◆イベント情報◆
◯JICA北陸・エクマットラ特別企画”『バングラデシュ×教育支援』
ストリートチルドレンをグローバルリーダーに。” 11/13
https://www.jica.go.jp/hokuriku/event/2016/20161031.html
◯第3回古今東西環境教育キャラバン バングラデシュ・ネパール編 11/18
http://www.jeef.or.jp/2016/10/13551/
◯過酷な児童労働からの解放へバングラデシュの少女たちに教育を!
https://readyfor.jp/projects/girls_education
◯東京外国語大学 外語祭 語劇
ベンガル語専攻科 11/19(土) 15:40~16:30
http://gaigosai.com/gogeki/timetable
◯バングラデシュ・ハティア島のシェルターにラジオを寄贈しよう! ~11/24
http://www.bhn.or.jp/official/archives/11405
■見出し(2016年11月06日) No2016-46
◯JICA北陸・エクマットラ特別企画”『バングラデシュ×教育支援』
ストリートチルドレンをグローバルリーダーに。”
◯第3回古今東西環境教育キャラバン 〜バングラデシュ・ネパール編〜
◯過酷な児童労働からの解放へバングラデシュの少女たちに教育を!
◯【経済学部】ダッカ大学(バングラデシュ)の准教授をお招きし
国際学術交流を開催しました
◯バングラデシュ法務・司法・議会担当大臣アニスル・ホック氏による
金田法務大臣表敬訪問
◯ドテキリ初競り 1キロ4千円 玉野・まちづくり会社が養殖
◯バングラデシュの子ども支援をしている4大学+1大学の学生が高千穂大学に
集まり、2016年8月の支援の報告会を行いました。
◯バングラデシュ、ADBから鉄道整備に15億ドル 1事業融資で過去最大
◯バングラデシュでIT専門家の養成プロジェクト、アジア開発銀行がICT拡充へ支援
◯21世紀世界のテロに向き合う~バングラデシュ・ダッカ人質テロを事例に~(前半)
◯バングラデシュ 16年度0.3ポイント減6.8%予測
◯2016年第3四半期 スマートフォンのグローバル販売動向
◯アパレルの丸久、バングラデシュで工場増設
◯バングラデシュ、中国と関係強化 総額150億ドルの貿易投資協定締結
◯中国、南アジアを戦略的に重視 バングラデシュとのエネルギー協力拡大
◯みんな虎になるのだ!
◯書籍:乃笑の笑み 一番行きたくなかった国バングラデシュ
■JICA北陸・エクマットラ特別企画”『バングラデシュ×教育支援』
ストリートチルドレンをグローバルリーダーに。”
https://www.jica.go.jp/hokuriku/event/2016/20161031.html
(JICA北陸 2016年11月13日)
日時:2016年11月13日(日曜日)14:00~16:00
会場:ITビジネスプラザ武蔵 交流室2
かつてアジアの最貧国と言われたバングラデシュに、今も数多く残るスラム
とストリートチルドレン。しかし子供たちは決して絶望のうちに日々を生きて
いるわけではなく、その眼は明るく活力に満ちています。
エクマットラはそんな可能性とやる気にあふれる子供たちを集め、学問、ス
ポーツ、芸術、そして共同生活を通して社会を動かすリーダーの育成を目指す
NGO団体です。
このイベントでは、JICA北陸 仁田支部長とともに エクマットラ設立者で
金沢大学出身の渡辺大樹さんが熱い思いを語り合います。
国際協力の在り方とは?NGOやストリートチルドレン問題などに興味のある
皆さん、ぜひ国際協力について一緒に考えましょう!
◇内容:エクマットラエクマットラ顧問 渡辺大樹氏の講演/
エクマットラ顧問 渡辺大樹氏×JICA北陸支部長 仁田 知樹による対
談/
参加者交流会
◇参加費:無料
◇申込み:メールにて受け付けます。
1.名前 2.メールアドレス 3.電話番号をinfo@ekmattra.org 宛にお送りくだ
さい。
関連ファイル:JICA共催イベントチラシ(PDF/1.55MB) 新しいウインドウで開
きます
https://www.jica.go.jp/hokuriku/event/2016/ku57pq00000g0vyr-att/ku57pq00000g0vzq.pdf
■第3回古今東西環境教育キャラバン ?バングラデシュ・ネパール編?
http://www.jeef.or.jp/2016/10/13551/
(公益社団法人 日本環境教育フォーラム 2016年11月18日)
青年海外協力隊では、1997年に環境教育職種の派遣がスタートし、この約20
年で600名程の隊員を派遣してきました。
第1回のスリランカ・ヨルダン編、第2回のベネズエラとケニア編に続き、第
3回目の今回はバングラデシュとネパールで2年間活動してきた佐藤隊員と渡辺
隊員をお招きし、現地の環境教育事情や活動の様子、青年海外協力隊に参加し
た経緯などについてお話しいただきます。
日時:2016年11月18日(金)19:00~21:00
受付開始:18:30~
会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
※会場までのアクセスはこちら(http://www.geoc.jp/access)ご確認くだ
さい。
対象:青年海外協力隊や環境教育、国際協力に興味・関心がある方(先着20名)
参加費: 500円
※資料、ジュース代込
プログラム
19:00 開会
19:10 第1部 事例報告
バングラデシュ:佐藤 友紀 隊員
ネパール:渡辺 志保 隊員
20:05 第2部 トークセッション
20:45 まとめ
※終了後に別会場にて懇親会(会費3,000円程度)を予定しております。
参加をご希望される方は、お申込み時にお知らせください。
申込方法
参加ご希望の方は、件名に「青年海外協力隊カフェ参加希望」と明記し、
お名前、ご所属、ご連絡先(E-MAILアドレス)、懇親会参加の有無を添え、
kato_tatsuhiro@jeef.or.jp宛にお送りください。
主催:公益社団法人 日本環境教育フォーラム
青年海外協力隊 環境教育OV会
■過酷な児童労働からの解放へバングラデシュの少女たちに教育を!
