◆イベント情報◆
○写真展:「大河流流」草間徹雄写真展 横浜 10月8日~13日
インド・アルナチャールからバングラデシュ・コックスバザール
http://www.saiyu.co.jp/newspaper/event/photo_exhibition_kusamatetsuo_1510/index.html
○日本バングラデシュ協会 第9回 行事
http://goo.gl/4VqYr9
■見出し(2015年10月05日) No2015-44
〇バングラデシュ日本人殺害 計画的犯行か
〇バングラデシュのロングプルで日本人殺害
〇ISがツイッターで犯行声明
〇邦人銃撃 バングラデシュのイスラム勢力関与か
〇バングラデシュ日本人射殺 日本大使館の職員らが現場を視察 ※映像あり
〇バングラ邦人殺害、官房長官「強い憤り」 情報連絡室を設置
〇政府、バングラに邦人保護要請
〇バングラデシュ日本人殺害 知人ら「残念」
〇殺害された星さんを知る人「物静かで穏やかな方」 ※映像有り
〇バングラデシュで農作業 殺害された岩手出身男性 ※映像有り
〇バングラデシュで60代の邦人男性殺害 ISILが犯行声明
〇銃撃で死亡したのは雫石出身の男性
〇関経済産業大臣政務官がバングラデシュに出張しました
■バングラデシュ日本人殺害 計画的犯行か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151005/k10010259401000.html
(NHK 2015年10月5日)
バングラデシュで日本人の男性が銃で撃たれて死亡した事件で、これまでの捜査
で男性は至近距離から銃撃されていたことが分かり、警察は、銃撃したのは3人
組の男とみられることから計画的な犯行とみてその行方を追っています。
バングラデシュ北部のロングプールで、3日現地に住む岩手県出身の星邦男さん
(66)が銃で撃たれて死亡しました。警察では検視を行い、立ち会った地元の
医師によりますと、星さんは至近距離から胸のあたりや首などに銃撃を受けてい
たことが分かったということです。
星さんは、ロングプールで農業のプロジェクトに関わっていましたが詳しくは分
かっておらず、警察は星さんが住んでいた家の大家や知人などから話しを聞いて
情報収集を進めています。また、警察は星さんを銃撃したのは3人組の男とみら
れることから計画的な犯行とみて、その行方を追っています。
今回の事件を巡っては、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ
支部を名乗る組織がインターネット上で日本人を殺害したと主張し、先月28日
に首都ダッカで起きたイタリア人の殺害事件でも、同じ組織が犯行声明を出して
います。
これに対して、バングラデシュのハシナ首相は「国内でISの存在は確認されて
いない」として、国内のイスラム勢力が関わった疑いがあるという見方を示して
います。
所属する社団法人の理事長「とてもショック」
バングラデシュで、銃で撃たれて死亡した星邦男さん(66)は、1年ほど前か
ら東京・中野区にある地球温暖化対策などの普及活動に取り組んでいる社団法人
に所属していました。
この社団法人の理事長によりますと、星さんは「バングラデシュには個人的な知
り合いがいる。農業の可能性を調査したい」と話し、これまでにも数回、バング
ラデシュを訪れていたということです。
星さんが殺害されたことについて、理事長は「星さんは真面目で温厚な性格で、
農業に熱心な人でした。こういうことになってびっくりしていて、とてもショッ
クです」と話していました。
海外で技術協力の日本人は
途上国への技術や資金の協力などを行っているJICA=国際協力機構によりま
すと、JICAを通じて昨年度、海外で活動した日本人は、青年海外協力隊やボ
ランティアなど合わせて2万3731人で、このうち農業関係は2286人だっ
たということです。
JICAのほかにも、途上国で技術協力を行っているNGOは多く、こうした組
織を通じたり、個人的に行ったりする人もいて、海外で活動する日本人はさらに
増えるということです。
JICAは「20年から30年前は途上国に行く手段も限られていたが、今は多
くの日本の団体や企業が活動していて、さまざまな手段で技術協力が行われてい
る」としています。
日本人がテロの対象になりうる状況
バングラデシュで日本人の男性が殺害された事件について、国際テロに詳しい専
門家は、過激派組織IS=イスラミックステートの犯行かどうか分からないもの
