バングラデシュのニュース(2015/04/19) その1

===イベントのお知らせ===
北区滝野川会館での文化交流イベント 5月3日(日)16時から
プロバシュという在日バングラデシュ人のコミュニティで行う、音楽・演劇のイベントです。
代表は、早稲田奉仕園や青年海外協力隊で語学講師を務めたムンシ・アザド先生です。
無料ですのでお気軽にご来場ください。

会場:東京都北区滝野川会館
 http://www.takikan.com/
 JR上中里駅東口(京浜東北線)徒歩7分
 JR駒込駅(山手線) 徒歩10分
===============

◆そのほか、イベント情報◆
・日本とバングラデシュの子どもたちがロボットを使って国際交流!
 日本×バングラデシュ姉妹学級プロジェクト
  http://goo.gl/HwH4jf
・バングラデシュ国際協力隊(BICP) 第二回現地渡航報告会 5月10日
 http://bicp.jimdo.com/

■見出し(2015年04月19日) No2015-16
◯バングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたウィメンズ・コレクションを
 4月20日から 全世界の旗艦店・オンラインストアで限定発売
 ~ 収益の一部をバングラデシュ縫製産業で働く女性の教育支援に活用 ~
◯伝統刺しゅうでバングラデシュの貧困脱出を支援 25日まで小山で手仕事展
◯国境を越えると消える観光客。秘境「バングラデシュ」の魅力
◯放射線利用技術等国際交流(講師育成)
◯途上国に必要なのは寄付ではなく「もの作り」
 ――バングラデシュから始まったマザーハウスの挑戦
◯弘堂国際学園、留学生が入学式 6カ国87人、決意新た
◯船員と偽り上陸、バングラデシュ人が難民申請
◯さようなら「グラミンハウス」 九大移転で解体 [福岡県]
◯「ユニクロ」がバングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたコレクションを
 発表CSR活動と連動
◯南アジア経済成長:2016年の経済成長率は7.4%に加速も
◯世界で一番おコメを食べているのはどこの国?
◯女子教育の意義、女性による社会貢献の可能性…アジア女子大学4/8
◯バングラデシュ、イスラム政党幹部の死刑執行 混乱激化も
◯生産過剰なミャンマーのタマネギをバングラデシュへ輸出 
◯川崎汽船/アジア域内新フィーダーサービス開始
◯バングラデシュ大手銀・前会長、母子茶の加工施設見学 三田 
◯【第33回特別講演会】都市計画と、行政のIT化に関する講演会を開催します
 (参加費無料)(2部構成)
◯日本経済大学共催 南アジアの新年を祝う祭り「バイシャキメラ」が
 開催されました。 
◯バングラディッシュの医療を救う!モバイル技術の進化
◯バングラデシュの原子力人材育成支援でロシアがワークショップ
◯バングラデシュ・スンダルバンス地域における漁師を対象とした
 イルカとカメの保全のための普及啓発活動

■バングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたウィメンズ・コレクションを
 4月20日から 全世界の旗艦店・オンラインストアで限定発売
 ~ 収益の一部をバングラデシュ縫製産業で働く女性の教育支援に活用 ~
 http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2015/04/041515_fwep.html
 (ユニクロ 2015年04月15日)
 
株式会社ユニクロは、バングラデシュの女性用伝統衣装サロワカミューズにイン
スピレーションを得たウィメンズの新たなコレクションを、4月20日(月)から順
次、日本をはじめ世界14カ国のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンラインス
トアで販売します。このコレクションは「LifeWear」をコンセプトに、「あらゆ
る人の日々を彩り、ひとりひとりの生き方を豊かにしていく服」づくりを追求す
るユニクロが、人々に長く愛され生活に根ざした日常着である伝統衣装をシンプ
ルで現代的なスタイルにアレンジしたものです。デザインは、ニューヨークのユ
ニクロ商品開発チームが手がけました。このコレクションの収益の一部は、働く
人の未来をひらくプロジェクト「Factory Worker Empowerment Project」として、
バングラデシュの縫製産業で働く女性の教育支援に充てられます。
「シンプル・エスニック」をテーマにした本コレクションは、伝統的にワンピー
スとパンツ、スカーフで構成されるサロワカミューズのスタイルを踏襲した3アイ
テムに、チュニックを加えた4アイテムを全9型で展開します。
ユニクロ チーフ・クリエイティブ・オフィサー(グローバルデザイン担当)リ
アン・ニールズのコメント:
「このコレクションでは、サロワカミューズの特徴である繊細な刺繍や織り柄、
鮮やかな色使いを活かしつつ、ユニクロならではのシンプルで美しいシルエット
と着心地の良さを追求しました。高品質な綿ドビー、ガーゼなどの天然素材を用
いて、ナチュラルな風合いと、軽く肌触りの良い着心地を実現しています。薄く
透け感のある素材は、重ね着によってさまざまに表情が変化し、ワンピースとパ
ンツ、スカーフのセットのほか、ワンピースやチュニック単品での着こなしや、
他のユニクロのアイテムと組み合わせた幅広いコーディネートが楽しめます」
ユニクロをはじめとするファーストリテイリンググループの重要な生産拠点のひ
とつであるバングラデシュでは、不十分な教育システムが社会課題のひとつとさ
れています。特に、縫製産業従事者の大部分を占める女性の基礎教育機会は限ら
れています。このため、衛生・栄養管理やお金の使い方など生活に必要な知識が
十分でなく、自身や家族の病気予防や対処ができない、将来設計の概念が乏しい
などの理由から収入や生活が不安定になるといった問題を抱えています。ユニク
ロはこうした課題の解決に貢献する目的で、本コレクションの収益の一部を活用
し「Factory Worker Empowerment Project」を始動。途上国での女性の教育支援
に実績のある国際NPOのBSRが提供するプログラムを通して、自社の取引先縫製工
場で働く女性を対象に、基本的な栄養学や妊娠・出産時のケアを含む衛生・健康
管理、家計管理などのライフスキル習得を促進し、ユニクロの品質を支える人た
ちの未来を持続的に支援することを目指します。本プロジェクトは、約2万人の働
く女性を支援します。
ユニクロは2010年から、バングラデシュでソーシャルビジネスを展開しています。
グラミン銀行グループとの合弁による「グラミンユニクロ」は、独自のSPAノウハ
ウを活かし、バングラデシュ国内で商品の企画・生産・販売までを完結させ、収
益を再投資するビジネスモデルで、産業育成や雇用創出などを通じてバングラデ
シュの社会課題解決に貢献する取り組みを続けています。