https://readyfor.jp/projects/girls_education
(RADY FOR? ~12月20日)
バングラデシュの少女たちを児童労働から解放し、
教育を届けるためのヘルプセンターを設立します。
ページをご覧いただき、ありがとうございます。シャプラニール=市民による
海外協力の会の藤﨑文子(ふじさきゆきこ)です。大学時代のアジア旅行をき
っかけに途上国に関心を持ち、民間企業に就職した後、シャプラニールへ転職
し、バングラデシュで活動しています。「世界のすべての人が自身の人生を選
択できる、そんな世界をつくるために自分でも何かしたい」と思い、これまで
活動してきました。
バングラデシュでは、家事使用人として小さい頃から人の家で働かされ、学校
に通う時間も遊びの時間も与えられない少女が約33万人います。「貧しい家の
子どもに衣食住を与えて善いおこないをしているのだ。」と考える人が多いバ
ングラデシュでは、社会問題として認識する人すら少ない状況です。家という
閉じられた空間の雇い主の監視下で、少女たちは手をボロボロにしながら働い
ています。
家事使用人として働く少女たちはみな、「学校に行きたい!」と言います。そ
こで、少女たちが読み書き、計算といった教育、職業訓練を受けられるヘルプ
センターを増設したいと考えています。どうかご支援のほどよろしくお願いい
たします。
長時間、少ない賃金で、密室で、働かされる少女たち。
首都ダッカの他人の家で使用人として働く少女のほとんどは貧困層が多く住む
農村の親から送られてきています。使用人というと、家のお手伝いをしてお小
遣い稼ぎ?と思われるかもしれませんが、彼女たちの働き方は児童労働です。
児童労働とは、子どもの健全な成長、教育を受ける機会を妨げる労働を指し、
家の手伝いやお小遣い稼ぎのアルバイトは含まれません。
彼女たちの仕事の特徴は、長時間労働、低賃金、密室であることの危険性です。
ラッキーちゃん(仮名)は、食事の用意と給仕、食事の片付け、掃除、洗濯、
買い物から子どもの世話まで幅広い仕事に朝から晩まで追われています。特に
住み込みの場合、家の誰よりも早く起きて食事の準備を始め、深夜12時頃まで
片づけをして、やっと就寝という生活を送っています。
彼女の給料は、バングラデシュの最低賃金が5,300タカ(約6850円、2015年、繊
維・衣服産業)であるのに対し、月500~1500タカ(約650~1940円)と非常に
低いです。住み込みの場合は、食事と寝る場所を提供する代わりに全く賃金が
払われないこともあります。その食事も雇い主の残りものだったり、寝る場所
も台所の床や階段の下といったことが多くあります。
ラッキーちゃんは、家事をちょっと失敗した、雇い主の機嫌が悪かったなどの
理由で暴力を振るわれたり、ひどい言葉を浴びさせられたりしたこともあると
語ります。これまでに行き過ぎた暴力で死亡した少女もいます。また、他人の
目が届かない家の中の仕事のため、性的な嫌がらせやレイプも起きています。
バングラデシュにはラッキーちゃんのような、家事使用人として働かざるを余
儀なくされている少女が33万人以上いると言われています。自分自身で人生の
選択肢をとることができないため、彼女たちは家事使用人以外の世界を見たこ
とがなく、家事使用人に代わる仕事や夢を想像できなくなってしまうのです。
シャプラニールが取り組む少女たちへの支援活動
このような少女たちの過酷な状況をなんとかしたいと、2006年にダッカ市内の
スラムと集合住宅での開設を皮切りに、2015年度末までに4カ所でヘルプセンタ
ーを開設してきました。ヘルプセンターには2015年度末までに、のべ836人が通
い、教育の機会を得ました。
また、雇用主や地域住民に少女の労働環境への改善、少女たちが教育を受ける
ことの意義などを理解してもらえるよう働きかけを続けてきました。その結果、
4つのうち1つの地域では、使用人として働く少女がいなくなり、2つのセンタ
ーの運営は地域住民に引き継がれることとなりました。
これまでの成果をより多くの少女に広げようと、2016年5月からはダッカ市内
のアラムバーグというスラム街を抱えるエリアにも新たにヘルプセンターを1
つ開き、計2センターを運営しています。皆様から頂いたご支援で、2017年4
月からは、もう1カ所ヘルプセンターを増設し、より多くの少女たちに学べる
場を提供したいと考えています。
集まった支援金の使い道について
2017年4月に増設する計3つのセンターを運営し、その地域で使用人として働
く少女200人(8-18歳)が教育や職業訓練を受けることを目標にしています。
1)雇用主への訪問
まずは、新しいヘルプセンターに少女を送り出してもらえるよう、雇用主や保
護者を訪問します。働く時間が減ることへの不満や外に出すと男の子からの誘
惑があるのではないかという不安から、なかなか最初は送り出してもらえず、
罵声を浴びることもありますが、粘り強く訪問を続けて信頼を得ていきます。
2)初等教育
センターを週5日、1日約2時間オープンし、小学校4年生レベルまでのベン
ガル語、英語、算数が学べるようにします。14歳未満の少女が使用人として働
くことは禁じられているため、小学校へ編入させるよう保護者や雇用主を説得
し、編入のために必要な証明書も発行します。
3)職業訓練
14歳以上の少女に対して、料理、刺しゅう、手工芸品、洋裁、染めの技術など
の職業訓練を実施します。仕事探しの時に役立つよう、訓練ごとに証明書を発
行します。
4)生きるための力を身につける
思春期にある少女たちですが、身体の変化について知る機会がありません。生
理、妊娠、出産の仕組みなどを学びます。また、子どもや女性の権利などにつ
いても学びます。
5)地域住民への働きかけ
雇用主や自治会を通じて地域の人々に、少女たちの労働環境改善の他、小学校
へ行かせるよう働きかけていきます。
これらの活動のために、3つのセンターの家賃、備品費、初等教育の教材代・
文房具費、職業訓練の機材や材料費、センターで少女たちに教えるスタッフ3
名の給与や雇用主・保護者の家を訪問するための交通費などの資金が必要です。
シャプラニールの支援を受けて、ストリートチルドレンから大学へ。
家事使用人以外の人生を歩み始めたハシナちゃん。
ハシナちゃんに初めて私が出会ったとき、彼女は当時5歳くらいで、ストリー
トチルドレンでした。ハシナちゃんがストリートに出てきた直接のきっかけは