の、日本人がテロのターゲットになりうる状況にあることを国民が強く認識すべ
きだという考えを示しました。
今回の事件では、過激派組織ISのバングラデシュ支部を名乗る組織が、インタ
ーネット上で、日本人を殺害したと主張する声明を出していますが、バングラデ
シュのハシナ首相は「国内でISの存在は確認されていない」として、国内のイ
スラム勢力が関わった疑いがあるという見方を示しています。
これについて、国際テロに詳しい「公共政策調査会」の板橋功研究センター長は
「声明だけではISの犯行かどうかは分からないが、ISにシンパシーを抱いた
り、刺激を受けたりした人物が事件を起こしているケースも世界中で起きている。
ことし発覚したISによる日本人殺害事件以降、日本の置かれた状況は変化して
いる」と述べました。
また、今回、農業関係のプロジェクトに関わっていた男性が襲われたことについ
て、板橋研究センター長は「その政府に打撃を与えようということになると、農
業支援やボランティアの人たちを、政府に支援をしている人たちと勝手に捉えて
しまう可能性もあり、日本人や外国人は目立つ存在で今後もターゲットにされる
可能性は十分にあると思う」と指摘していました。
そのうえで、板橋研究センター長は「サミットやオリンピックという国際的な行
事を控え、日本の存在感が増すなかで、テロの脅威の高まりを認識すべきだ」と
述べ、日本人がテロのターゲットになりうる状況にあることを国民が強く認識す
べきだという考えを示しました。
■バングラデシュのロングプルで日本人殺害
http://www.el.tufs.ac.jp/media/html/pc/News20151003_233836.html
(日本語で読む南アジアのメディア 2015年10月03日付 Prothom Alo紙)
イタリア人が殺害されたのに続き、今度は日本人が銃撃され、死亡した。被害者
はホシ・クニオさんで、今日(10月3日土曜日)午前、ロングプル市から約5キロ
離れたマヒゴンジョに近いアルタリ村でこの事件は起きた。アルタリ村はロング
プル県カウニア郡シャライ区の村のひとつ。警察はこの事件に関し4人からロング
プル警察署で事情を聴いている。
ホシ・クニオさんは125952という番号の入ったパスポートを所持していた。パス
ポートによればホシさんは今年8月8日、インドからラールモニハトのブルマリを
経由し、陸路でバングラデシュに入国している。ビザは来年4月13日まで有効とな
っている。ホシさんはロングプル市ムンシパラ地区にあるザカリア・バラという
人物の家に部屋を借りて住んでいた。
ホシさんの遺体は現在ロングプル医科大学病院の霊安室に安置されている。同病
院のA.S.M.ボルコトゥッラ院長は「病院に運ばれてきたとき、ホシさんはすでに
死亡していた。特別チームを結成して解剖を行う予定だ」と語った。
記者は被害者を下宿させていたA.K.M.ザカリア・バラさんと病院で話をすること
ができた。ザカリアさんによると、ホシさんはアルタリ村で2エーカー以上の土地
を使って牛用のNPR草の栽培を行なうプロジェクトを手がけていたという。今日も
いつもと同様朝仕事にいたホシさんの事件のことを知り、ザカリアさんは病院に
駆け付けた。ザカリアさん自身長い期間日本で暮らしたことがあり、その関係で
ホシさんはザカリアさん宅に住むことになった。ホシさんはひとり暮らしだった
という。
ホシさんは毎朝、ムンナフ・ホセンのリキシャに乗って仕事場に出かけていた。
今朝も同様だった。ムンナフさんは事情聴取のため警察に出向く際、記者たちに
対してマヒゴンジョからハラガーチに向かう道の途中、ロータリー・スクールの
前で東の方向に下っていく未舗装の道を100ヤードほど行ったところで事件が起き
たと語った。午前10時頃と思われる時刻、反対方向から顔を黒い布で隠した2人の
青年がリキシャの行く手をふさぎ、ホシさんに向かって発砲した後、舗装道路の
方に逃げ去ったという。2人が逃げていった舗装道路にはヘルメットをかぶった別
の青年がエンジンをかけたオートバイにまたがった状態で待機していた。逃げた
2人の青年はそのバイクに乗ってハラガーチの方向に逃走した。青年たちはシャツ
にジーンズを着ていたという。
ムンナフさんがさらに語ったところによると、事件の現場から300ヤード以内には
茶店が何件かと小規模な市場があり、銃声と悲鳴を聞きつけて市場関係者と近隣
の住民が駆けつけ、ホシさんをオートリクシャに乗せてまずマヒゴンジョのシャ
トマタ地区へ運び、そこからさらにピックアップ・バンでロングプル医科大学病