◆商品情報
 商品名 サイズ展開 型数 色柄数 販売価格(税抜)
 ワンピース S-L 3型 22色 2,990円
 チュニック S-L 4型 15色 2,990円
 イージーパンツ S-L 1型 5色 1,500円
 スカーフ 1サイズ 1型 13色 1,000円

◆発売日
 日本・中国・香港・インドネシア・韓国・台湾: 2015年4月20日(月)
 オーストラリア・フランス・ドイツ・米国  : 2015年4月27日(月)
 マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ: 2015年5月下旬

◆取り扱い店舗
 日本を含む世界14の国と地域のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンライン
ストア。
 国内では、銀座店(東京)、ビックロ新宿東口店(東京)、UNIQLO OSAKA(大
阪)の3店舗およびオンラインストアで販売。

■伝統刺しゅうでバングラデシュの貧困脱出を支援 25日まで小山で手仕事展
 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150419/1933422
 (下野新聞 4月19日)

【小山】貧困に苦しむバングラデシュの農村の女性自立支援を30年以上にわたっ
て続けている東京都東村山市、馬上美恵子さん(58)らが、同国の伝統的な刺しゅ
う「ノクシカタ」を施した敷物やポーチなど約200点を展示販売する「バング
ラデシュ手仕事展」が25日まで、犬塚の「ギャラリーAi(アイ)」で開かれて
いる。売り上げは、現地で生産する女性に送られる。

 ノクシカタ刺しゅうは約1千年の歴史を持つとされ、古くなった民俗衣装サリ
ーを再利用して縫い合わせる。

 馬上さんは、1983年から3年間、青年海外協力隊員として同国の農村に派
遣され、栄養指導に携わった。活動を通じ、貧困で十分な教育を受けられない多
くの女性を知り、経済的自立と社会参加の実現に向けて、ノクシカタの製品販売
を考えた。

 会場には、現地の女性が、家事の合間をぬって約1年間かけて完成させたキル
トも。家族の幸せを願うゾウなど色鮮やかな絵柄の刺しゅうが施されている。

 午前10時半から午後6時。木曜休館。問い合わせは馬上慎司さん090・87
44・6526(携帯)。

■国境を越えると消える観光客。秘境「バングラデシュ」の魅力
 http://www.huffingtonpost.jp/triport/bangladesh_b_7083748.html
 (ハフィントンポスト 2015年04月17日)
 
皆さんは、バングラデシュという国を知っていますか? 東アジアに位置するこ
の国は、インドとミャンマーに挟まれている日本の3分の1程度しかない小さな国
です。しかし、そこには日本の人口をはるかに超える人々が生活しており、世界
でもトップクラスの人口密度を誇っています。ベンガル地方(ベンガル湾周辺地
域)として、インドとひとくくりにされがちなバングラデシュですが、果たして
本当にインドと同じような空気が流れているのでしょうか。

今回は、インドから陸路でバングラデシュに渡った旅の中で見えた、インドとは
ひと味もふた味も異なる「バングラデシュの魅力」を紹介したいと思います。

(1) 驚くほどのおもてなし
インドの国境を越えてまず感じたことは「人の温かさ」です。市場では「これは
バングラデシュの特産物だから食べてみて」「ココナッツジュース、飲んだ事あ
る?」などと、声をかけてくれる人もいました。もらった果物の不思議な味に思
わず顔をしかめると、笑いながら水を買って来てくれる人まで…。たくさんの人
の優しさに触れて、涙が出そうになりました。
あとからわかったことですが、イスラム教の教典コーランには「孤児や貧者、旅
人を助けよ」という素晴らしい教えがあるそうです。1970年代に英国領インドが
インドとパキスタンに分離した際、イスラム教徒が多かった地域が現在のバング
ラデシュになったという歴史があります。現在でも国民の9割以上がイスラム教徒
であるという点が、その「温かさ」の由縁なのかもしれません。

