マット・デイモンは、ロサンゼルスで
熱波が多くの人の命を奪っていることを取材。心臓発作や糖尿病が死因とされて
しまうケースも多いため、熱波による死者数は統計よりもずっと多いことを知る。
記者のトーマス・フリードマンは、乾燥化が進むイエメンで、水をめぐって命が
けの戦いが繰り広げられる現場を訪れる。
原題:Years of Living Dangerously : A DANGEROUS FUTURE
制作:Roaring Fork Films  Years of Living Dangerously LLC (アメリカ
2014年)

■BS世界のドキュメンタリー 危険な時代に生きる 第9回「山を動かすとき」
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/150413.html
 (NHK-BS 2015年4月13日 月曜深夜[火曜午前 0時00分~0時50分])

ハリウッド俳優やピュリツァー賞記者などの著名人が、アメリカそして世界で気
候変動や環境破壊に見舞われている現場に赴き、最新の状況をルポするシリーズ
の第9回。
海面上昇で数千万人が住む場所を失うと予測されるバングラデシュ。俳優のマイ
ケル・C・ホールは、隣国インドが不法移民の流入に神経をとがらせているのを目
のあたりにする。自然保護活動家のM・サンジャヤンは南米チリの氷河調査に同行。
その分析から南半球全域で急激に気候が変化する可能性を知る。記者のトーマス
・フリードマンは、歴史上、最も多くの温室効果ガスを排出してきたアメリカの
責任を、オバマ大統領に問う。
原題:Years of Living Dangerously : MOVING A MOUNTAIN
制作:Roaring Fork Films  Years of Living Dangerously LLC (アメリカ
2014年)

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