院に搬送した。病院到着は11時10分だったという。
警察発表によると銃弾はホシさんの胸、右腕の肘および首の右側に当たっていた。
ホシさんが攻撃された地点のすぐそばにある家のムラド・ホセンさんも警察に事
情を聴かれている。
ホシさんはアルタリ村に住むシャー・アロムさんの土地を借りてプロジェクトを
行なっていた。シャー・アロムさんは「ホシさんはとても朗らかな人で、皆と親
しかった。敵などいるはずがない」と語った。
ロングプル警察捜査局の指揮に当たっているアブドゥス・サラム・ロングプル署
副署長は午後2時半ごろ事件現場で記者たちに対し、「十分な捜査が済むまでは何
も言えないが、警察は現場付近を固めている。この事件は国際的で微妙な面があ
る。あらゆる技術を使って捜査を行なう所存だ」と語った。
この事件について事情を聴くため、警察はザカリア、ムンアフ、ムラド各氏のほ
か、ヒラという人物を警察に呼んでいる。ホシさんの農地に隣接してヒラさんの
魚のいけすがあり、ヒラさんはホシさんとよく一緒にいるところが目撃されてい
る。警察は2人の間に何か仕事上の関係があったかを調べたいとしている。
今週月曜日には首都ダカのグルシャン2番区の90番道路を歩いていた、50歳のイ
タリア人男性が銃撃され、死亡する事件が起きている。この男性はオランダに本
拠のあるNGO・ISSO協会の「食の安全と企業利益」計画の責任者をつとめていた。
目撃者の証言によると、ふたりの青年が発砲した後、中年男性が運転するオート
バイに乗って逃走している。
■ISがツイッターで犯行声明
http://www.el.tufs.ac.jp/media/html/pc/News20151004_211703.html
(日本語で読む南アジアのメディア 2015年10月04日付 Prothom Alo紙)
イタリア国籍のシザーレ・タベッラさん殺害事件の記憶も生々しいうちに、今度
はロングプルで日本出身のホシ・クニオさんが殺害された。
この事件について、中東を本拠地とするテロ組織、イスラミック・ステート(IS)
がツイッターを通じて犯行声明を出した。この中でISはさらに同様の攻撃を行な
うことを予告した。
ロイターによればISはツイッターの自らのアカウントを使い、この犯行声明を発
表した。ISはタベッラさんの事件でも犯行声明を出しているが、バングラデシュ
内務省はその内容を認めていない。記者はホシ・クニオさんの事件をめぐるISの
犯行声明について治安当局の見方を知るために数人の幹部との連絡を試みたが、
誰とも接触することが出来なかった。
■邦人銃撃 バングラデシュのイスラム勢力関与か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151004/k10010258491000.html
(NHK 2015年10月4日)
バングラデシュで3日、日本人の男性が銃で撃たれて死亡した事件で、過激派組
織IS=イスラミックステートの支部を名乗る組織が、日本人を殺害したと主張
する声明を出しました。これについて、ハシナ首相は、国内でISの存在は確認
されていないとしたうえで、国内のイスラム勢力が関わった疑いがあるという見
方を示しました。
バングラデシュ北部のロングプールで、3日、日本人男性が銃で胸などを撃たれ
て死亡し、持っていたパスポートから、現地に住む星邦男さん(66)と確認さ
れました。
地元の警察によりますと、発砲したのは3人組の男で、現場からオートバイで走
り去り、警察が行方を追っています。
この事件について、過激派組織ISのバングラデシュ支部を名乗る組織が、イン
ターネット上に、日本人を殺害したと主張する声明を出しました。ISの支部を
名乗る組織は、先月28日に首都ダッカで起きたイタリア人男性の殺害事件でも
同様の声明を出しています。
これについて、バングラデシュのハシナ首相は記者団の質問に対し、「国内でI
Sの存在は確認されていない」と述べたうえで、国内のイスラム勢力が関わった
疑いがあるという見方を示しました。
バングラデシュでは、ことしに入って、過激な思想を批判していたブロガー4人
が相次いで殺害され、国内のイスラム過激派の関与も疑われています。ただ、外
国人が相次いで殺害される事件は最近では例がなく、現地に滞在する外国人の間
で不安が広がっています。
IS 日本も攻撃対象として名指し
過激派組織ISは、先月、インターネット上で公開した英語版の機関紙「ダービ
ク」で、ISの支持者に対して「十字軍の連合に加わる国は70か国以上ある。