(2) 消える観光客
隣の大国インドには多くの観光客が訪れていますが、国境を越えると急にその姿
が少なくなりました。街中の英語表記も突然姿を消してしまいます。バックパッ
クを背負った旅行者が珍しいのか、歩いているだけでもたくさんのバングラデシュ
人が集まってきます。その中で英語を話せるのは僅かですが、話せない人でも必
死に何かを伝えようとしている姿に胸を打たれました。インドでは「ジャパニ(日
本人)!」と叫ばれていたのですが、バングラデシュでは「ボンドゥ(友だち)!」
と呼ばれ、ハグを求められます。文化や言語は違っても、自分と同じ「ヒト」な
んだということを改めて実感した出来事でした。

(3) 白米に合う! 豊かな食事
ベンガル湾沿いのデルタ地帯に位置するバングラデシュの食事のメインは米と魚
です。インドカレーに似た、スパイスをベースにした料理がポピュラー。それと
一緒に出てくる白米の量が、とにかく凄まじかったという印象が残っています。
インドに比べて味付けが濃いものが多いのですが、白米との相性は抜群。ナンや
チャパティなどの小麦を使った料理が多いインドに比べ、白米に合う料理が多い
バングラデシュには、どこか日本に近いものを感じます。

おわりに
日本ではあまり知られていないバングラデシュですが、その小さい国土にはたく
さんの魅力が詰まっていました。バックパッカーの聖地と言われるインドを訪れ
たとき、ちょっと寄り道をしてみてもいいかもしれません。

(ライター:KAZ)
 
 
 
■放射線利用技術等国際交流(講師育成)
 http://www.mext.go.jp/a_menu/kouritsu/detail/1356733.htm
 (文部科学省 平成27年4月13日)
 
競争の導入による公共サービスの改革に関する法律に基づく「放射線利用技術等
国際交流(講師育成)」に係る落札者の決定及び契約の締結について
競争の導入による公共サービスの改革に関する法律(平成18年法律第51号。以下
「法」という)に基づく民間競争入札を行った「放射線利用技術等国際交流(講
師育成)」について、下記のとおり落札者を決定し、契約を締結しました。


1.契約相手方(落札者)の名称、住所及び代表者の氏名
  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
  茨城県那珂郡東海村大字白方2番地4
  研究連携成果展開部長 圖師 修一

2.契約金額(落札金額)
   526,962,397円(税込み)
   ※業務委託期間(平成27年4月13日~平成32年3月31日の5年間)の額。

3.総合評価点
  92.06点
  ※総合評価点(150点満点)=技術点(100点満点)+価格点(50点満点)

4.落札者決定の経緯及び理由
 「放射線利用技術等国際交流(講師育成)業務民間競争入札実施要項」に基づ
き、入札参加者(1者)から提出された提案書について、技術審査会により審査し
た結果、技術点が評価基準を満たしていた。平成27年3月9日に開札したところ、
上記の者より予定価格の範囲内の入札価格が提示されたため、上記の者を落札者
とした。

5.契約相手方(落札者)における本業務の実施体制及び実施方法の概要
 契約相手方(落札者)は、アジア諸国を中心とする各国の原子力関係者を我が
国に招聘し、放射線利用技術や原子力基盤技術等に関する研修、セミナーを行う
とともに、我が国から各国への講師派遣を行う等の業務を行う。
 委託業務の実施に当たっては、業務責任者1名、業務担当者15名程度を配置する。

6.本業務の詳細な内容及びその実施に当たり確保されるべき質に関する事項

(1)本業務の内容
 1)講師育成研修
 母国において放射線利用技術や原子力基盤技術等に関する技術指導のできる人
材を育成するため、以下ア~オの研修を開催する。研修内容の策定にあたっては、
下記5)アの各国との合同運営委員会等で聴取した各国の人材育成計画や原子力政
策を踏まえるものとする。
なお、原則として講義を含めた研修生等に対する対応は英語にて行うものとし、
講師は該当する専門分野において十分な知識・能力・経験(原則、最低10年程度
以上のキャリア)を有する専門家とする。(この点に関しては、下記2)~4)に
ついても同様とする。)

  【コース概要】
ア 原子炉工学I(炉物理) 
   ・主な実施内容:炉物理分野を中心に、原子炉工学全般に係る講義及び実
習を行うとともに、関連施設の見学等を行う。
   ・招聘人数:各年度6名程度
   ・招聘期間:8週間程度
  イ 原子炉工学II(燃料、熱水学、構造力学)
    ・主な実施内容:燃料、熱水学、構造力学分野を中心に、原子炉工学全般
に係る講義及び実習を行うとともに、関連施設の見学等を行う。
   ・招聘人数:各年度6名程度
   ・招聘期間:8週間程度
  ウ 原子炉工学III(原子炉安全)
   ・主な実施内容:原子炉安全分野を中心に、原子炉工学全般に係る講義及
び実習を行うとともに、関連施設の見学等を行う。
   ・招聘人数:各年度6名程度
   ・招聘期間:8週間程度
  エ 原子力/放射線緊急時対応
   ・主な実施内容:緊急時対応や原子力災害時の危機管理・緊急時モニタリ
ング等に関する講義、緊急時の汚染検査・除染技術等に関する実習、仮想的事故
シナリオに基づく緊急時対応総合訓練等を行うとともに、関連施設の見学等を行
う。
   ・招聘人数:各年度6名程度
   ・招聘期間:6週間程度
  オ 環境放射能モニタリング
   ・主な実施内容:放射線物理概論や被ばく評価等に関する講義、環境試料
中放射能速度測定等に関する実習等を行うとともに、関連施設の見学等を行う。