父親の再婚でした。精神的に弱ってしまった母親はハシナちゃんの面倒を見る
ことができず、「おばさん」の元に預けられたそうです。血のつながりもない
「おばさん」から家事の仕事を命じられましたが、小さい彼女にはとても辛く
家を飛び出してしまいます。
路上にいたところを私たちが保護して、施設で生活をしながら学校に通うこと
になりました。その後、NGOスタッフをしながら大学に進学、今では18歳からは
母親と一緒に暮らせるようになりました。家事使用人としてではなく、自らの
意志で自分の人生の進路を決めることができるようになりました。
これまでシャプラニールは、ハシナちゃんのように、家事使用人として働くこ
とを余儀なくされてきた少女たち836人に対して教育を届けてきました。今回の
プロジェクトで資金を集めることができれば、さらに多くの少女たちに、教育
の機会を提供することができます。
家事使用人として働く少女たちが明るい未来を描けるように。
字の読み書きができないこととは、家族に手紙が書けず、薬の正しい飲み方が
わからないことを意味します。計算ができないこととは、小さな商売さえ始め
られないことを意味します。何より、少女たちはそんな自分に自信が持てず、
家事使用人として働く以外の未来を描けないのです。
24時間、他人の家の中で働き続け、外の世界を知らない少女たちがヘルプセン
ターで教育を受けることで、働くことが日常だった世界は大きく広がり、未来
に選択肢が生まれます。
教育や職業訓練を受けた少女たちは、将来、より労働環境のよい、安定した新
たな仕事を見つけることができるようになります。その時、貧困の連鎖は断ち
切られ、少女のみならず、その次の世代の未来も明るく照らし始めます。皆様
のご支援で少女たちの人生が変わります。どうかご支援のほど、よろしくお願
いいたします。
■【経済学部】ダッカ大学(バングラデシュ)の准教授をお招きし国際学術交
流を開催しました
http://www.meisei-u.ac.jp/2016/2016102801.html
(明星大学 2016年10月28日)
経済学部では、毎年海外より著名な研究者を招聘し、学術交流をしてきまし
た。
今年度は、10月24日(月)にバングラデシュのダッカ大学より、アラム・モハ
メッド・アンサルル准教授を招聘し、授業見学や意見交換等を行い交流を深め
ました。
また、同准教授による「バングラデシュの社会・生活事情&日本との関わり合
い」をテーマとした講演会も開かれました。
経済学部学生教職員一同が、日本とバングラデシュとを多角的に比較するこ
とができ、大変有意義な学術交流となりました。
■バングラデシュ法務・司法・議会担当大臣アニスル・ホック氏による金田法
務大臣表敬訪問
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho06_00387.html
(法務省 2016年10月17日)
バングラデシュ法務・司法・議会担当大臣アニスル・ホック氏による金田法務
大臣表敬訪問
平成28年10月17日(月),金田法務大臣は,法務省の招へいにより来
日中のバングラデシュ法務・司法・議会担当大臣のアニスル・ホック氏による
表敬訪問を受けました。概要は以下のとおりです。
金田法務大臣から,バングラデシュと日本は平成26年に包括的パートナー
シップを締結し,関係強化に取り組んでいるところ,法・司法分野における交
流は経済協力の促進という観点のみならず,人的,文化的交流の促進という観
点からも重要であり,今後も引き続き両国の協力関係を強化していきたい旨述
べられました。
これに対し,ホック大臣は,今般の招へいや会談実現に対する謝意を示すと
ともに,本年7月バングラデシュ・ダッカにおいて発生したテロ事件に際し,
犠牲となった日本人への哀悼の意を表されました。加えて,両国は,良好な関
係を築いてきており,法・司法分野での交流を通じ,今後も両国間の関係が深
まっていくことを希望すると述べられました。
■ドテキリ初競り 1キロ4千円 玉野・まちづくり会社が養殖
http://www.sanyonews.jp/article/436639
(山陽新聞 2016年10月25日)
玉野市の地元企業などが出資するまちづくり会社「玉野を元気にするぞ」(
同市築港)が養殖したワタリガニの一種・ノコギリガザミ(通称・ドテキリ)
が25日、岡山市中央卸売市場(同市南区市場)で初競りにかけられた。相場
を上回る1キロ4千円で競り落とされ、岡山市内の鮮魚店などに卸された。
競りにかけたのは、まちづくり会社がバングラデシュで養殖し、空輸した2
8匹で、1匹300~600グラム。午前4時40分に始まった競りでは約1
キロ単位で販売され、飲食店関係者や仲卸業者が次々と競り落とした。同市場
の荷受会社・岡山県水によると、瀬戸内海などでこの時期に取れるワタリガニ
は1キロ2000~2500円が相場といい、上々の滑り出しとなった。
ノコギリガザミは、中華やタイ料理に使われる高級食材。1960年代まで
玉野市の干潟で多く生息していたとされるが、埋め立てなどによって激減して
いるという。
まちづくり会社は玉野市の特産品化を目指し、2011年に岡山理科大と連
携して養殖事業に乗り出した。コストを抑えるため、14年にバングラデシュ
に現地法人を設立し、マングローブ林で養殖している。
まちづくり会社の吉本誠グループマネジャーは「予想を上回る手応え。今後
は国内で養殖できる環境も整え、玉野の特産品に育てたい」と話している。
■バングラデシュの子ども支援をしている4大学+1大学の学生が高千穂大学に
集まり、2016年8月の支援の報告会を行いました。
https://www.facebook.com/324631944271331/posts/1260391120695404
(高千穂大学 Facebook 2016年11月2日)
バングラデシュの子ども支援をしている4大学+1大学の学生が高千穂大学に集
まり、2016年8月の支援の報告会を行いました。
4大学+1大学は、 高千穂大学長谷川ゼミ、女子美術大学アートボックス(デザ
イン靴箱)プロジェクト、立教女子学院短期大学インターナショナルフレンズ(
国際交流グループ)、帝京平成大学サークル「社会福祉交流会Almeria」の4大学
と、立教女学院短期大学OGで明治大学の学生です。
高千穂大学長谷川ゼミからは、多くの高千穂大生から寄付された「使わなくな
った文房具」と、英語+ベンガル語+日本語が併記された英単語教材を送りま