十字軍の国民であれば、世界のどこであっても殺害すべきだ」として、ISに対
抗する国々の国民を攻撃するよう呼びかけていました。
対象とする国として日本も名指ししていたほか、具体的な攻撃の対象として日本
の外交官なども挙げていました。
これを受けて日本政府は、海外のすべての大使館や総領事館に対して、現地の情
報機関や警備当局と連携を密にして情報収集に当たることや、現地に住む日本人
に対する注意喚起や警備の強化を指示していました。
ダッカ日本商工会の会頭「非常にショック」
バングラデシュに進出している230社余りの日系企業で作る「ダッカ日本商工
会」の会頭で、丸紅ダッカ支店長の佐野智哉さんは、NHKの電話取材に対して、
「先月、ダッカの外国人が多く住む地域でイタリア人が殺害され、欧米の人たち
が危ないと言われていたが、事件が起きて非常にショックです」と話し、驚きを
隠せない様子でした。
佐野さんの会社では、バングラデシュ国内で日本人9人を含むおよそ90人の社
員が働いていますが、事件を受け、外出の際は必ず車に乗ることや、常に携帯電
話を持ち歩き、緊急時に連絡できるようにするなどの対応を取っているというこ
とです。
また、佐野さんは、「バングラデシュは人口が1億人を超え、国内市場が大きい
だけでなく、繊維産業を中心に輸出の一大基地としても大きな期待を集めている
だけに、事件で国のイメージが傷つき、各社がビジネスに及び腰になることを懸
念しています」と話していました。
日本人学校も休校
この事件を受けて、バングラデシュの首都ダッカにある日本人学校は、平日に当
たる4日も授業が行われる予定でしたが、安全を確保するため、休校の措置を取
りました。
ダッカの日本人学校には小学部と中学部、合わせておよそ30人が通っています。
学校はイスラム教の休日に当たる金曜日と、土曜日以外の日曜日から木曜日まで
授業を行っていますが、事件を受けて、4日は休校することを決めたということ
です。
5日以降、授業を行うかどうかは、現地の日本大使館と協議をして決めるという
ことです。
専門家 ISに同調する勢力の犯行との見方
イスラム過激派組織の動向に詳しい、日本エネルギー経済研究所の保坂修司研究
理事は、「これまでバングラデシュではISの目立った活動はなく、意外だ」と
述べました。
そして、「今回の声明は、従来ISが出している声明と同じフォーマットが使わ
れている一方、ISの州や県を意味する表記が使われておらず、正式な組織では
ないとみられる」として、シリアやイラクを拠点に活動するISとは組織として
直接的なつながりはないとの見方を示しました。
そのうえで、「去年の段階で、バングラデシュから少なくとも何人かがシリアに
渡っており、帰国した戦闘員が組織を作って事件を起こしたことも考えられる」
として、ISに同調するバングラデシュ国内の勢力による犯行との見方を示しま
した。
また、日本人が殺害されたことについては、「声明では、日本をISが敵視する
十字軍連合の一員だとしており、そうした認識が過激な思想の組織で共有されて
いることが分かる」と指摘しています。
■バングラデシュ日本人射殺 日本大使館の職員らが現場を視察 ※映像あり
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00304821.html
(FNN 2015年10月5日)
バングラデシュで銃撃を受け殺害された日本人男性について、現地で男性を知る
人は、「敵をつくるような人ではなかった」と証言している。
殺害された星 邦男さんの近所の人は「星さんは、親しみやすくて、楽しいことが
好きな人だった。敵をつくるような人ではない」と話した。
星 邦男さん(66)が射殺された現場を4日、日本大使館の職員らが、現地警察に付
き添われて訪問し、周囲の写真を撮るなどして、状況を確認した。
一方で、「イスラム国」の関連組織を名乗るグループが、犯行声明を出したこと
について、バングラデシュの首相は「『イスラム国』が犯行を実行するは不可能
だ」と述べ、関与には否定的な見方を示している。
■バングラ邦人殺害、官房長官「強い憤り」 情報連絡室を設置
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS05H0Q_V01C15A0EAF000/
(日本経済新聞 2015年10月5日)
菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、バングラデシュで3日に日本人男性