   ・招聘人数:各年度8名程度
   ・招聘期間:6週間程度

 【対象国(共通)】
  バングラデシュ、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フ
ィリピン、タイ、トルコ、ベトナム、サウジアラビア等(なお、エ 原子力/放射
線緊急時対応では、インドネシア、タイは対象外。)

 【具体的な業務】
  (ア)招聘者の募集
  各国の研修センター等から、一定レベルの技術を持つ講師候補の募集を行う。
具体的には、各国における原子力に関する代表機関に対してメール等で案内を行
い、各国内で応募者を取りまとめて貰うものとする。その他、招聘者募集にあた
り有効な手段を文部科学省へ提案の上、実施する。なお、最終年度は翌年度の募
集に必要な書類(募集要項、応募フォーム等)の準備等についても行うものとす
る。
  (イ)招聘者の選定
  各国の原子力関係者からの応募に対して、研修遂行能力や、職務との関連性
等の観点から審査を行った上で招聘者選定案を作成し、5)イの運営委員会での承
認を得る。
   (ウ)研修の開催
  上記(イ)で承認された招聘者を我が国に招聘し、研修を開催する。研修開
催にあたっては、カリキュラム(講義、実習、施設見学等)の作成、研修設備・
機器(パソコン、実験機器、計測機器等)・教材の準備、講師の選定等を行う。
(入札公告期間中に要望があれば、過去の教材について閲覧可能。また、落札者
に対しては、過去の教材のコピーを渡し、本業務実施の目的に限った利用を許可
する。)
  (エ)招聘に関連した業務
   ・渡航前の各種手続(ビザ取得用書類の準備、航空券・宿泊施設の手配等)

   ・招聘者来日時のオリエンテーション開催(滞在中の各種注意事項の説明
等)
   ・招聘者来日時の研修施設及び宿泊施設への案内及び出国時の案内
   ・その他招聘者の滞在中のサポート 等

  2)フォローアップ研修
  上記1)講師育成研修の各研修の既受講生に対するフォローアップとして、既
受講生の母国に講師を派遣し、既受講生が開催する現地での以下ア~ウの研修に
立ち会い、技術指導、アドバイス、実施内容確認等を実施する。フォローアップ
研修実施前には、各国のフォローアップ研修取りまとめ機関と実施日程・カリキュ
ラム等について協議・調整する。

【コース概要】
  ア 原子炉工学I/II/III
  ・派遣人数:各年度2名程度(1国あたり)
  ・派遣期間:各1~2週間
  ・派遣対象国:バングラデシュ、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、
モンゴル、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナム、サウジアラビア等(トルコ及
びサウジアラビアについては、平成29年度以降)
  イ 原子力/放射線緊急時対応
  ・派遣人数:各年度2名程度(1国あたり)
  ・派遣期間:各1~2週間
  ・派遣対象国:バングラデシュ、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フ
ィリピン、トルコ、ベトナム、サウジアラビア等(トルコ及びサウジアラビアに
ついては、平成29年度以降)
  ウ 環境放射能モニタリング
  ・派遣人数:各年度2名程度(1国あたり)
  ・派遣期間:各1~2週間
  ・派遣対象国:バングラデシュ、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、
モンゴル、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナム、サウジアラビア等(トルコ及
びサウジアラビアについては、平成29年度以降)

 3)フォローアップ研修準備支援
  平成27・28年度については、平成29年度以降に上記2)フォローアップ研修の
対象国となる予定のトルコ及びサウジアラビアに対して、日本国内での講師育成
研修を担当した指導教官等の関係者を派遣し、現地の研修機器や研修設備の調査
等を行うとともに、原子炉工学I/II/III、原子力/放射線緊急時対応、環境放
射能モニタリングに関するフォローアップ研修のための準備作業を行う。
 ・派遣人数:各年度、上記2)各コース1~2名程度(1国あたり)
 ・派遣期間:各1週間程度
 ・派遣対象国:トルコ及びサウジアラビア

 
 4)原子力技術セミナー
  各国に特定の分野に精通した技術者・専門家等を増やすため、以下ア~エの
セミナーを開催する。セミナー内容の策定にあたっては、5)アの各国との合同運
営委員会等で聴取した各国の人材育成計画や原子力政策を踏まえるものとし、1)
講師育成研修と同様に、招聘者の募集、招聘者の選定、セミナーの開催及び招聘
に関連した業務を行う。また、立地地域への招聘が促進されることを重視して、
開催地等を設定する。