した。次の支援は本年12月です。
◆長谷川教授の紹介
https://goo.gl/C5Ut9M
■バングラデシュ、ADBから鉄道整備に15億ドル 1事業融資で過去最大
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161025/mcb1610250500001-n1.htm
(SankeiBiz 2016年10月25日)
バングラデシュは、鉄道事業で15億ドル(約1560億円)の支援をアジ
ア開発銀行(ADB)から受けることが決定した。現地紙デーリー・スターに
よると、15億ドルの融資は鉄道分野のみならず、1件の事業に対する融資額
として過去最大規模。中国も融資を申し出ていたが、バングラデシュ政府は中
国政府との調整には時間を要すると判断、ADBからの支援を受けることにし
た。
同事業は総額約23億ドルともされており、バングラデシュ南東部チッタゴ
ンのドハザリから、ベンガル湾に面したコックス・バザールを経由してミャン
マー国境に近いグンドゥムに到達する。総延長129キロで、国境を越えてア
ジア各国の連結性を高めるトランス・アジア・レールウェイ構想の一部だ。
ADBの南アジア担当者は、バングラデシュ南東部が今後の成長が有望視さ
れる地域であると指摘。「この地域で最大規模の融資を行うことは、ADBの
バングラデシュ開発支援に対する決意の表れだ」と述べた。
第1期工事は、ドハザリとコックス・バザールを結ぶ9駅、102キロの整
備で、工費は約20億ドルとみられている。今回、ADBが承認した融資は、
22年まで4回に分けて行われ、鉄道建設に充てられるという。
コックス・バザールは世界最長の砂浜を有する景勝地でもあり、年間190
万人の旅行者が訪れる観光名所だ。バングラデシュ政府は、鉄道開通による旅
行者増など観光への効果も期待している。(ニューデリー支局)
■バングラデシュでIT専門家の養成プロジェクト、アジア開発銀行がICT拡充へ
支援
http://www.povertist.com/ja/bangladesh-it/
(The POVERTSIT 2016年10月27日)
アジア開発銀行は2017年を目処に、バングラデュのIT専門家を養成するプロジ
ェクトを開始する。250百万ドルを投じて実施されるプロジェクトは2022年まで
の予定で実施され、バングラデシュの情報通信技術分野(ICT)を拡充すること
を目指す。
プロジェクトはダッカ大学、バングラデシュ工科大学(BUET)、ジャハンギル
ナガール大学(Jahangirnagar University)他多数の大学と連携して実施され
る予定。
■21世紀世界のテロに向き合う~バングラデシュ・ダッカ人質テロを事例に~
(前半)
http://www.huffingtonpost.jp/kanta-hara/the-21st-century-terrorism_b_12630710.html
(ハフィントンポスト 2016年10月26日)
今年7月にバングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロは、邦人7名を含む民
間人20名が亡くなり、また裕福でエリート層出身の若者が実行犯の多くを構成
していたことなどから、世界中に大きな衝撃を与えることとなった。
9月17日(土)、都内にて学生NGOバングラデシュ国際協力隊主催のイベント、
「21世紀世界のテロに向き合う~ダッカ人質事件を事例に~」が開催された。
本イベントは、”バングラデシュ・ダッカで起きたテロに目を向け、理解するこ
とで、世界中で頻発するテロに対しての関心を深め、21世紀世界におけるテロ
との向き合い方を考える1つのきっかけにすること”を目的に、バングラデシュ
研究の専門家である日下部尚徳氏(東京外国語大学講師)並びに現代中東政治
・中東地域研究の専門家である臼杵陽氏(日本女子大学文学部・同大学院文学
研究科教授)を招待、ダッカ人質テロを始めとし世界中で頻発するテロの背景
や要因、またテロとの向き合い方等を考える会となった。
本記事では、日下部氏による「ダッカ人質事件の政治的背景」に関する講演、
並びに臼杵氏による「21世紀世界において頻発するテロの要因と背景について、
イスラムの歴史的見地から考える」の講演終了後に行った、日下部氏、臼杵氏、
並びにバングラデシュ国際協力隊代表の成田士俊氏(早稲田大学3年)によるパ
ネルディスカッションの内容を伝えたい。
※以下敬称略
★登壇者紹介★
・日下部尚徳(くさかべ・なおのり)
1980年生まれ。大阪大学大学院にて博士号を取得。東京外国語大学講師。専門
は国際開発学、災害社会学、バングラデシュ地域研究。バングラデシュでの現
地調査経験が長く、同国の政治・経済状況にも詳しい。著書(共著)に『歴史
としてのレジリエンス』『中東イスラーム諸国民主化ハンドブック2014第2巻ア
ジア編』『現場<フィールド>からの平和構築論』他、多数。
・臼杵陽(うすき・あきら)
1956年生まれ。東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。東京大学大学
院社会学研究科修士課程修了後、同大学大学院総合文化研究科にて博士号を取
得。現在日本女子大学文学部・同大学院文学研究科教授。専門は現代中東政治
・中東地域研究。著書に『イスラムの近代を読みなおす』(毎日新聞社)、『
中東和平への道』(山川出版社)などがある。
・成田士俊(なりた・せとし)
早稲田大学教育学部3年。バングラデシュ国際協力隊第2期代表。
第三回現地渡航活動にて「ストリートチルドレン対警察の相互理解・関係改善
プロジェクト」でプロジェクトリーダーを務める。
・原貫太(はら・かんた)(ファシリテーター)
早稲田大学文学部4年。2014年に学生NGOバングラデシュ国際協力隊を創設。第
一期代表としてストリートチルドレン問題に取り組む。国内での講演多数。
派遣留学生として、カリフォルニア州立大学チコ校にて国際関係論を専攻。政
治解説メディアPlatnewsライター。ハフィントンポスト日本版ブロガー。
――(ファシリテーター・原)日下部先生にお聞きします。今回のダッカ人質
事件では海外留学、海外旅行もすることができ、また現地の大学に通うことが
できる裕福でエリート層といわれるような若者たちがテロを実行するに至りま
した。
その一方で、貧困からイスラム過激派に入るという構図もしばしば言われるこ