が殺害された事件について「卑劣な行為に強い怒りを感じている」と批判した。
過激派「イスラム国」(IS)の関連組織を名乗るグループが犯行声明を出した
ことを踏まえ、4日未明に首相官邸に情報連絡室を設置し、同日朝に関係省庁の
局長級会議を開いたことを明らかにした。
菅長官は「日本政府としては発生から最大限の努力をしている」と強調。渡辺
正人駐バングラデシュ大使が同国内務省に事件の早期解明と在留邦人の保護を申
し入れたと説明した。
■政府、バングラに邦人保護要請
http://jp.wsj.com/articles/JJ11296161657536484544819702405170829578753
(ウオールストリートジャーナル 2015年10月5日)
菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、バングラデシュで日本人男性が殺害
された事件について「卑劣な行為に強い怒りを感じている」と非難、同国政府に
早期解明と在留邦人の保護を要請したことを明らかにした。
政府は事件後、首相官邸に情報連絡室を設置し、関係省庁の局長会議を開催。
これに関し、菅長官は「全在外公館に対し、在留邦人の安全を徹底するよう指示
した」と説明した。
過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出したことについては「詳しい状況に
ついて現地警察が捜査中だ。バングラデシュ政府と連携しながら対応したい」と
述べるにとどめた。
■バングラデシュ日本人殺害 知人ら「残念」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151005/k10010259011000.html
(NHK 2015年10月5日)
3日、バングラデシュで日本人の男性が銃で撃たれて死亡した事件で、男性の同
級生たちがNHKの取材に応じ、突然の知らせに「残念だ」と心境を語りました。
バングラデシュ北部のロングプールで3日、現地に住む日本人の星邦男さん(6
6)が銃で胸などを撃たれて死亡しました。インターネット上では、過激派組織
ISのバングラデシュ支部を名乗る組織が日本人を殺害したと主張しています。
親族や知人によりますと、星さんは岩手県雫石町出身で、地元の高校を卒業した
あと数十年前までは町内で農業をしていて、その後、埼玉県に移って農業をして
いたということです。
星さんの親族は「とてももの静かな人だった。去年の春に会ったのが最後で、バ
ングラデシュに行ったことは知らなかった。過激派組織の支部を名乗る組織が殺
害を主張しているということなので、捜査の行方を見守りたい」と話していまし
た。
また、中学校の同級生の村上満さん(66)は「去年11月、地元で中学校の同
窓会があり、星さんも出席した。『今、何をしているんだ』と聞いたら、『バン
グラデシュに行って農業をするんだ』と話していた。とても温和で、別れるとき
に『またな』と話していたことが印象に残っている。とても残念だ」と話してい
ました。
また、小学校から高校まで同級生だった岡森喜与一さん(66)は「埼玉県から
年に1回は帰ってきて、友人どうし集まってはいろいろな話をした。もの静かだ
がしっかり自分の考えを持っている人で、とてもびっくりしているし、残念だ」
と話していました。
バングラデシュでは、先月28日にダッカで起きたイタリア人男性の殺害事件で
もISの支部を名乗る同じ組織が殺害を主張しましたが、ハシナ首相は「国内で
ISの存在は確認されていない」として、国内のイスラム勢力が関わった疑いが
あるという見方を示しています。地元の警察は、日本人男性を銃撃したのは3人
組の男だとして行方を追うとともに、男性が関わっていた現地のプロジェクトに
ついても調べを進めています。
■殺害された星さんを知る人「物静かで穏やかな方」 ※映像有り
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2605300.html
(TBS 2015年10月5日)
バングラデシュで殺害された星邦男さんに農業指導を受けていた20年来の知
り合いの女性は、星さんについて次のように話しています。
「とても物静かな方で穏やかな方。非常にひょうきんなところもあって。無念
ですね。愛国心のある人で、世界に対し向けている愛情が大きい人」(農業指導
を受けていた川井範子さん)
星さんは、2年ほど前から農業の指導をするためにバングラデシュをたびたび