 【コース概要】
 ア 原子力施設等の安全に係わるセミナー(原子力プラント安全コース)
  ・主な実施内容:原子力施設等の安全性に係わる人材を育成するため、我が
国の原子炉施設等の安全技術(安全設計の考え方、保守・保安技術等)に関する
講義及び実習を行うとともに、関連施設の見学等を行う。
  ・対象者:放射線利用技術や原子力基盤技術等の研究開発及び発電炉や研究
炉の運転等に携わる技術者・研究者等
  ・招聘人数:各年度10名程度
  ・招聘期間:4週間程度
  ・招聘対象国:バングラデシュ、中国、インドネシア、カザフスタン、マレ
ーシア、モンゴル、フィリピン、スリランカ、タイ、トルコ、ベトナム、サウジ
アラビア等
 イ 原子力行政に係わるセミナー(原子力行政コース)
  ・主な実施内容:放射線利用技術や原子力基盤技術等に関する行政の管理、
運営に必要な幅広い内容を扱う講義及び実習を行うとともに、関連施設の見学等
を行う。
  ・対象者:原子力行政に携わる行政官等
  ・招聘人数:各年度10名程度
  ・招聘期間:3週間程度
  ・招聘対象国:バングラデシュ、中国、インドネシア、カザフスタン、マレ
ーシア、モンゴル、フィリピン、スリランカ、タイ、トルコ、ベトナム、サウジ
アラビア等
 ウ 放射線基礎教育に係わるセミナー(放射線基礎教育コース)
  ・主な実施内容:原子力・放射線の基礎技術・知識等(放射線の測定・除染
防護技術、パブリックインフォメーション、放射線の人体への影響等)に関する
講義及び実習を行うとともに、関連施設の見学等を行う。
  ・対象者:放射線利用技術や原子力基盤技術等の研究開発、原子力行政に携
わる行政官等
  ・招聘人数:各年度14名程度
  ・招聘期間:2週間程度
  ・招聘対象国:バングラデシュ、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、
モンゴル、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナム、サウジアラビア等
 エ 原子力施設等の立地に係わるセミナー(原子力施設立地コース)
  ・主な実施内容:原子力施設等の立地に係わる法律、審査事項やパブリック
に対する広報、リスクコミュニケーション等に関する講義及び実習を行うととも
に、関連施設の見学等を行う。
  ・対象者:原子力行政に携わる行政官等
  ・招聘人数:各年度7名程度
  ・招聘期間:1週間程度
  ・招聘対象国:バングラデシュ、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、
モンゴル、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナム、サウジアラビア等

※詳細はリンク先をご確認ください。

 
 
■途上国に必要なのは寄付ではなく「もの作り」
 ――バングラデシュから始まったマザーハウスの挑戦
 http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1504/08/news024.html
 (ITmedia 2015年04月08日)

 「ITmediaエグゼクティブ勉強会」に、マザーハウス 取締役 副社長 山崎大祐
氏が登場。「ただ単に”モノを売る”時代は終わった――途上国、顧客を巻き込ん
だ理念経営で成長するマザーハウスに学ぶ」と題して、バングラデシュやネパー
ルにおけるマザーハウスのもの作りについて紹介した。

<途上国から世界に通用するブランドをつくる>
 「マザーハウスは、バッグを作って、バッグを販売する会社である。少し変わ
っているのは、3月9日(サンキューの日)に”お客様総会”を開催することだ」と
山崎氏。「株主総会」はよく耳にするが、お客様総会とは何か。株主総会は会社
が株主に経営の報告をする会であり、お客様総会は会社がお客様に経営の報告を
する会である。
 お客様総会は、マザーハウスの商品を持っていれば定員の許す限り誰でも参加
できる。代表の山口絵理子氏を含む3人の代表者が前年の報告と本年の方針を発表
し、お客様との質疑応答を行う。山崎氏は、「お客様総会は、会社のビジョンを
お客様と共有し、お客様とともに商品開発を行うというマザーハウスという会社
を端的に表している」と話す。
 「”途上国から世界に通用するブランドをつくる。”という企業理念を実現する
ためのツールがビジネスである。”途上国=まずしい”とか、”途上国=かわいそう
“というイメージがあるかもしれないが、途上国にも優れた人材、すばらしい素材
がある。こうした人材や素材の可能性に光を当てて、もの作りをするのがマザー
ハウスだ」(山崎氏)。
 現在、アジア地域でもっとも貧しい国の1つと言われているバングラデシュに1
50人規模のカバン工場を、またネパールに数人規模のストール工場を持っている。
店舗は日本に15店舗、台湾に5店舗の合計20店舗を展開。日本の本店は約60坪の広
さで、本店を含む多くの店舗の内装は自分たち社員で行っている。

<ナンバーワンの労働環境を目指す>
 バングラデシュは、インドの北東部にある人口約1億5000万人、北海道の2倍程
度の国土を持つ非常に人口密度の高い国である。ストライキや洪水など、ネガテ
ィブなイメージがあるが、アジアの中でも成長著しい国のひとつである。2004年
ごろは街にはストリートチルドレンが集まっていたが、現在では経済状況もかな
り良くなっている。
 「バングラデシュでは、2006年よりジュートと呼ばれる麻素材を使ってもの作
りを開始した。素材の開発から製品の製造に至るまで、すべてを行っている。現
在バングラデシュのレザーバッグ工場としては規模は5番手前後だが、ナンバーワ
ンの労働環境を目指している」(山崎氏)。