とだと思うのですが、なぜ今回のダッカ人質事件では裕福でエリート層と言わ
れる若者たちがテロを実行するに至ったのでしょうか。その背景や要因で考え
られることを教えてください。
日下部)一般的に、インターネットを通じて(過激な思想など)様々な情報が
拡散します。バングラデシュで日常的にインターネットにアクセスできるのが
全人口の一割程度ということを考えると、富裕層でなければインターネットに
日常的に触れることができないのが、一つ目の理由になります。
また、インターネット上に出ているメッセージを受け取り、それを自分ごとに
出来るというのはそれなりの情報リテラシーがあるということを意味するので、
やはり教育も必要になるでしょう。
「それ(過激思想など)を自分ごとにする、自分の文脈で解釈する」というの
は、格差(に対する不満)や差別など、色々な(不満に関する)要因が考えら
れるわけですが、「社会に対する不満」というのは符号的に出てくるものなの
で、-一概にこれとは言えないと思いますが-、その不満に対して、「自分た
ちが正しいと考えている社会を作る」「新しい社会の実現のためには暴力もい
とわない」という考えが国際的なイスラーム武装主義ネットワークとリンクし
たと考えられます。
――(原)ダッカ人質事件が富裕層出身の若者によって実行された一方で、フ
ランスやベルギーなどの欧州各国で計画・実行されたテロ、また北アフリカや
中東からISIS(Islamic State of Iraq and Syria/イラク・シリアのイスラム
国)に参加する若者の多くが貧困層であるという話もよく聞きます。
この「貧困からイスラム過激派に参加する」という構図は1979年のソ連による
アフガニスタン侵攻の頃から見られると言われていますが、この構図(貧困か
らイスラム過激派に参加する)の背景について、そもそもこの構図は本当に正
しいものかどうかにも言及しつつ、最近の情勢も踏まえて臼杵先生にお聞きし
たいと思います。
臼杵)私の考え方から言うと、貧困でテロを説明するのは間違いだと思います。
というのは、2008年のリーマンショック以降、中東において構造調整が行われ、
-これは世界的に、アルジェリアやチュニジアにおいても行われたものですが
―、結局無理が生じてしまいました。結果として、中間層の数が減り、裕福な
人と貧しい人との格差が出てきたのは間違いありません。しかしながら、それ
がテロに直結するというのはありえない。
何が問題かというと、「没落することによって希望が無くなる」ということで
す。さらにひどいことは何かというと、「人間としての尊厳が傷つけられる」
ということです。
これはチュニジアのジャスミン革命の発端となった話ですが、チュニジアの学
生、―これは大学生とは言われていますが実は専門学校の学生だったのですが
―、彼は職が無いために路上で野菜を売っていました。それを官憲がやってき
て、非合法だからという理由でその野菜を売る台を壊し、彼は(当局の度重な
る摘発に抗議して)焼身自殺を図りました。
それは、「人間としての尊厳が傷つけられた」ということが発端になっている
わけであって、必ずしも貧しい人はそこまで考える余裕はなく、貧困だからと
いうよりはむしろ、高学歴の人が貧困になっていくプロセスの中で、人間とし
ての生活が保障されなくなる中で起こる問題であると考えています。
――(原)台頭初期のIS(Islamic State/イスラム国)は地元の徴兵制度や他
組織に比べると「待遇が良かった」という点で、若者が誘引される一つの要因
があったように思われますが、当然の事ながら貧困に苦しみながらも過激派に
走る人と走らない人がいるわけで、その点についても考えさせられるお話でし
た。
臼杵先生に続けてお聞きします。現在アメリカ率いる有志連合による空爆強化、
また経済制裁などによってISISはその勢力を急速に弱めていますが、一方で昨
年11月に起きたパリ同時多発テロから、ベルギー、トルコ、レバノンなど世界
中で「ISによる」テロが頻発しています。勢力を弱めながらも、世界中ではIS
が犯行声明を出すテロが頻発していますが、その背景についてお聞きさせてく
ださい。
臼杵)ISが登場する前は、世界中でアルカイダを名乗るテロが起きていました。
そして今はというと、ISを名乗るテロが起こっているわけです。
要するに、組織的には何の関係もないということがはっきりしている、つまり
ブランドとして(ISやアルカイダの名前を)利用しているわけです。直接的な
組織的関係というのはありえない話で、結局それぞれの個人がISに対して忠誠
を誓おうという形でテロを行っている。
例えば、ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコハラムであってもそうですし、
またアルジェリアでも同様なことが起こっています。
つまり、テロ組織にもある種のプレステージ(prestige)というものがあり、
流行り廃りの世界であって、今アルカイダはビンラディンが亡くなってから人
気が無くなり、ISに人気が奪われてしまっているという現状だと思います。
――(原)先日もニューヨークタイムズの記事で、『ISの時代において、誰が
テロリストで、誰が単に気の狂った人か?』という記事を拝見しました。
「ISによるテロ」の境界線が曖昧になっている時だからこそ、人々の恐怖を植
え付けるのがテロの狙いであるとしたら、何か事件が起きた際に「ISによるテ
ロだ」と簡単に判断を下してしまうことは、テロリストの策略にはまりうる危
険なことではないかと私自身も感じています。
続いて、日下部先生にお聞きします。バングラデシュ政府は、先ほどの講演の
中にもあったように同国におけるISの存在を否定する姿勢を取っていますが、
ISにせよ他の組織にせよ、今後も同様のテロが継続する可能性は高いと思われ
ます。
また、経済成長によって富裕層や中間層が増加し、インターネットへアクセス
できる人口が増えることも、ISやその他過激派組織の思想に同調する人の増加
に繋がるかと思います。
今後バングラデシュでテロやイスラム過激派の脅威が存在し続けると、南アジ
ア一帯の安全保障に影響は及ぼされるのでしょうか。
日下部)「過激な思想に同調」ということですけれど、過激な思想そのものに
は問題はなく、過激な思想を持ったって良いわけです。ただ、それを暴力で成
し遂げようとすることに問題があるわけです。
自分たちの主義主張が絶対に正しいと思い、それを暴力で成し遂げようとする