訪れていたということです。
■バングラデシュで農作業 殺害された岩手出身男性 ※映像有り
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000059964.html
(TV朝日 2015年10月5日)
殺害された男性は、バングラデシュで農作業をして暮らしていたということです。
バングラデシュ北部のロングプール県で、3日に殺害された岩手県出身の星邦男さ
ん(66)は、現地メディアによりますと、地元の人から農地を借りて、毎日、畑
仕事をして、公用語であるベンガル語を話すなど地元の生活になじんでいたとい
うことです。地元警察は、星さんを知る関係者から殺害に至る経緯について詳し
く事情を聴いています。この事件を巡っては、過激派組織「イスラム国」を名乗
るグループが犯行声明を出していますが、ハシナ首相は4日、「イスラム国」の関
与について否定的な見方を示しました。
■バングラデシュで60代の邦人男性殺害 ISILが犯行声明
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/1/11092.html
(ハザードラボ 2015年10月5日)
バングラデシュ北西部のロングプール県で3日、同国在住の60代の日本人男性が
オートバイに乗った者らに拳銃で撃たれ、死亡した。イスラム過激派組織「イス
ラム国(ISIL)」のバングラデシュ支部を名乗るグループがインターネット上に
犯行声明を出しており、日本政府はすべての在外公館に対し、海外に居住する日
本人の安全確保に努めるよう指示を出した。
今月3日、バングラデシュの首都ダッカから300キロほど離れたロングプール県
で、「リクシャ」に乗っていた岩手県出身の星邦男さん(66歳)が、オートバイ
に乗った者らに拳銃で胸などを撃たれて死亡した。
菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、「イスラム国(ISIL)のバングラデシュ
支部を名乗るグループが犯行声明を出した」として、バングラデシュを含むすべ
ての在外公館と大使に、日本人の安全確保に努めるよう指示したことを述べた。
菅官房長官によると、渡邊正人在バングラデシュ大使は、バングラデシュ政府
の内務大臣に対して、事件の早期解明と在留邦人約1000人の安全確保の徹底を申
し入れたという。
外務省は事件を受けて4日、バングラデシュに関する危険情報を発表し、危険レ
ベルをこれまでの1から2に引き上げて「不要不急の渡航は止める」よう呼びかけ
ている。
バングラデシュでは、昨年1月に実施された総選挙をめぐって、野党を中心とし
た政党や団体によるデモやストライキなどの抗議集会が首都ダッカをはじめ、各
地で相次いでおり、治安が不安定な状態が続いている。
先月28日にはダッカ市内でジョギング中のイタリア人男性がオートバイに乗っ
て近づいてきた何者かに拳銃で撃たれて死亡する事件があったばかりで、このと
きも、今回と同じグループ名の犯行声明がネット上に発信された。
同国のカマル内務大臣は「2つの事件の間には関連性がある」との見方を示して
いるという。
■銃撃で死亡したのは雫石出身の男性
http://news.ibc.co.jp/item_25462.html
(IBC岩手放送 2015年10月04日)
岩手県に本籍がある男性が、バングラディシュで銃撃を受け殺害された事件で、
男性は雫石町出身で30年ほど前から東京に移り住み、8月からJICAの海外
支援として、現地を訪れていたことがわかりました。
この事件はバングラディシュ北部のランプルで3日午前、現地警察によりパスポ
ートから岩手県に本籍があると判明した、星邦男さん66歳がバイクに乗った複
数の男に、胸を打たれ殺害されたものです。過激派組織「イスラム国」の関連組
織を名乗る犯行声明が3日、インターネット上に出されました。星さんの親族に
よりますと星さんは、20代半ばまで雫石町で農業に従事したあと、30年ほど
前に東京に移り住み、主に農業指導の仕事を行っていたということです。星さん
はこれまでも2、3回海外で農業指導を行ったことがあり、今回はJICAの海
外支援として、バングラディシュで農業指導を行っていました。
■関経済産業大臣政務官がバングラデシュに出張しました
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151005004/20151005004.html
(経済産業省 2015年10月5日)