<小学校時代の「いじめ」が創業の原点>
 代表の山口氏は、年間の半分程度をバングラデシュで過ごしているという。山
崎氏は、「ネパール語も、ベンガル語も話せて、現地の職人と一緒にもの作りを
している。カバンの飾りに民族衣装の生地であるサリーを巻いたり、グラデーショ
ンのレザーをなど、現地でしかできない素材を使った開発を行っている」と話す。

 山口氏には、マザーハウス創業への強い思いがあったという。小学校でいじめ
にあい、6年間ほとんど不登校だった。中学ではその反動で非行に走るが、中学2
年のときに柔道に出会いのめり込む。高校時代も柔道に打ち込み、最終的にはジュ
ニアオリンピックで7位になり、日本代表合宿にも参加している。
 しかし日本で1番になれなければ、その先の世界への道もない中で未来はないと
考え、柔道を始めた原点である「いじめ」をなくすために教育事業に進むことを
決め、慶應義塾大学総合政策学部に入学。世界にはさまざまな事情で学校に行け
ない子どもたちが数多くいることを知る。
 山口氏は、2002年に当時アジア最貧国であったバングラデシュに旅立ち、2週間
の滞在で感化された。バングラデシュの大学の大学院に入学。当初は寄付による
貢献を考えていたが、やはり違和感があり、違う道を探していたときにバングラ
デシュが誇る素材であるジュートのコーヒー袋を見つける。これでおしゃれなバ
ッグが作れないかと考えた。
 日本に帰り、バイトで稼いだ資金を持って再びバングラデシュに向う。ジュー
トでバッグを作ってくれる工場を見つけ、160個のバッグを作り日本に持ち帰った。
このとき「マザーハウス」というブランド名でバッグを作ったが、マザーハウス
という会社はまだ設立されていなかった。

<ストーリーテラーである店員が商品を販売>
 マザーハウスは、山口氏と山崎氏が2人で作った会社である。会社設立前、外資
系証券会社でエコノミストをしていた山崎氏は、「山口との出会いは、山口が20
歳、私が21歳のとき。大学のゼミだった。当時、私自身はバックパッカーでアジ
ア諸国を回り、アジア金融史を研究していた」と話す。
 「金融業界のど真ん中にいたのでマクロの世界にいた。一方、山口はフィール
ドを駆け回るミクロの世界にいた。大学時代からよく議論してぶつかりました。
そんな縁もあり、最初に作った160個のバッグを、まず身内に売り、次に私のとこ
ろに売りに来た。そのとき、こういうことをしたいのであれば会社を作らなけれ
ばならないという話しをした」(山崎氏)。
 そこで2人で出資をして、2006年にマザーハウスを設立。
「もの作りに携わるまでは、どのように作られているのか、まったく理解してい
なかった。これだけ情報化社会であっても、自分たちの身の回りのものが、どこ
で、どのように作られているか知らないことが多い。そこでマザーハウスでは、
すべての工程をオープンにして、お客様ともの作りを共有している」(山崎氏)。

 マザーハウスのビジネスモデルは、素材の調達から製造、販売までのほぼすべ
てを自分たちで行うことにこだわっている。店舗デザインやカタログなども自分
たちで作っている。そして出来上がった商品は、「ストーリーテラー」と呼ばれ
る店員が、バッグができるまでのストーリーとともに顧客に提供している。

<ディスカッションで「人、モノ、金」を考える>
 マザーハウスという会社を理解したところで、同社が直面した「人、モノ、金」
の問題について、セミナー参加者がグループに分かれてディスカッションをおこ
なった。まず「人」の問題について、「宗教・文化・言語」などの違いが指摘さ
れた。
 バングラデシュはイスラム教の国であり、ネパールはヒンドゥー教の国である。
そのため、宗教上の制約がもの作りにもかなりの影響を及ぼしている。たとえば、
ラマダンの時期になると生産性が2割下がるとか、金曜日には工場を動かせないと
か、お祈りの時間が必要になるなどである。また女性の立場も難しい問題である。

 「バングラデシュは、イスラム教の中でもリベラルな国であるが、女性がマネ
ジメントとして活躍するのはまだまだ難しい国。いろいろと問題もあったが、日
本人の女性が会社を設立したことに対して興味をもってくれたこともあり、好奇
心旺盛な国なので、話を聞いてくれたり、協力してくれる人もいた」(山崎氏)