のには、暴力を正当化するに至る何か要因があるはずです。
現状、インターネット上に暴力を称賛する言葉、-例えば、何か事件が起きれ
ば「素晴らしい、よくぞやった。」というような-、暴力的に主義主張を訴え
る人を肯定するような表現が多く使われており、バングラデシュの事件を受け
て彼ら犯人たちはネット上では(一部で)高評価をされている。それを見て、
同調する人たちがさらに出てくることは十分にありえます。
例えば、隣国インドにおいてイスラム教はマイノリティであり、またミャンマ
ーにおいてもイスラム教徒(ロヒンギャ)は厳しい社会状況下に置かれていま
すが、当然そのようなマイノリティであれば社会的な差別を感じやすくなるの
で、彼らの中の一部が同調して行動に移し、ブランドとしてISを名乗るという
ことは十分に考えられると思います。
――原)ここからバングラデシュ国際協力隊代表の成田さんにもディスカッショ
ンに加わってもらいます。
私たち日本人としても、テロという存在とどのように向き合うか考える必要性
に迫られているかと思います。バングラデシュ現地で活動に取り組んできたこ
ともあり、特にバングラデシュ国際協力隊のメンバーは今回のダッカ人質事件
に大きな衝撃を覚えたかと思います。
事件を受けてバングラデシュ国際協力隊ではこの8月に実施する予定だった第五
回現地渡航の中止を決めましたが、その背景や理由について教えてください。
成田)私たちの団体は毎年二回、春と夏に現地渡航に行っていますが、今年の
春に関しても、現地の情勢が良くないということで、外務省の渡航危険レベル
が引き上がっているのを見て、通常2週間の滞在をするのですが、今年の春に限
っては一週間に短縮し、かつ目立ったプロジェクトの実施を控えて、現地団体
との意見交換をするだけに留めました。
その状況で今回の事件が起きてしまったので、メンバー間での第五回現地渡航
に関する議論というのもたくさん行いました。
ただ今回の渡航を中止にした場合、また次の渡航を行う際のハードルがあがっ
てしまうだとか、次にどういう基準で渡航に行くことを決めれば良いのかとい
う難しさを感じました。
その一方で、私自身の考えとしては、この団体は設立してまだ2年ということも
あり、急いでプロジェクトを進める必要はないと思ったので、最終的に中止と
することを決めました。
――(原)成田さんに続けてお聞きます。この現地渡航中止の決断を下すにあ
たって、現地のコネクションのある人、もしくはその他の現地団体から、「バ
ングラデシュに今は来ないほうがいい」など、何か情報やアドバイスはもらっ
たのでしょうか。
成田)ジアさん(筆者註 : バングラデシュ国際協力隊が現地渡航活動の際にお
世話になっているバングラデシュ人の方)というのはガイドの方なので、やっ
ぱり向こうからすれば私たちに来てほしいということで、バングラデシュは今
は安全だというようなことをいろいろ言ってくれて、来てほしいと言われたん
ですけど、やっぱり情報が私たちにあまり伝わって来なかったので、最終的に
は、現地団体からも来てほしいということだったのですが、メンバー間で考え
て、渡航を中止としました。
――原)今回のバングラデシュ国際協力隊の現地渡航活動中止の決断について、
現地での経験が長い日下部先生はどのようにお感じになるでしょうか。今後、
バングラデシュのみならず、テロが起きる危険性が少しでも存在する国へ渡航
する際の注意点などにも触れつつ、お答えいただければと思います。
日下部)結論から言えば、渡航すべきかどうか判断するのは非常に難しいとし
か言いようがありません。東京外国語大学も、基本的に今はバングラデシュへ
の渡航は認めていません。また、私自身も政府関連の研究機関の仕事で夏に渡
航するはずでしたが、研究所の方から「渡航中止」と言われ、キャンセルにな
りました。
実は今回のテロを受けて、イギリス・アメリカは、大使館、その他援助関係者
の本人以外の家族を全員帰国させる方針を打ち出しています。今回被害にあっ
たイタリアと日本だけが、それをしていない。
そこには、恐らく政治的な理由があると思います。日本は近年バングラデシュ
とビジネスにおける関係が深く、日本人を帰国させるとなると、バングラデシュ
-日本間のビジネスは停滞してしまいます。
何が言いたいかと言うと、そのくらい欧米の大使館は非常にピリピリした状態
にあります。そのような状況の中で、今成田さんもおっしゃっていたように、
バングラデシュ国際協力隊も渡航を中止せざるを得なかったのだと思います。
このような難しい状況は今回のテロが起きる前にもあり、2015年に日本人の星
さんが殺された段階で、青年海外協力隊はほとんど撤退することになりました。
星さんは現地の人と同じ物を食べ、ベンガル語を話し、イスラム教のモスクで
お祈りまでもしていた人です。NGOにしても青年海外協力隊にしても、一番のリ
スク管理は「現地に溶け込むこと」だという理念の下活動してきたわけですが、
今回それを最も実践しているような人が狙われて殺害されてしまった。
では、どうやって私たちは身を守れば良いのか。「これを実践していれば大丈
夫」というようなことが言えなくなってしまったわけです。
結果として、この事が青年海外協力隊のほとんどが撤退する判断材料になりま
した。これから成田さんが(渡航実施是非の)判断をしていくというのは、本
当に難しいと思います。答えになっていなくて恐縮ですが。
■バングラデシュ 16年度0.3ポイント減6.8%予測
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161025/mcb1610250500002-n1.htm
(SankeiBiz 2016年10月25日)
不安定な治安で経済成長停滞
バングラデシュは、不安定な治安情勢が経済成長を停滞させる恐れがある。
世界銀行は、同国の2016年度(16年7月~17年6月)の経済成長率を
前年比0.3ポイント減となる6.8%、17年度を6.2%と予測した。現
地紙デーリー・スターなどが報じた。
世銀の報告によると、最近のバングラデシュはテロ事件の増加が治安への懸
念を増大させており、投資や消費の意欲が減退する兆しがみえている。世銀は、
治安状況が改善されない場合、ここ数年の堅調な経済成長で培ってきた発展の
成果が損なわれる可能性があると指摘した。
同国は、今年7月に首都ダッカで外国人を標的にしたレストラン襲撃事件が