本件の概要
関経済産業大臣政務官は、9月29日(火)から10月2日(金)まで、バングラデシュ
を訪問しました。
アーメド商業大臣やパラクICT担当大臣、ラーマン・バングラデシュ銀行(中
央銀行)総裁等の政府要人との会談を行ったほか、ICT省傘下のバングラデシュ
・ハイテクパーク局(BHTPA)と日本企業とのICT機器のリサイクルの促
進(都市鉱山)に係る協力を推進するMOU署名式に立ち会い、キースピーチを
行いました。
Ⅰ 政府要人との会談
1.アーメド商業大臣との会談
トファイル・アーメド商業大臣との会談は友好的な雰囲気の中で行われ、日バン
グラデシュ間の政治・経済関係について、歴史的な経緯を含め幅広く議論が行わ
れました。関政務官からは、日バングラデシュ間の経済関係の深化や経済協力を
含めた日本からバングラデシュへの投資促進に向けた日本の取組、企業活動の阻
害要因となっている二輪車等に関する自動車産業政策の改善等について働きかけ
を行いました。アーメド商業大臣からは、日本からの投資や日系企業のバングラ
デシュでの活動に謝意が示されるとともに、二輪車等の自動車産業政策の確立に
向けてサポートする旨の説明がありました。会談終了後には、現地プレスに対す
る共同記者会見が行われ、両国間の友好関係並びに経済関係の更なる発展に向け
引き続き協力していく旨の発表を行いました。
2. ラーマン・バングラデシュ銀行(中央銀行)総裁との会談
アティウル・ラーマン・バングラデシュ銀行(中央銀行)総裁との会談では、日
バングラデシュ間の経済関係やバングラデシュにおけるマクロ経済動向、今後の
見通し等について議論を行いました。
会談においては、バングラデシュへの投資促進に向けた取組のほか、バングラデ
シュにおける銀行間決済時の支払遅延問題や二輪車等の自動車産業政策を今後の
バングラデシュ経済を牽引する政策として確立することの必要性について議論を
行い、引き続き両国間で協力していくことで一致しました。
3. アザド首相府筆頭次官との会談
モハンマド・アブル・カラム・アザド首相府筆頭次官との会談では、二輪車等の
自動車産業について、市場拡大を通じて現地生産を拡大するための政策を展開す
ることの重要性やシングルウィンドウの強化を含めた進出企業のためのビジネス
環境整備、港湾の友好協定等について議論を行いました。また、バングラデシュ
側からは、輸出加工区(EPZ)や経済特区(SEZ)について説明があり、日本企業
の更なる進出への期待が表明されました。
両国は諸課題の解決のため、「日バングラデシュ官民合同経済対話」の開催を含
め、引き続き協力していくことで一致しました。
4. サマド投資庁長官との会談
ソヨド・アブドゥス・サマド投資庁長官との 会談では、日本からバングラデシュ
への投資促進策について議論を行い、投資を行う企業の窓口となる投資庁の重要
性、投資を行った企業の円滑なビジネス活動へのフォローアップの重要性につい
て議論を行い、引き続き協力していくことで一致しました。
Ⅱ バングラデシュ・ハイテクパーク局と日本企業(株)リーテムとのMOU署名
式
1. MOU署名式への立ち会い
ICT省傘下のバングラデシュ・ハイテクパーク局(BHTPA)と日本企業(
株)リーテムとのICT機器のリサイクルの促進に係る協力を推進するMOUの署
名式に立ち会いました。
署名式には、関政務官の他にパラクICT担当大臣や渡邉在バングラデシュ日本
国大使がキースピーチを行い、関政務官からは、ハシナ政権の重要政策である「
デジタル・バングラデシュ」がパラクICT担当大臣を牽引役として推進されて
いる中、上記MOUが締結されたことを歓迎するとともに、ICT分野を含め、
産業の発展や都市化の進展に伴い、廃棄物等の問題は深刻な課題となっておきて
おり、経済産業省としても、こうした新興国の課題について、ハード、ソフトの
両面からの産業協力を強化していく方針であることを表明しました。
2. パラクICT担当大臣との会談
MOU署名式に伴って行われたジュナイド・アーメド・パラクICT担当大臣と
の会談では、バングラデシュ・ハイテクパーク局と日本企業(株)リーテムとのM
OUの締結、バングラデシュのICT分野の発展やそれに伴う廃棄物等の問題に
ついて議論が行われ、今後も両国間で緊密に連携していくことで一致しました。
担当:通商政策局南西アジア室
公表日:平成27年10月5日(月)

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