 次に「モノ」の問題として「品質とロット」が挙げられた。もの作りにおいて、
品質とロットには密接な関係がある。ロットが少ないと品質が上げにくく、高品
質なものは大規模なロットに対応しにくい。山崎氏は、「バッグの品質は、半分
以上が素材で決まるのだが、バングラデシュは良質なレザーが手に入る国であっ
た」と話す。
 バングラデシュには、「コルバニ・イード(犠牲祭)」というお祭りがある。
この祭りは、預言者アブラハムが自分の息子をアラーに捧げる代わりに、一匹の
牛を3等分して、家族、親戚、貧しい人に分け与えるというもの。この祭りにより、
高品質なレザーが大量に放出されるためである。
 最後に「金」の問題について山崎氏は、次のように語る。「ここ数年の急激な
円安では、前職の金融業界の経験が非常に生きていると感じている。グローバル
ビジネスを進めるうえでは為替リスクなどを考えることは重要。将来的にはさら
にグローバルに展開できる会社になりたいと考えている」
 グローバルにビジネスを展開すると為替などのリスクに対処していかなければ
ならない。その一方で、グローバルにビジネスを展開することでリスクを回避す
ることもできる。東日本大震災のとき、一時的に日本国内の売上が急減した。こ
の経験からグローバルにビジネスを展開する必要性を強く感じた。
 山崎氏は、「マザーハウスのビジネスは、途上国を助けるビジネスだと感じて
いる人は多い。しかし、途上国を助けるビジネスだとは一度も思ったことがない。
バングラデシュやネパールから”世界に通用するブランドを作りたい”その理念の
達成することを考えている会社がマザーハウスである」と話し、セミナーを終え
た。
 
 
 
■弘堂国際学園、留学生が入学式 6カ国87人、決意新た
 http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/177857
 (佐賀新聞 2015年04月17日)

  鳥栖市の日本語学校「弘堂国際学園」(山本由子校長)の入学式が14日、
同市のサンメッセ鳥栖であり、6カ国からの留学生が日本語習得に向けた決意を
新たにした。
 入学するのはネパール、ベトナム、スリランカ、バングラデシュ、フィリピン、
韓国からの留学生や聴講生87人。山本校長は「責任」「努力」と書かれたボー
ドを手に「学校や地域のルールを守り、粘り強く頑張って」と激励した。
 これに対し、入学生代表のカナピニコル・マリーデンナさん(20)=フィリ
ピン=ら4人が「初心を忘れず一生懸命勉強して目標を達成します」と力強く誓
いの言葉を述べた。
 留学生たちは2年間、寮生活やアルバイトをしながら勉学に励み、大学進学や
日本企業への就職などを目指す。
 
 
 
■船員と偽り上陸、バングラデシュ人が難民申請
 http://www.yomiuri.co.jp/national/20150416-OYT1T50173.html
 (読売新聞 2015年04月17日)
 
 日本で働くために、バングラデシュ人15人が貨物船の船員だと偽って乗員上
陸許可を取得し、入国直後に難民申請をしたとして、入国管理当局が今年1月、
このうち14人を収容していたことが分かった。
 14人は船員の資格を得る対価などとして、現地と日本のブローカーらに1人
最高で200万円近くを支払っており、入管当局は、「船員偽装」による難民申
請が組織的に行われているとみている。
 難民申請を巡っては、申請から6か月で就労が可能になる制度が悪用され、観
光などの短期滞在ビザで入国した外国人による就労目的の申請が横行。しかし、
不法滞在者が多いバングラデシュ人は短期滞在ビザが認められにくいことから、
船員偽装で入国し、難民申請で合法的に長期滞在する間に不法就労している可能
性がある。

 
 
■さようなら「グラミンハウス」 九大移転で解体 [福岡県]
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/163294
 (西日本新聞 2015年04月17日)
 
  九州大箱崎キャンパス(福岡市東区)の伊都キャンパス(同市西区、糸島市)
への移転に伴い、「グラミンクリエイティブハウス」などとして親しまれた築8
4年の建物の解体工事が近く始まることになり、19日午後1~6時、お別れパ
ーティーがある。
 建物は1931年に造られ、工学部の伊都移転までは高周波電気および電子工
学実験室、超伝導システム科学研究センターとして使われた。2011年以降は、
貧困層に無担保で融資するグラミン銀行を創設してノーベル平和賞を受賞したム
ハマド・ユヌス氏(バングラデシュ)が提唱するソーシャル・ビジネスを日本で
調査、研究、推進する拠点となった。
 解体工事に備えて既に立ち入り禁止となっているが、19日は最後の一般公開。
11年当時にも壁画を描いた福祉作業所のメンバー、それに参加者で1日だけの
壁面アート作品を制作する。ほかに関係者によるトークライブなどもある。参加
費は500円で、軽食と飲み物を用意する。
 
 
 
■「ユニクロ」がバングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたコレクションを発

 CSR活動と連動
 http://www.wwdjapan.com/fashion/2015/04/16/00016132.html
 (WWDJapan 2015年04月16日)
 
 ユニクロは4月20日、バングラデシュの伝統衣装からインスパイアされたウィメ
ンズコレクションを発売する。CSR(企業の社会的責任)活動の一環で、収益の一
部を、バングラデシュの縫製工場で働く女性の教育支援する同社の新プロジェク
ト「ファクトリー ワーカー エンパワーメント プロジェクト」に充てる。
 ラインアップは、「ユニクロ」商品の主要生産国の一つであるバングラデシュ
内で縫製したワンピース(2990円)やチュニック(2990円)、イージーパンツ(
1500円)、スカーフ(1000円)の4アイテム・全9型。女性の伝統衣装であるサロ
ワカミューズを着想源に、スタンドカラーや刺しゅうなどのディテールを採用し
ながら、シンプルで「ユニクロ」らしいデザインに仕上げた。日本では、銀座店
や大阪店、ビックロ新宿東口店、オンラインストアで取り扱うほか、世界のグロ
ーバル旗艦店を中心に14カ国で販売する。
 同コレクションと連動する「ファクトリー ワーカー エンパワーメント プロジ
ェクト」は、縫製工場で働く女性に向けて、バングラデシュで社会課題の一つと
されている不十分な教育制度の改善を支援するもの。病気の予防や体調管理の知
識を深める「健康・衛生管理教育」と、安定した生活を送るために計画的な将来
設計を教える「家計管理教育」のニつの専門知識に焦点をあて、同僚を啓蒙して
いくリーダーを工場内に育成していく予定だ。