発生し、バングラデシュ人の実行犯6人を含む28人が死亡した。それまでも
外国人を狙ったテロ事件が起きていたものの規模は小さく、影響は軽微にとど
まっていた。
しかし、7月の事件では日本人7人を含む17人の外国人が死亡。ここ数年
で最大の被害が出たこのテロの発生により、国内における外国人の安全に対す
るイメージは大幅に悪化し、衣料品製造や支援関連の仕事にかかわる現地駐在
員の間でも衝撃が走った。
事件後、人々がホテルや美容院、レストランといった人の集まる場所を避け
るようになったため、サービス業では客数が減少して業績が悪化したという。
治安への不安で経済活動が低迷すれば、バングラデシュ経済の7割を占める個
人消費に悪影響が出る可能性がある。
また、さらなるテロ事件が発生するのではないかという不安が投資家の心理
を冷やし、外国からの直接投資(FDI)の減少と資本の流出につながること
も懸念される。
治安が不安定な状況が続けば、同国政府も国境警備や警察力強化など治安対
策に国の予算を割かなくてはならない。そうした場合、資金不足から開発が滞
る事業計画が続出する事態も予想されるという。
世銀は、衣料品などを製造するアパレル産業をはじめ、バングラデシュ国内
にある輸出依存型産業では、外国人が危険にさらされているというマイナスの
印象を払拭しなくてはならないと分析した。
一方で、世銀はバングラデシュについて、30年までに貧困層を劇的に減少
させることが可能とする前向きな予測も立てている。
世界各地でテロに対する脅威が高まるなか、国内の治安を向上させて経済成
長を実現できるか、同国政府の取り組みに注目が集まっている。
■2016年第3四半期 スマートフォンのグローバル販売動向
http://www.sankeibiz.jp/business/news/161026/prl1610261413090-n1.htm
(SankeiBiz 2016年10月26日)
2016年第3四半期 スマートフォンのグローバル販売動向
【概要】
・中南米は5四半期連続のマイナス成長から脱する
・EU離脱決定後のグレート・ブリテンはプラス成長
・中国は携帯電話会社の補助削減により2017年には需要が縮小する見込み
2016年第3四半期(7-9月)におけるグローバルのスマートフォン販売台数は前
年比7%増の3億5300万台、販売金額は同9%増の1040億USドルとなる見込みだ。中
国が好調を維持していることに加え、北米以外のすべての地域でプラス成長と
なっている。
2016年第3四半期 スマートフォン販売台数・金額
販売台数 販売金額
(100万台) (10億USドル)
2015年 2016年 伸び率 2015年 2016年
伸び率
第3四 第3四(%) 第3四 第3四(%)
半期 半期 半期 半期
西ヨーロッパ 33.0 33.4 1% 12.4 12.9 4%
中央・東ヨーロッパ 18.7 20.5 10% 3.6 4.2 17%
北米 46.6 46.2 -1% 17.5 17.5 0%
中南米 24.9 26.3 6% 6.1 8.0 31%
中東&アフリカ 40.2 41.9 4% 10.1 10.2 1%
中国 98.0 113.0 15% 28.3 31.7 12%
アジア先進国 17.4 17.9 3% 9.7 10.9 12%
アジア新興国 50.0 54.1 8% 7.8 8.4 8%
グローバル全体 328.8 353.3 7.5% 95.5 103.8 8.7%
Source: GfK Point of Sales (POS) Measurement data in 75+ markets, Octo
ber 2016
2016年通年のグローバルのスマートフォン販売台数は、前年比7%増の14億台に
達する見込みだ。これは中国が同15%増と大きく成長したことが寄与している
が、2017年通年では中国の販売縮小により、同3%増にとどまることが予測され
る。
※一部抜粋
アジア先進国*:高価格帯製品、オーストラリア、日本の伸長により数量前年比
3%増に
アジア先進国における2016年第3四半期のスマートフォン販売台数は前年比3%
増の1800万台と、2四半期振りのプラス成長に転じる見込みだ。オーストラリア
が同6%増とプラス成長に転じ、日本も成長率が改善している。アジア先進国で
は高価格帯(500USドル以上)が同7%増と好調に推移している。アジア先進国に
おけるスマートフォン販売台数は2016年、2017年と7300万台で推移することが
予測される。
アジア新興国*: フィリピンとバングラデシュが市場をけん引し数量前年比8%
増に
アジア新興国における2016年第3四半期のスマートフォン販売台数は前年比8%
増の5400万台となる見込みだ。フィリピンが同27%増、バングラデシュが同17
%増と市場の成長を支えている。高価格帯(500USドル以上)の販売は同6%減
となっており、台数構成比は4%に縮小している。アジア新興国における2016年
通年のスマートフォン販売台数は同7%増の2億1100万台、2017年は同8%増の2億
2900万台と予測される。
スマートフォン販売:2015 年実績および2016年予想
販売台数 販売金額
(100万台) (10億USドル)
2015年 2016年 伸び率 2015年 2016年 伸び率
(%) (%)
西ヨーロッパ 135.4 133.7 -1% 52.9 53.6 1%
中央・東ヨーロッパ 71.5 77.3 8% 14.5 16.0 10%
北米 191.1 191.7 0% 72.1 72.7 1%
中南米 108.4 104.5 -4% 26.8 29.3 9%
中東&アフリカ 157.5 171.2 9% 40.4 42.2 4%
中国 385.3 444.7 15% 116.2 131.2 13%
アジア先進国 73.4 73.1 0% 43.0 44.0 2%
アジア新興国 197.9 211.3 7% 32.2 32.8 2%
グローバル全体 1,320.5 1,408 6.6% 398.1 421.8 6.0%
■アパレルの丸久、バングラデシュで工場増設
http://www.shokochukin.co.jp/newsrelease/pdf/nr_161031_02.pdf
(商工中金 2016年10月31日)
「グローバルニッチトップ支援貸付制度」適用バングラデシュに工場を増設し
て欧州への販売強化を図る丸久株式会社を金融面からサポート!