 
 
■南アジア経済成長:2016年の経済成長率は7.4%に加速も
 http://www.huffingtonpost.jp/world-bank-group/south-asia_b_7075308.html
 (ハフィントンポスト 2015年04月16日)
 
◆世界一高い成長率を誇る南アジア原油安を生かしてさらなるエネルギー価格見
直しを

南アジア地域の経済成長率は、インドの好調な経済成長に、原油安も加わり加速
するだろう。同地域は、域内全ての国が石油の純輸入国であり、原油安から受け
る恩恵が世界でも特に大きい。世界銀行が半期に一度発表する「南アジア経済報
告」は、南アジア地域が2014年第4四半期時点で既に世界で一番急速に成長する地
域となった、と指摘している。

同報告は、南アジア地域の成長率は、活発な消費と投資が今後も拡大する事から、
2015年は7%、さらに2017年までには7.6%まで着実に伸び続けるだろうと予測す
る。同地域の国内総生産(GDP)にはインドの動向が大きく影響するため、一連の
予測は、事業拡大を促進する改革や投資家心理の改善によりインドで予想される
成長加速を反映したものとなっている。

域内の各産油国における原油安の国内価格への影響は、各国で様々である。例え
ば原油安による価格変動率(パススルー率)は、パキスタンではほとんどの石油
製品で50%を上回ったが、バングラデシュでは影響は見られなかった。

原油安は、食糧価格の下降と相まって、インフレ率の大幅な低下にも貢献してい
る。南アジアはかつて、途上地域の中でもインフレ率が一番高かったが、わずか
1年も経たない内に最も低い水準となった。2013年3月には前年比7.3%であった消
費者物価指数(CPI)の上昇率も、2015年3月は1.4%であった。

同地域の外的ショックに対する脆弱性は緩和している、と同報告は指摘する。例
えば、ほとんどの国で、経常収支が回復している。インドへの資本流入は、対GD
P比1.9%から3.4%へと上昇したが、現在はより変動性の高い投資勘定が全体の中
で大きな割合を占めている。外貨準備は、既に危険水域を脱したパキスタンを含
め、域内全域で蓄えられている。

しかし、同地域の輸出実績は思わしくない。昨年は期待が持てそうな回復を見せ
たが、現在は減速しつつある。2014年末には、輸出高の伸びが地域全体でゼロに
近かった。

同報告はまた、インドが既に、今回の原油安を財政赤字解消のための政策とは切
り離し、化石燃料使用の負の要因に対応するために炭素税導入という決断を下し
た事を紹介している。今後の課題は、中期的には大いに起こり得る原油価格上昇
の際にも、この方針から逸脱しない事だ。

詳細、各国の概況は、プレスリリースをご覧ください。

【関連リンク】
・「南アジア経済報告」
 http://www.worldbank.org/content/dam/Worldbank/document/SAR/saef-final.pdf
 世界銀行が同地域の経済を包括的にまとめた報告。半年に一度発表され、解禁
後はウェブサイト上で無料でダウンロードいただけます。
・南アジア地域概要 
 http://www.worldbank.org/ja/country/japan/brief/south-asia
 
 
 
■世界で一番おコメを食べているのはどこの国?
 http://tg.tripadvisor.jp/news/graphic/eatrice/
 (トリップアドバイザー 2015年4月9日)
 
 トリップアドバイザーは、が旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィ
ック化する「トリップグラフィックス」。
第103回目となる今回は、「世界で一番おコメを食べているのはどこの国?」です。

世界で一番おコメを食べているのはバングラディシュ。一日当たりの消費量は、
日本のコンビニのおにぎりで比べると一人一日10個以上にもなるようです。
気になる日本は、意外にも世界で50番目。おコメは、東南アジアやアフリカの国
々を中心に世界中で食されていることが分かります。

米料理のバリエーションは広く、日本でもすっかり定着したベトナムのフォー麺
やインドネシアのナシゴレン、タイのカオマンガイなども世界を代表するレシピ
の一つ。
一方で、もち米を蒸したラオスのカオ・ニャオ、ライスヌードルを用いたミャン
マーの国民食であるモヒンガ、米粉から作られるスリランカの麺料理、ストリン
グ・ホッパーなど、まだまだ知られていないお米料理も実はたくさんあります。

今回のトリップグラフィックスを参考に、世界の様々なお米料理を試してみては
いかがでしょうか。
 
 一覧表
 http://tg.tripadvisor.jp/news/wp-content/uploads/2015/04/tg_103f.png
 

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