商工中金は、平成 26 年 4 月に「グローバルニッチトップ支援貸付制度」を創
設し、政府の「日本再興戦略」に沿って、特定分野に優れた中小企業等の海外
進出をサポートする取り組みを行っています。商工中金が期間 10 年一括償還
・成功利払いの長期資金を供給することで融資先の事業リスクを軽減しつつ、
民間金融機関と協調して融資に取り組み、対象企業の戦略的な海外事業展開を
支援するものです。
商工中金(徳島支店)は、同制度を活用し、丸久株式会社(本社:徳島県鳴門
市、代表者:平石 公宣氏)に対し、民間金融機関等と協調して、バングラデシュ
での工場増設資金 5 千万円を融資しました。
丸久株式会社は、子供服や肌着、紳士・婦人服の企画・製造・販売を行うアパ
レルメーカーです。糸から生地を製造し、裁断・縫製まで一貫対応できる数少
ない企業として、国内外のアパレルブランドから製造を請け負っています。ま
た、タイとバングラデシュに現地法人を構え、海外生産も行っています。
今回、同社は、海外アパレルブランドの多様なニーズに応えていくため、総投
資約 4 億円をかけて、バングラデシュ国内に工場を増設して衣料品の生産品目
や生産能力を増強し、欧州への販売強化を図る事業計画を策定しました。本格
稼働は平成29 年4 月を予定しており、生産能力は従来から約 5 割増加する見
込みです。
商工中金は、本事業が同社の競争力向上につながり、海外市場の開拓に寄与す
ることを高く評価し、民間金融機関等と協調して必要資金を融資しました。
これからも商工中金は、国内外の 104 店舗に設置している「中小企業海外展開
サポートデスク」を通じて、資金面のみならず各種ソリューション・情報提供
等を行い、対象企業の戦略的な海外事業展開を支援してまいります。
■バングラデシュ、中国と関係強化 総額150億ドルの貿易投資協定締結
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161101/mcb1611010500004-n1.htm
(SankeiBiz 2016年11月01日)
バングラデシュは、中国の習近平国家主席が10月に来訪した際に、大型の
協定を相次いで結んだ。協定に基づき、中国から同国への投資総額が約150
億ドル(約1兆5717億円)に達する見通しだ。現地紙デーリー・スターな
どが報じた。
10月15日には、136億ドル規模の貿易投資協定が結ばれた。バングラ
デシュ側からは複合企業最大手ベキシムコ・グループや同大手メグナ・グルー
プなど民間11社と青年・スポーツ省、バングラデシュ電力開発委員会、中国
側からは国有8社と民間5社の合計26社・団体が参加する。
この協定に基づき、中国の建設会社がバングラデシュ南東部コックスバザー
ルのクリケット場の建設を請け負うほか、ベキシムコとメグナがそれぞれ発電
所を建設するなど、13の共同事業を行う方向だ。
また前日の14日には、バングラデシュの13社と中国の国有7社がバング
ラデシュ製品の中国市場への輸出増などを目的とする1億8600万ドルの貿
易投資協定も結ばれた。バングラデシュの主要産品であるジュート(黄麻)や
ジュート製品、皮革製品分野への投資が中心になるという。
バングラデシュのアフマド商業相は、南東部チッタゴンの経済特区において
中国の投資家への優遇制度を手厚くするとし「両国間で自由貿易協定(FTA)
を締結できれば、相互利益につながる」と述べるなど、今後も中国との関係強
化を図っていく姿勢を示した。
バングラデシュは、中国がライバル視するインドとの関係が深い。しかし、
対中輸出額が2007年の31億336万ドルから15年には96億4580
万ドルとなり、中国からの投資額も02~09年の3億ドルが10~16年は
9億2000万ドルになるなど、近年は中国との経済関係が急速に深まった。
中国は、今後5年間でバングラデシュに230億ドルの投資を行う姿勢も示し
ている。
■中国、南アジアを戦略的に重視 バングラデシュとのエネルギー協力拡大
http://www.infochina.jp/jp/index.php?m=content&c=index&a=show&catid=
6&id=13605
(人民日報 2016年10月27日)
中国政府高官は先ごろ訪れたバングラデシュのダッカで、バングラデシュで
の石炭火力発電所2カ所の建設を含む協力協定を発表した。発電所は、バングラ
デシュ南部パトゥアカリ県パヤラの1320メガワット石炭火力発電所と、港湾都
市チッタゴンの1320メガワット火力発電所。
これについてインドメディアは10月23日、中国とバングラデシュのエネルギー
協力が、インドとバングラデシュのエネルギー協力を初めて上回った事例にな
ると紹介。≪中国がインドを上回りバングラデシュ最大のエネルギーパートナ
ーになる≫というタイトルの記事によると、バングラデシュは2009年にインド
の支援のもと、スンダルバンス保護区近くにあるランパルで石炭火力発電所2基
の建設に着手した。ところが、地元住民による大規模な抗議活動を受け、バン
グラデシュは2基目の石炭火力発電所の建設をあきらめたという。
また、他の協定には、気候変動対策と再生可能エネルギー分野での協力に関す
る条項もある。バングラデシュBRAC大学のアイヌン・ニシャット名誉教授は、
技術レベルが比較的低い石炭火力発電所よりも再生可能エネルギーを選べば、
中国が太陽光と風力発電市場で先駆的な地位を築くことにつながるとの見方を
示した。
バングラデシュは2021年までに発電能力を2万メガワットに増やす構想を持って
いるが、こうした考え方の人は依然として少数派だ。発電量を現状よりも5割増
やせば、向こう5年以内にバングラデシュの発電量は現在の1万2780メガワット
から2万メガワットに増加する。
こうした投資協定やコラボレーション方式は、中国の新シルクロード計画に非
常に大きな影響を及ぼす。中国の新シルクロード計画でバングラデシュは、戦
略的に重要な位置付けとなっている。この計画はアジア、欧州、アフリカの国
と市場を相互接続することを目指すものだ。
過去に中国が南アジアをこれほど重視したことは無かった。英『デイリー・ス
ター』は北京大学南アジア研究センターの姜景奎主任の話を引用し、中国が20
13年に「一帯一路」構想を打ち出して以降、南アジアの重要性は日ごとに増し
ていると指摘した。
■みんな虎になるのだ!
http://www.sankei.com/photo/daily/news/161031/dly1610310003-n1.html
(産経フォト 2016年10月31日)
バングラデシュのダッカで行われたクリケットの試合で応援するバングラデ
シュのサポーター。完全に虎になりきっています。
■書籍:乃笑の笑み 一番行きたくなかった国バングラデシュ
http://sanpaolo.or.jp/?p=1154
(聖パウロ修道会サンパウロ 2016年10月14日)
バングラデシュと比べて50の物がある日本の人は、『50倍幸せ』ですか?
スタディツアーの何たるかも知らぬまま、バングラデシュに来てしまった女子高生の驚きと疑問。食事は素手で、井戸は汲まなきゃ水は出てこない――。でも「お金」「地位」「名誉」は、本当に人を幸せにしてくれるのだろうか? 映画『風に立つライオン』(原作:さだまさし)に背中を押されて書き上げた、発展途上国と先進国日本への思い。バングラデシュの子どもたちにもらった笑顔のバトンを日本に届けたい…。
さだまさしさん推薦!
いつの日か観た映画か゛無意識に脳裏に残り、あるとき急に具体的な映像になって蘇る―。
それはやがて、大きな決断を導くことになる。乃笑(のえみ)さんから突然届いた本のゲラ刷りと手紙は、そのことを雄弁に語っていた。そして会ったこともない女子高生の『冒険』にかかわれたことを、私は誇らしく思った。
著者:川嶋乃笑
判型:B6判並製
本体:1,600円+税
ISBN:978-4-8056-6935-8
発行:サンパウロ

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